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ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議で臨床美術展を開催!

フルイ ミエコ/京都<臨床美術>をすすめる会代表

フルイ ミエコ/京都<臨床美術>をすすめる会代表

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議で臨床美術展を開催!
支援総額
1,188,000

目標 900,000円

支援者
112人
残り
終了しました
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2016年10月06日 11:07

シンポジウムで伝えたい〜介護家族も含めた認知症ケア臨床美術

 今日は介護している家族が参加することで、家族にとっても臨床美術が特別な役割を果たすということについてご紹介します。私たちが認知症ケアとしての臨床美術でお伝えしたいことは、患者の生きている力がアートを通じて解放され、作品という形で結実することによって生まれる変化です。それはつまり患者が作品を褒めてもらうことで自信を回復すること。そして周囲が認知症の方の感性の素晴らしさに気づき、尊厳あるひとりの人として患者を再発見できることです。

 しかしそれに加えてもうひとつ、大事な魅力があるのです。それは介護家族も視野に入れた認知症ケアとしての臨床美術です。

 

 京都府立医科大学神経内科では、2008年から認知症患者と介護家族が一緒に参加する臨床美術講座にとりくみ、いま9年目を迎えています。この講座で私は多くの介護家族の皆様と出会い、臨床美術の講座に参加する上での苦労と共に、講座が家族にとってもかけがえのない場になっていることを学ばせていただきました。

 

 ある娘さんは患者であるお母様が、発病後は自宅に引きこもりがちで心配していたけれども、臨床美術に参加するようになって非常に明るくなり、おしゃれも楽しめるようになったと喜んで、毎月二人で外出することを楽しみにしてくださっています。

 

 別の奥様は患者であるご主人が、臨床美術の講座には行きたいと話され、家に帰ってからも「次はいつか?」とすぐに聞かれるというのです。作品は毎回ご夫婦二人分を壁に張り出し、立体などは写真撮影をして保存しているとのことでした。作品を見ながら家でも「今日は楽しかったね」とお話されているそうです。

 

 認知症の介護には家族も不安が大きく、悩みが多いものです。そんな家族が患者と安心して出かけることができる講座は、生活のリズムを回復する上で役立っているようでした。また会場に来られた時には不穏な精神状態の方も、作品をつくることで気分も落ち着き、お帰りの時には笑顔で帰って行かれることもよくありました。

 

 もちろん介護家族には、講座参加の為たいへんな苦労もあります。

講座のある土曜日の朝に急に気分にムラが出たり、楽しみにしていたはずなのに急に車に乗りたがらないなど。認知症の症状の現れとして考えられることです。家族はなだめて、話して、本人の好きなおやつを食べさせて、、、まさにいろいろな工夫をしながら、なんとか講座の会場まで一緒に来てくださっているのです。しかしそれは、「とりあえずここに来ればなんとかなる」という臨床美術への期待と信頼があるからなのです。

 

 そして講座の間は、患者と家族は別々に分かれて座ります。そのことが、介護家族にとって、とても大事なことなのです。家族は作品を作りながら、介護の悩み、2週間の家でのできごと、いろいろ交流されています。いつも患者と一緒ではなかなか言えないようなこともたくさんアウトプットされて、家族が少し開放的な気分になれるひとときです。府立医科大学神経内科では介護家族への臨床美術の効果に注目し、数ヶ月に1度、制作はしないで行う家族だけの交流会開催にも援助を続けて下さいました。交流会では公共サービスの利用方法についての疑問や自宅での介護の悩みなど、家族同士で情報交流されます。この交流会でのアドバイスや応援を通じて、実際に多くの方がデイサービスなどの利用にも結びつきました。

 臨床美術への参加を通じて介護家族の間にはとても強い絆が生まれました。介護家族同士が励ましあい、お互いを心にかける関係は、精神面で家族を支える結果になったと感じています。もちろん、介護家族の出会いの場は他にもありますし、多くのつどいやカフェなどが機能し役割を果たしています。それらも等しく重要ですが、臨床美術は全員が表現活動をするということがベースにあるからこそ対話がしやすかったり、経歴や職歴に関係なく関係がフラットになりやすいなど、独自性があるように感じています。

 

 ADI国際会議では作品展に加えてシンポジウムを開催し、介護家族にとっての臨床美術の魅力についてもお伝えしたいのです。シンポジウムでは介護家族に登場してもらい生で語っていただく予定です。神経内科の医師には専門的な知見から「認知症と美術」についてお話しいただき、講座担当の臨床美術士からも講座の様子をお伝えします。

 

 140万円の目標が達成できれば実現できます。

 どうか皆様のご支援をよろしくお願いします!!

 

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リターン

3,000

サンクスメール

ご支援いただいた皆様に事務局よりお礼のメールを送らせていただきます。

支援者
28人
在庫数
制限なし
発送予定
2016年12月

5,000

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クリアファイル (カリフラワー)

・サンクスメール
・認知症の方の作品をデザインに使用したクリアファイル(作品名:「カリフラワーを描く」)を1枚お届け

支援者
42人
在庫数
20
発送予定
2016年12月

10,000

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ポストカードセット A 

・サンクスメール
・認知症の方の作品をデザインに使用したポストカード5枚を1セットでお届け

支援者
10人
在庫数
85
発送予定
2016年12月

10,000

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クリアファイル (セコガニ、カリフラワー)

・サンクスメール
・認知症の方の作品をデザインに使用したクリアファイル(作品名:「カリフラワーを描く」「セコガニを描く」)を2枚セットでお届け

支援者
36人
在庫数
26
発送予定
2016年12月

50,000

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ポストカードセット B

・サンクスメール
・認知症の方の作品をデザインに使用したポストカード10枚(AセットとBセット)をお届け

支援者
1人
在庫数
99
発送予定
2016年12月

100,000

京都<臨床美術>をすすめる会活動記録&作品写真集

・サンクスメール
・京都<臨床美術>をすすめる会の活動記録を兼ねた、臨床美術講座で描かれた参加者作品の作品写真集を1冊お届け

支援者
2人
在庫数
28
発送予定
2017年3月

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