47年間愛されて引退した北海道初の電車「赤電」を残したい！

みなさま、3月から５ヶ月間に渡るご支援本当にありがとうございました。

本日午前、「赤い電車」を保存予定地のファームレストラン「大地のテラス」に移送を完了しましたので、ご報告させていただきます。

混乱回避のため、輸送や設置に関する情報を支援者のみなさまにお知らせできなかった事は誠に申し訳なく思っていますが、ご理解をいただき無事故で無事作業を終える事が出来ました。本当にありがとうございました。

8月10日午前10時、設置場所での最終チェックを終え13時から積み込み作業開始。夕暮れ前までに完了。そして待機。明けて11日（本日）午前2時より最終輸送打合せ。午前3時20分輸送開始。5時現地入場完了。6時から吊り上げ作業準備。9時50分、無事設置完了となりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（9：35撮影）

24時間以上に渡る作業を実施して下さったJR北海道をはじめ、ナラサキスタックス、三和重機、ショウエイロジックスの各企業の担当者のみなさま、本当にありがとうございました。深く感謝申し上げます。

赤い電車が保存地に設置完了した事は、ひとつの区切りです。しかし今日がこの「赤い電車」が鉄道文化遺産として新しいスタートを切った日でもあります。

これから少しでも長く、できるだけ綺麗な姿で多くのみなさまに愛されて行きますようメンバー一同取り組んで参ります。

今日も午後から、さっそく美装や施錠対策を施して参りました。徹夜明けの炎天下の作業にも関わらず生き生きと作業しているスタッフの姿に、胸を打たれました。必ずやみなさまのご期待に応えられる保存活動ができるものと、確信しております。

内部の公開については、今週末の8月7日17：00よりライトアップでのプレ公開、翌8日から2日間は「赤い電車まつり」として、大地のテラスレストラン駐車場にて、グッズやファーストフードを販売する屋台を実施します。見学を兼ねてぜひご来場ください。

この度は本当にありがとうございました。またこれからも「赤い電車」をよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道鉄道観光資源研究会　代表　永山 茂

＊なお11日以降は、不定期のレストラン休業日を除き毎日10：00～17：00の間にどなたでも自由にご覧いただけます。問合せは0126-23-2020「大地のテラス」まで。