
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 69人
- 募集終了日
- 2022年1月31日
【DV防止法】男性優位の国会が壁。立法の裏で戦った女性の話
いつもご支援・応援ありがとうございます。
モリモリ博士こと、守屋俊甫です。
今日は、DV防止法の話。
(DV防止法の正式名称は「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」である)
DV防止法は、1990年代に家庭内での女性への暴力を問題視する声が国際的に広がったことで、日本国内での家庭内暴力に関する調査が行われ、2001年に議員立法から生まれた背景があります。
当時、参議院議員だった小宮山洋子さんがその中心にいました。
小宮山さんの記事1) には、DV問題に取り組む最初のハードルが、そもそも国会の中にあったことが綴られていました。
「家の中のことを国会という公の場で話すなんて、とんでもない」
家庭は、社会を構成する最小単位であるのに、当時の国会では目を向けてこなかったテーマだったんです。
おそらく、当時の国会は、今以上に家事育児をしていない男性が圧倒的に多く、家庭内で起きていることを、問題提起すること自体が、少なかったのでしょう。
初めて行われた家庭内暴力に関する調査では、夫からの暴力で命の危険を感じた経験のある女性が20人に1人に上ることが明らかになったのです。1)
そして、小宮山さんは、超党派の議員たちプロジェクトチームを作り、官公庁、NGO/NPO、被害当事者などを交えて、DV防止法を成立させました。2)
もし、このDV防止法がなかったらと思うと、約20年間でのDV被害はもっと増えていたと私は思います。
社会の目が変わり、被害者を救済するネットワークが生まれました。
そして、被害者を臨時的に保護する「保護命令」によって加害者と被害者を分断できる手段を得ました。
ただ、2001年当時の小宮山さんも、これで完璧な法律ができた!とは思っていなかったみたいです。2)
足りない点があるけれど、改正しながら、より良い法律にしていく。
今の国会でも、まさにDV防止法は改正されようとしています。
私はDV問題に触れてきて、まだ日が浅いです。
ですが、これまで以上に、被害者を守り、加害者を更生させられる法律へと変わって欲しいし、被害者も加害者もつくらない予防教育を広げて欲しいと切に願います。
この法律が、より多くの人を救うセーフティネットになるために、私たちも当事者として、これからも積極的に発信していきます。
DV環境=支配の世界
を根絶していきましょう。
引用
1) 毎日新聞記事(2022年6月24日付 Yahoo!ニューストップ記事)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb94478a6664fef397842222a5cd58bcc7ed8368
2) 「DV 防止法を議員立法で作って…」国際ジェンダー学会 特集記事
リターン
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