こんにちは、ACE代表の岩附由香です。

みなさん、ご支援本当にありがとうございます!

 

さて、今日は母の日。

きっと日本全国津々浦々、多くの方がお母さんに「ありがとう」の気持ちを伝えていらっしゃるのではないかと思います。

 

実は私も約5年前、高齢出産でお母さんになりました。

妊娠発覚から出産までの9か月の間、「たまごクラブ」で知識を蓄え、便利育児グッズを買い、周到な準備をして出産を迎えたつもりでしたが、出産、退院して実家に戻って強烈に思ったのは

 

「お母さんて、こんなに大変だって、知らなかった!」

ということでした。

 

2時間起きに母乳を飲ませ、おむつを替え、理由もわからず泣き続ける0歳児を、出産直後の体力がまだ戻らない状態の中24時間体制でみるのは、まったく想像していなかった、体力・気力の限界を問われる、いとおしくもあるけれどもつらい反復作業でした。家族のサポートなしには、はじめの1か月、乗り切れなかったと思います。

 

そして、第一子が6か月の時に仕事に復帰、第二子の時は3か月で復帰し、現在2歳と4歳の女の子2人と、会社員の夫と4人の生活を続けています。

 

「仕事と育児の両立って、どうしてるんですか?」

 

と、たまに聞かれるのですが、そう聞かれるとつい「わかんないんです」と答えてしまいます。

 

何を持って両立していると言っていいのか、正直、わからないのです。

 

ただ日々、子どもたちを起こし、朝ごはんを食べ、保育園へ送り、仕事をして、保育園へ迎えに行き(夫や母が行くことも)、年に数回は海外出張に行き(夫のお母さん、実家の母サポートあり)、子どもは一応すくすくと育ち、夫婦仲は熱くも冷たくもなく、ACEの活動はおおむね順調に進み、組織もそれなりに安定して運営されているように思えます。

 

「パートナーがいて収入はあるし、子どもも出来て、それで十分じゃない?なんで仕事までしたいの?」

 

そんな投げかけを、頂いたことがあります。

なんでかわいい子どもを保育園に預けてまで仕事をしたいのか。不思議に思う方も、いらっしゃるのかもしれません。

 

実際、育児休暇中、温かい日差しの中すやすや眠る子どもを横にみながら洗濯物を干すそんな瞬間にしあわせを感じ「専業主婦という選択肢だって、なくはなかったんだよなぁ」とチラッと思ったことがあります(しかし私は無理だと思いますが)。逆に、子どもがいなければ、出張にもガンガン行けるし、夜の交流やイベントにもガンガン出れるし、もっともっとたくさん仕事が出来るのに、と思うこともあります。

 

じゃあ、なぜ働きたいのか。

みなさんは、なぜ、働いているのでしょう?

 

私の場合は、自分が “ありのままの自分”として社会とつながる接点を持つことが、自分の生きがいであり、生きる意味があるように感じているからだと思います。「妻」にも「お母さん」にもなる前から、自分が目指していたこと、やりたかったことが、まだまだたくさん、あるのです。「お母さん」「妻」という“役割”は後から与えられたもの。そうなる前の時間がまぁまぁ長かったので余計に、自分のキャリア×目指していることへの執着は、強いかもしれません。

 

そして労働の対価の報酬を頂き、それを自分や家族のために使ったり、自分の意志で使えること。その経済的自由を持つことも、重要なパートだと思います。

 

ACEで行っている「ピース・インドプロジェクト」では、お母さん、そしてこれからお母さんになる若い女性たちを支援しています。

 

洗濯機や食器洗い機はおろか、上下水道、安定した電力供給も十分にない中、村の女性たちの仕事と家事、育児の両立は、私たち以上に厳しいものだと思います。

 

それでも、収入向上プログラムに参加したり、職業訓練を受けたりした女性たちは、生き生きとしてきます。表情も、見違えてきます。

 

お母さんたち、若い女の子たちが仕事に「生きがい」を見出すこと。

自分の力で、自分と家族の未来を描けるようになること。

子どもを働かせなくても、家族が生活できる、という確信を根拠を持って感じられること。

このプロジェクトの主目的は児童労働の撤廃ですが、このプロジェクトの中で起きていることの一部は、女性のエンパワーメント、なんだと思います。

 

インドでも、日本でも、女性が心から「活躍できる」と思える社会になったらいいですよね。

母の日に寄せて、そんなことを思ったのでした。

 

保育園で描いてきてくれた絵。「ママ」じゃなくてなぜか名前なのがツボ(笑)
初めて母の日のプレゼントをもらい、ゆか嬉しい。
 

 

 

右のリターン一覧から、プロジェクトへのご支援よろしくお願いいたします。

 

 

 

ACE代表 岩附由香