たくさんのご支援を頂くなか、アパートメントの住人さんたちから「リターンになるものを追加で差し上げます!」という温かいお言葉を頂くようになりました。ご支援くださった方に加えて、このクラウドファンディングをさらに盛り上げようとしてくださる方々に、本当に感謝しています!



今日のメッセージ#12は、はらだ有彩(はりー)さんからです。





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私の頭の中には、ほとんどのものがありません。机の前に座ってさあやるぞと気合いを入れても、何も思い浮かばないのです。
私は自分の中に何もないことを知っています。誰かが打ち明けてくれる話を聞いたり、誰かが教えてくれるフレーズを繰り返したり、誰かが書いてくれた本を読んだり、すぐ近くで笑いさざめくような、遠くに泣きさやぐような気配を振り返り、初めてわっと書きはじめます。
アパートメントには色々な人がいて、顔は見えないんだけど、階段の角の向こうで誰かが立ち話をしているように、記事が、レビューが、ぱたぱたと行き交います。ジーン・ウェブスターの《あしながおじさん》で、ジュディ・アボットが夕日に照らされた影を見て(一体どんな人なんだろう)と思い巡らせる、あのシーンを思い出します。どこかでドアの閉まる音が、衣ずれが、スリッパをつっかける足音が小さく響きます。
窓から聞こえるラジオの音楽に合わせて指で机を叩き、架空のピアノを弾くように、また新しい記事を書くことができるのです。

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はりーさんには、人気著書『日本のヤバい女の子』に手書きイラストをつけてお贈り頂きました!すでにこちらは完売となりましたが、アソートメントコースにもポストカードをお贈り頂いたのでそちらもチェックしてみてください!

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