こんにちは、ACEの田柳です。

 

このクラウドファンディングも、いよいよ今日を入れてあと3日となり、パソコンでの表示だと日数ではなく時間での表示となってきました。現時点であと50時間だそうです!

いよいよ終了が近づいてきたという感じがします。

 

このクラウドファンディングで応援していただいている「ピース・インド プロジェクト」は、ACEと、現地NGO・SPEED(スピード)のインド人スタッフの協働で行っています。日本人スタッフである私は、現地にずっと駐在している訳ではないため、日々の村での活動はSPEEDのスタッフが行っています。

 

現地パートナーNGO・SPEEDのスタッフたち

 

スタッフは毎日、家庭や畑を訪問しての子どもを働かせている親や雇い主との話しあい、ブリッジスクール(プロジェクトで運営する、公立学校に就学するための補習学校)での先生の役割、収入向上支援を受けるお母さんが問題を抱えていないかの確認訪問、職業訓練センターで義務教育年齢を過ぎてしまった女の子たちへの読み書きや縫製・刺繍の訓練、村の公立学校と住民との関係改善の仲介など、様々な業務を担当し、2つの村と2つの集落で行っています。

 

子どもを働かせている親にとって、毎日訪ねてきて、子どもを学校に通わせるよう呼び掛けるスタッフは、やっかいな存在に感じられることも少なくありません。時には、訪問先のおとなから暴力を受けそうになることもあります。

 

コットン畑を訪問し、働く女の子に質問をするスタッフのエーランナさん(左)

 

ですが、働いていた子どもをブリッジスクールに通わせるようになったおとなに、どうして子どもを通わせることに同意したか尋ねると「スタッフが毎日毎日家を訪ねてくるから、1度試しに通わせてみることにした。」という答えが返ってくることが1番多いのです。

 

もちろん、ブリッジスクールに来れば給食が出たり、靴やカバンなどの制服・学用品を受け取れるということも、最初のきっかけになることも多いです。また、1度ブリッジスクールに来ても、次の日にはまた親に畑に行かせられてしまう子どもがほとんどです。

 

それでもスタッフは、毎日毎日自分から通ってくるようになるまで、家庭訪問を続け、子どもを畑に出さず、ブリッジスクールに来るよう働きかけます。

 

そんな活動をしているうちに、おとなは子どもの変化に気付きます。

 

 「髪を櫛でとかすなど自分で身なりを気にするようになった」

 「子どもが、笑うようになった」

 

話を聞いていると、生活の中のささいなことが、とても特別であるということに気付かされます。

 

そんな子どもの様子を見て、子どもの稼ぎを頼らずにおとなだけの稼ぎで生計を立てられるようになりたいと、子どもを学校に通わせ続けたいと、考えを変化させていくおとな達がいます。

同時並行で収入を安定させる訓練を行うなど、おとなだけで家計を支えられるように働きかけを行い、1人ひとりの子どもが労働から抜け出し学校に通い続けられるようになることを目指しています。

 

毎日の地道な活動が、おとなの考えの変化を起こし、実際に子どもが労働から抜け出し学校に通えるようになることを支えています。

 

スタッフの1人であり、誰よりも早い時間から遅い時間まで、村の人々を訪問しているエーランナさんに、どうしてそんなに毎日この仕事を頑張れるのか聞いてみたことがあります。

「自分は、子どもたちが本当は働きたくなくて、学校に行きたいと思っていることを知っているから。」という答えが返ってきました。

 

私たちは、子どもたちの親、村長、学校の先生たちなど他のおとなの誰よりも、子どもたちの味方であろうとしています。そして、そんな姿勢が少しずつ村のおとなにも伝わっているのではないか、と思っています。

 

ブリッジスクールで自分で描いた絵を見せる子どもたちとスタッフたち

 

 

コットン生産地の子どもやお母さんたちだけでなく、日々活動をしているSPEEDのスタッフも、日本のみなさんからのご支援に支えられています。

クラウドファンディング終了まであとほぼ2日。引続き、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

ACE田柳優子

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