今回タンザニアに開院する病院の予定地について

 

ご支援、シェア、リツイート等有形無形に関わらず、ご協力頂き誠にありがとうございます。

 

今日は、開院予定地のご紹介をさせて頂きます。

 

タンザニアは、アフリカの頭部に位置し、東にはインド洋に接しています。人口は約4600万人、公用語は英語とスワヒリ語です。多数のキリスト教が30%、イスラム教が35%、伝統的宗教が35%と言われています。

 

キリマンジェロ国立公園等の世界遺産、サファリも有名です。

 

 

​​今回の新病院は、タンザニアの首都ダルエスサラームから北西に車で悪路をひたはしる事、約９時間ほどのタンガ州キリンディ県クウェディボマに位置しています。

 

 

国際NGOワールド・ビジョンさんの資料を参考にさせて頂くと、住民の多くがトウモロコシ、豆、バナナ、キャッサバなどを栽培していますが、伝統的な農法による収穫量は少なく、年間を通じて十分 な食料を得ることのできない世帯が数多く存在しています。

 

 

クウェディボマ地区の様子

 

また、乾季には３～４時間ほど水汲みにかかり、女性や子供たちにとって大きな負担になっています。肺炎、下痢、マラリアなどの感染症も多発していますが、近隣に公的なヘルスセンターは現在のところ、ありません。

 

 

すべての事を一瞬で改善する事はできません。それでも、少なくとも、クウェディボマ地区の公立の新病院を通して、医療施設へのアクセス、医療技術の質の改善を図ることで、地域住民17,749人、周辺地域住民34,000人を対象に、妊産婦・ 乳児死亡率の低下、施設分娩率の向上が期待できます。

 

 

諦めるのではなく、できる所から一歩ずつ進んでいきたいと思います。引き続きご協力賜れば誠に幸いです。よろしくお願いいたします。