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多彩な内容を誇るジャマイカ専門書執筆のため、現地取材をしたい!

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支援総額

216,000

目標金額 600,000円

支援者
19人
募集終了日
2024年1月1日

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プロジェクト本文

はじめまして、こんにちは!池田太陽と申します。

現在、東京都内のアナログレコード制作会社に勤める31歳です。

 

普段は会社員として生活している私ですが、

この度ご縁をいただき、明石書店から2024年夏以降に刊行予定の

『ジャマイカを知る65章(仮題)』(以下、「同書」)の執筆に参画することになりました。

 

執筆のために、2024年2月ごろにジャマイカへ現地取材に足を運びたいと考えており、

そのための資金を是非ともご支援いただきたく、本プロジェクトの立ち上げに至りました。

 

 

私は2015年度〜2017年度まで、神戸大学大学院国際文化学研究科修士課程に在籍し、

文化人類学を学び、修士号を取得しました。

 

10代の頃から親しんできたレゲエ。

大学に進んでから、ひょんなきっかけで音楽を学問として研究する楽しさを知り、

「レゲエを研究したいんです!」と、最初は想像もしていなかった形で大学院へ進学。

3年をかけて学びを深め、成果を少しずつ形にしていきました。

 

修士論文のタイトルは「『バイブス』でつながる『Blackanese』たち〜日本におけるダンスホール・レゲエを巡る身体と言説」

特に2000年代以降の日本におけるレゲエの実践・受容の状況を追いながら、

世界に広まるカルチャーが受容される場所ごとに形を変えていく「グローカル化」について論じたものです。

 

※ジャマイカの代表的なカルチャーである「サウンドシステム」。日本でも毎夜、自慢のお手製のスピーカーシステムたちが上質な音を奏でています。

 

◆◇以下リンクに全文公開していますので、ご関心のある方はぜひご覧ください◆◇

修士論文全文

 

レゲエ音楽について日本の研究者による先行研究は非常に少なく、

その中でも日本における状況を扱った研究はほんの数例という中、

ジャマイカ現地発行の英語の研究論文に食らいつき、論を組み立てていきました。

また、フィールドワークとして特に関西地域の音楽実践の現場や、

地方で活躍するパフォーマーのライフストーリーを取材し、多くの方のご協力と証言を得ることができました。

 

結果完成した論文は、A4用紙約90ページ、文字数8万字、注釈は100項目超

修士論文としては大きすぎるくらいのボリュームのものを完成させました。

内容としても概ね高い評価をいただくことができ、

その年度の近畿地区の学位論文発表会に、コースを代表して発表の機会をいただきました。

 

ただし、その論文研究のためにジャマイカでの現地調査を希望していたのですが、

様々な事情から叶わずじまいとなり、それが唯一の心残りでもありました。

 

当時の研究を指導し見守ってくださっていたのが、

ジャマイカ / カリブ海地域文化研究の権威である柴田佳子先生。

今回先生が編者となって同書の出版に向けた準備が始まっており、

元指導学生という縁で、執筆参加のお声をいただきました。

 

修士論文の提出から早5年。

全力で取り組んできたテーマにもう一度向き合えるチャンスをいただき、

今回こそ、ジャマイカとレゲエを愛する皆様に恥ずかしくない内容のものを作りたい!

そんな気持ちで挑戦をしたいと思っています。

 

※2016年に東京・日比谷公園にて開催された「One Love Jamaica Festival」の様子。音楽にグルメ・ファッションなど、ジャマイカのカルチャーを丸ごと体感できるイベントです。

 

 

今回鋭意準備中の同書は、明石書店より約20年にわたって継続的に発行されている

「エリア・スタディーズ」シリーズの一冊に加わるものです。

 

エリア・スタディーズシリーズとは?>

 「エリア・スタディーズ」シリーズは、歴史、政治、経済から社会、生活、文化まで、多様な領域を網羅し、その国(地域)を包括的に捉えるための概説書です。旅行ガイドでは満たされない知的好奇心を持つ学生から社会人までを対象読者としており、興味をもった読者を人文社会科学の入口まで案内することを目的としています。専門的な内容でも、平易な文章で記述されており、専門性と読みやすさが両立するよう工夫し、広範な読者に受け入れられる内容としてお届けしています。

 また、幅広い地域やジャンルをカバーしているだけでなく、変化する世界に追いつくべく、既刊本を改訂していることも本シリーズの特徴であり、柱の一つとなります。

 これ一冊で、対象エリアがまるわかり、そんなシリーズです。

ー明石書店『エリア・スタディーズを知るための1冊』より抜粋

 

一般的な旅行ガイド等とは違い、自然環境・国家・政治・文化・社会…と

それぞれの道の専門家たちが、一般の読者様に向け

専門的でありつつもわかりやすく解説をする唯一無二のガイドブックです。

 

1章ごとの文字数は約3000字前後と、初めて手にする方でもお手軽に、

密度と信頼度の高い情報を得ることができるのが大きな魅力です。

ジャマイカに関するものが発行されるのはシリーズ中でも初となります。

 

私はその中で、

第1章 「見たかぎり最も風光明媚な島」の自然環境:気候・地形・生態・災害

第35章 イデオロギー対立後の指導者の軌跡・住民の声:S・ミラー、パターソンを中心に 

第65章 世界へ波及するポピュラー音楽文化:日本独自の祭典、アーティストの活躍

(章題は全て仮題)

を担当・執筆予定です。

また、巻頭に掲載予定の国土 / 周辺地図と、マクロ経済指標の作成も担当します。

 

第1章・第35章については、

既に文献調査や現地の新聞記事などをリサーチし執筆準備を進めていますが、

特に第65章は生の声を集めなければ執筆が不可能な内容であるため、

現地調査が必要なものとなります。

 

現時点で、第65章に盛り込みたい内容(案)は以下の通りです。

 

①日本へのレゲエ音楽の伝播 / 定着の歴史を簡潔に

②2020年代の日本におけるレゲエ音楽の実践

③ジャマイカに暮らす日本人たちの音楽との向き合い方

 

修士論文に記載したものをアップデートした上で凝縮し、

特に当時は取り組むことのできなかった③に多くの紙幅を割きたいと考えています。

 

※レゲエサウンド「Emperor」が兵庫県尼崎市にて定期的に開催している「尼崎爆音化計画(通称"尼爆")」。日本のレゲエカルチャーを成長させているのは、有り余るエネルギーで日本とジャマイカを往復しながら、全力で音楽に向き合う若者たちです。

 

今回皆様のご支援を募る理由は、

①私が現在大学等に所属する研究者ではないこと

②燃料価格高騰に伴う・渡航費/取材費の調達の難しさ

の2点です。

 

先述の通り私は大学院を修士課程で修了しており、現在は一般企業勤めということもあり、

学術研究費として公的機関から支援を得ることが難しいという状況があります。

 

また、昨今の円安・燃料価格の高騰に伴い、ジャマイカへの渡航費・滞在費は大変高額となっており、

原稿入稿の締め切りである【2024年春】というタイムリミットがある中で、費用を調達することが困難な状況であることも理由です。

 

 

同書は、これまでに刊行されたジャマイカ関係書籍の中でも、特に高い密度と内容の多彩さを誇る専門書となります。

 

「ジャマイカ」についてまとめられた書籍はこれまでにも数多く出版されていますが、

多くは旅行ガイドとしてまとめられているものや、

音楽や言語や宗教、ライフスタイルなど、特定のテーマに絞られて記述されたものがほとんどでした。

 

今回制作進行中の同書は、自然・歴史・文化・社会・政治といった分野を横断し、

各方面に精通した専門家が一堂に会して執筆を行う

正真正銘「専門書」と申し上げて良いものとなっています。

 

今回、同書の執筆には私以外に10名が参加しており、

ほぼ全員がアカデミアや国際交流といった専門領域で研鑽を積んでこられた、信頼に足る執筆陣です。

 

出版の暁には間違いなく、ジャマイカに関する様々な領域にて活躍される方々の

必携書になるものと確信しています。

 

特に、65章「世界へ波及するポピュラー音楽文化:日本独自の祭典、アーティストの活躍」は、本書の締めくくりであると同時に、

  • ジャマイカで活躍されている日本人の方々
  • 日本でジャマイカの音と声を届けている方々
  • そして、これから日本とジャマイカの架け橋となっていきたい方々

へ向け、励ましとエールを届けられる内容にしていきたいと考えています。

 

 

今回皆様にご支援をいただく資金は、以下の用途に使用させていただきたく考えております。

  • 日本↔︎ジャマイカの往復渡航費 (¥350,000)
  • ジャマイカの現地宿泊費 (¥50,000 / 10日間滞在想定)
  • Wi-Fi等、IT環境のための通信費 (¥25,000)
  • 別途掲示しますリターンの準備費・予備費

リターンの詳細については本ページ右側をご覧ください。

少額のご支援でも謝意が十二分に伝わるものにできればと存じます。

  • 音楽やカルチャー、人道支援など、何かしらの形でジャマイカに携わってこられた方々
  • 広く国際交流や学術研究に関心のある方々
  • 「レゲエ」という音楽にありったけの愛を注いでこられた方々

など、幅広い領域の皆様からのご支援を賜りたく存じます。

どうぞ何卒よろしくお願いいたします。

 

プロジェクト実行責任者:
池田 太陽
プロジェクト実施完了日:
2024年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

明石書店刊『ジャマイカを知るための65章』執筆のため、2023年2月を目処にジャマイカで10日間程度の現地取材を行う。 取材終了後は本文の執筆・原稿の入稿(2024年春を予定)を行う。 同書籍出版(2024年夏以降を予定)後、リターンの発送を行う。 集まった資金については、ジャマイカ現地取材の渡航費 (最大35万円)、現地滞在費 (5万円、食費等は自己資金で賄う)、通信費(2万5000円)、残りをリターンの準備費・予備費として活用する。

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プロフィール

1992年熊本県生まれ→川崎市在住。 神戸大学大学院国際文化学研究科修士課程修了。 日本におけるレゲエ音楽の広がりについて、約8万字の修士論文を執筆。 現在はアナログレコード制作会社に勤務しながら、『ジャマイカを知る65章』(明石書店、2024年夏以降刊行予定)の執筆に参画。

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リターン

3,000+システム利用料


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【活動報告のご共有】

ご支援をくださった皆様に、もれなく
・感謝のメールをお送りいたします。
・現地調査〜脱稿〜出版に至るまでの活動報告を随時共有させていただきます。
※現時点での出版時期は夏以降となりますが、あくまで未定であるためご注意ください。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

5,000+システム利用料


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【直筆のお礼メッセージ】

ご支援をくださった皆様に、もれなく
・感謝のメールをお送りいたします。
・現地調査〜脱稿〜出版に至るまでの活動報告を随時共有させていただきます。
・ポストカード等を同封し、御礼メッセージを直筆にて送付させていただきます。
※現時点での出版時期は夏以降となりますが、あくまで未定であるためご注意ください。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

10,000+システム利用料


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【ジャマイカングッズ&『ジャマイカを知る65章』担当部分のプレゼント①】

ご支援をくださった皆様に、もれなく
・感謝のメールをお送りいたします。
・現地調査〜脱稿〜出版に至るまでの活動報告を随時共有させていただきます。
・ポストカード等を同封し、御礼メッセージを直筆にて送付させていただきます。
・ジャマイカ現地のささやかなお土産(アクセサリー、キーホルダー等)をプレゼントいたします。
・『ジャマイカを知る65章』刊行時、私が担当する
 ①巻頭地図・マクロ経済指標
 ②本文第1章・第35章・第65章
 を印刷の形にてプレゼントさせていただきます。
※現時点での出版時期は夏以降となりますが、あくまで未定であるためご注意ください。
※お土産の内容はランダムとなります。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

20,000+システム利用料


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【ジャマイカングッズ&『ジャマイカを知る65章』担当部分のプレゼント②】

ご支援をくださった皆様に、もれなく
・感謝のメールをお送りいたします。
・現地調査〜脱稿〜出版に至るまでの活動報告を随時共有させていただきます。
・ポストカード等を同封し、御礼メッセージを直筆にて送付させていただきます。
・ジャマイカ現地のささやかなお土産(アクセサリー、キーホルダー等)をプレゼントいたします。
・『ジャマイカを知る65章』刊行時、私が担当する
 ①巻頭地図・マクロ経済指標
 ②本文第1章・第35章・第65章
 を印刷の形にてプレゼントさせていただきます。
※現時点での出版時期は夏以降となりますが、あくまで未定であるためご注意ください。
※お土産の内容はランダムとなります。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

30,000+システム利用料


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【『ジャマイカを知る65章』製本済完成品プレゼント①】

ご支援をくださった皆様に、もれなく
・感謝のメールをお送りいたします。
・現地調査〜脱稿〜出版に至るまでの活動報告を随時共有させていただきます。
・ポストカード等を同封し、御礼メッセージを直筆にて送付させていただきます。
・ジャマイカ現地のささやかなお土産(アクセサリー、キーホルダー等)をプレゼントいたします。
・『ジャマイカを知る65章』出版のタイミングにて、製本済みの完成品をプレゼントさせていただきます。
※現時点での出版時期は夏以降となりますが、あくまで未定であるためご注意ください。
※お土産の内容はランダムとなります。

支援者
3人
在庫数
17
発送完了予定月
2024年12月

50,000+システム利用料


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【『ジャマイカを知る65章』製本済完成品プレゼント②】

ご支援をくださった皆様に、もれなく
・感謝のメールをお送りいたします。
・現地調査〜脱稿〜出版に至るまでの活動報告を随時共有させていただきます。
・ポストカード等を同封し、御礼メッセージを直筆にて送付させていただきます。
・ジャマイカ現地のささやかなお土産(アクセサリー、キーホルダー等)をプレゼントいたします。
・『ジャマイカを知る65章』出版のタイミングにて、製本済みの完成品をプレゼントさせていただきます。
※現時点での出版時期は夏以降となりますが、あくまで未定であるためご注意ください。
※お土産の内容はランダムとなります。

支援者
1人
在庫数
9
発送完了予定月
2024年12月

プロフィール

1992年熊本県生まれ→川崎市在住。 神戸大学大学院国際文化学研究科修士課程修了。 日本におけるレゲエ音楽の広がりについて、約8万字の修士論文を執筆。 現在はアナログレコード制作会社に勤務しながら、『ジャマイカを知る65章』(明石書店、2024年夏以降刊行予定)の執筆に参画。

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