命の格差をなくす。殺処分対象の命を救い続けるため医療費のご支援を

いつも応援ありがとうございます。日本動物生命尊重の会A.L.I.Sの坂本です。

 

プロジェクト終了まであと3日、第二目標金額まであと約80万円となりました。

ご支援いただいた費用は保護犬・猫たちの医療費として大切に活用させていただきます。

 

当会は、ボランティアスタッフの皆さんにとても支えられています。皆、動物愛に溢れており、素晴らしい方々ばかり。

 

素敵なメンバーに支えられているからこそ、活動をこれまで30年以上継続することができております。

 

本日は、そんなスタッフの一人、搬送ボランティアを担っていただいているM・Tさんのご紹介をさせていただきます。

 

 

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■アリスの活動を始めた理由

 

主に搬送をしておりますM.Tです。

 

『雑種の成犬を中心に保護している』というアリスの会の考えが、目に止まり気になり、アリスの会にコンタクトを取ったことが活動の始まりでした。

 

 

｜埼玉保健所収容／放浪ワンコ「チーズ」

 

このクラウドファンディング活動の期間に、1頭の預かりをしておりました。埼玉の動物指導センターにお迎えに行き、その少し後、私の家での暮らしが始まりました。

 

 

元気いっぱいのチーズは、お散歩が大好き。

 

 

お散歩をしながら、時々こちらを振り向いて、ニッと笑いかけるのです。私はその嬉しそうな顔を見て毎度安心しましたし、こちらも嬉しくなりました。

 

ですが、いつの日か、その子はお散歩中に私に笑いかける行動をしなくりました。元気さは変わらず、むしろパワーアップしていたと思います！……実はその子は、私のことを確認していたのかもしれない、と思いました。

 

ニッと笑い『僕は楽しいよ。』と教えてくれ、『この人大丈夫だよね⁈』と言う意味もあったのかもしれません（笑）。

 

その後『この人大丈夫なんだ‼︎』となり、そして振り向いて私を確認する行動が自然となくなっていったのかなあと。

 

その子は、埼玉の地を毛玉だらけで彷徨っていたところを保護されました。どんな過去を背負っているのか全くわかりません。

 

私とのお散歩初期はその子なりに気を遣っていたのだと思います。健気な様子になんだか切なさを感じました。

 

そんなチーズは、最近譲渡が決まりました。

 

これから彼の犬生が幸せな日々であふれることを心から願わずにはいられません。

 

 

｜那須の野犬「てん」と「はな」

 

また、ある時は、那須で捕獲した4頭を、事情があって車で場所移動をしなければならないときがありました。

 

その子たちは、何が起きるのかわからない恐怖で、脱糞をすることも。

捕獲後、時間が経ってもまだいろいろ怖いのです。

 

そうやって頑張って生きようとしているその子たちを見ていると、「私が普段感じている問題としていることは、大したことないなあ。よし頑張ろう‼︎」と思わせてくれます。

 

 

｜那須の野犬「テンダー」

 

那須の野犬繋がりで言えば、野犬「テンダー」の病院搬送の時のこと。

 

近くのパーキングから病院までの道のりをリードを引きながら歩いていた時、あと少しここを進めば病院なのに、どうしても動かないテンダー（笑）。

 

 

静かに、でもハッキリと意思を示すのです。

ずっと生き抜いてきたテンダー。意思の強さを感じ、そして尊さを感じました。

 

 

 

｜最後に、応援してくれている皆様へ

 

犬猫に優しい世界を目指して、

 

できる人が！
できる時に！
できる事を！

 

皆様とともに、行動していきたいと思っています。

その小さな一歩が、命を繋げると信じています。

 

今回のプロジェクトで、多くの方からのご支援とお気持ちのありがたさを本当に感じました。それらは必ず繋がり、小さなことから大きなことまで動かす力があります。

 

 

また、現在のアリスの会や、現在の犬猫界隈においても、アリスの会で代々活動されてきたメンバーの皆様の功績が少なからずあっての今、だと感じています。（アリスの会の長期メンバーに一目おいている、後発メンバーの私です╰(*´︶`*)╯♡）

 

 

どの子も、生きる力があります。

私は、いちボランティアにはなりますが、これからも彼らの「生きる力」を引き出すお手伝いを続けていきたいと思っています。

 

人と動物が、当たり前に、共生できる世の中になることを願って。

 

 

 

搬送担当　M.T