第47回夏の子ども会 終了しました
このたびは『児童養護施設の子どもたちに夏のキャンプ体験を届けたい2021』をご支援くださいまして誠にありがとうございました。
昨夏は新型コロナウィルスの感染再拡大期が『第47回夏の子ども会』会期中と重なり、様々な場面で難しい舵取りが迫られる状況が続きました。そのような状況下にもかかわらず、私どもをご信頼のうえご参加くださったご家庭や継続的にご指導くださる医療関係者ならびにプロジェクト支援者のお支えにより、夏の子ども会を開催することができました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
おかげさまでこの取り組みは今年で4年目を迎えることができました。各地域の児童養護施設にもプロジェクトの主旨が浸透しつつあり、前向きに参加をご検討くださる施設が多かったものの、会期が感染拡大期と重なってしまったことで、参加をご辞退される施設が相次ぎました。最終的には京都の施設から中学三年生の男児1名がご参加くださいました。
この男児に限らずですが制限の多い生活が長く続いている反動もあり、現地では羽を伸ばし、仲間と元気に駆け回る姿があちらこちらで見受けられました。マスク越しからでも表情が生き生きしている様がよくわかるほとでした。屋外の行事では条件が整う場合にはときにマスクを外して、自然の中で開放的な時間を過ごすこともあり、このこと一つとっても夏の子ども会開催の意義を感じることができました。
一方、各施設の担当者からは、キャンプに送り出すことができず、思い悩む声が寄せられました。それぞれの担当者からは、子どもの命を預かる責任から施設や自治体の方針に従わざるを得ないことや、万が一にも送り出した児童が感染していた場合には他のお子さんに迷惑をかけてしまうことの可能性に配慮し、辞退したい旨を聞かせてくださいました。皆さま最後にはこの状況が良い状況に向かうのであれば「是非とも参加したい」「来年もぜひ」とこの取り組みへの積極的な関わりを希望するお気持ちも聞かせてくださいました。
詳しくは11月に発送する活動報告書に掲載をいたしますので今しばらくお待ちくだされば幸いです。また今回発生した余剰金につきましては、次回の冬の子ども会以降へ繰り越し、本プロジェクトを継続いたします。
取り急ぎ、この夏の様子を少しだけご紹介します。
ひんやり冷たい川で川あそび!
班の仲間と記念撮影
キャンプ場にて:カレーづくり
ご飯を炊く火の番人
みんなで泥んこになって遊びました
バームクーヘンが美味しくできました
わらじづくり