沖縄の救急、地域医療のために。救急車型ドクターカー導入に支援を！

いつも私たちのプロジェクトへのご理解と温かいご支援、本当にありがとうございます。

さて、全国各地で第11波とみられる新型コロナの感染拡大が起こっています。

ここ沖縄でも、5月のゴールデンウィーク明けから徐々に感染者が増え始め、今月に入っても右肩上がりで患者数は増え、友愛ERでも毎日、コロナ患者さんの対応にあたっています。

また、酷暑の日々が続き、熱中症で運ばれてくる患者様も増えております。

7月18日現在、沖縄県南部の救急病院はどこも満床で、発熱患者さんや新型コロナの患者さんの受け入れが困難な厳しい状態となっており、当院でも非常に心苦しくはあるのですが、泣く泣く受け入れを断らざるをえないような状況です。

また、新型コロナの感染拡大で、所轄消防も救急搬送要請が増加し、さらに受け入れ先の決定にも時間がかかるため、病院だけでなく地域の救急医療体制が逼迫しています。

そのような厳しい状況ではありますが、友愛医療センタースタッフ一同、地域の医療を守るため、できる限りの努力をさせていただいております。

そしてその状況が多くのメディアで取り上げられ、ご視聴いただいた多くの方々から、私たちへの温かい励ましのお言葉をたくさんいただいています。

本当にありがとうございます。

改めまして、私たちは、救急車型ドクターカーを導入することで、このような救急医療逼迫時にも地域の救急医療を守れるようなシステム作りに取り組みたいと考えています。

ただ、現時点で392名の皆さまから1600万円近くの温かく強力なご支援をいただいておりますが、私たちの目標達成にはあと400万円近く足りておりません。

このような困難なときだからこそ、なおさら、友愛ERを頼りにしてくれている地域のみなさま、所轄消防のみなさまからの思いや期待に寄り添い、コロナの感染拡大時であっても、災害時であっても、どんな時でも、みなさまのお役に立てる存在でありたいという決意を新たにしています。

今もこれからも、私たちが地域のみなさまのセーフティーネットとしての役割を果たせるよう、必ず、このプロジェクトを成功させるという思いは変わりません。

そのためにもぜひ、みなさま方の引き続きのご支援を賜りたく存じます。

温かい寄付のみに限らず、私たちのプロジェクトをお近くの皆さまにお知らせしていただくだけでも充分ですので、どうぞ私たちの夢の実現にご協力お願い申し上げます。

そして皆さま、感染予防対策、熱中症対策を改めて意識していただき、くれぐれも、ご自身と周りの大切な方々が健やかに過ごせるようお気をつけ下さい。

友愛医療センター　救急科　部長　山内素直

プロジェクトメンバー　一同