本質とは何か見抜く！その気持ちが何百回裏切られようとも

 

 

地球侵略を目論む異次元人は、

小さな男の子に化け、影に潜んで悪の限りを尽くす。

 

見かねた北斗星司は、聴衆の前でそれを正す。

たが、人々はその男の子を擁護する。

 

「大人が子供をいじめてどうするんだ！」

 

それこそが、異次元人が意図する、

人間同士の信頼を引き裂くための策略だった。

 

*　*　*

 

またも昭和男子のヒーロー番組を持ち出して恐縮ですが、

これは『ウルトラマンA』最終回のワンシーンです。

 

人は、往々にして見たまんま判断するものです。

とくにスマホ社会では、こちらの考えとは裏腹に、

勝手気ままに「これが正義だ」と言わんばかりに

広がってしまうこともよくあります。

 

今の世の中、とかく表層的に物事をとらえてしまいがち。

説明しようものなら「言い訳するな！かけしからん」と。

 

ホントはこうなのに、なぜわかってくれないの..

 

皆様もそんな苦い経験の一つや二つお持ちでしょう。

サロンの場合、お客様とのクレーム対応で心が折れたり、凹んだり、

対人関係で真意が伝わらず、唇を噛みしめたり。

 

長らく経営されていると、いろんな人が、いろんなことを言ったりします。

でもその度にこう思うのです。

 

それは・・・

 

*　*　*

 

正しいことは、たとえ一人でもやり抜こう。

人々の間違いをわからせるには、ここで自らの正体を明かしてでも、

異次元人の化けの皮を剥がすしかない。

・・それは同時に、地球を離れることを意味していた。

 

意を決した北斗星司は、光の巨人となり悪巧みを阻止する。

そして慈愛に満ちたメッセージを地球人の子供たちに託し、

最後、M78星雲へと去っていった。

 

やさしさを失わないでくれ。

弱いものをいたわり、互いに助け合い、

どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。

 

たとえその気持ちが何百回裏切られようと。

 

最後の一言に、今を生きる私たちが忘れてはならない真心が

凝縮しているように思えるのです。

 

 

シェービングビューティ伝道家

吉田昌央