生瀬宿地車令和大改修入魂式、御披露目曳行
皆様、こんにちは。
有馬街道生瀬宿活性化プロジェクトです。
この度は多くの皆様に当プロジェクトをご支援いただき、誠にありがとうございます。
皆様のご支援のおかげで令和5年3月25日に無事だんじり改修入魂の儀、御披露目曳行を執り行うことができました。
悪天候も心配されましたがなんとか最後まで天気も持ち堪え、最後まで地域の多くの方々に見守られながらだんじりを格納できました。
当日の流れとご支援いただいた支援金で追加をした彫物をご紹介していきます。
↑【だんじり入魂神事】
午前8時
だんじりの入魂神事を執り行いました。
氏神様にだんじりが無事に生瀬の地へ帰ってきたご報告をしました。
【今回の改修で追加をした彫物①三枚板正面】
生瀬宿だんじりの彫物の中で一際目を引くのがだんじり後部の「三枚板」と呼ばれる部分。
先代だんじりの題材を引き継ぎ、源平合戦の彫物が三面連なっています。
【御披露目曳行の様子】
【桜をバックに参加された皆で記念撮影】
【宝塚市・川面西地区のだんじり】
20年前、だんじりを新調した際にお祝いに駆けつけてくれた川面西だんじりが今回もお祝いに駆けつけてくれました。
川面西地区と生瀬地区の友好の歴史は古く、明治時代まで遡ります。
生瀬地区がだんじりを保有していなかった時代、川面西地区にだんじりを借りてだんじり祭を行った歴史が書物に残っています。
記録には残っていませんが、だんじりという今も昔も変わらない高価な町の宝を貸し借りできる町同士の関係にあったこと。まただんじりを借りて曳行できる技術がだんじりを保有していなかった当時の生瀬の人々にあったことから、明治以前に生瀬にもだんじりがあり、祭を行っていたのではないかと推測されます。
そのような古くから友好関係にある川面西地区のだんじりと共に川面地区内、生瀬地区内を令和という時代になっても曳行できたことは大変素晴らしく、歴史に残る出来事です。
【西宮市・大市八幡神社太鼓台】
また生瀬宿だんじりの氏神である生瀬皇太神社と宮司を同じくする同じ西宮市の大市八幡神社の太鼓台も参加してくれました。
昨年4月に大市八幡神社の社殿拝殿復興の際の記念曳行に生瀬宿のだんじりも参加させてもらいました。
2年連続で一緒に曳行することができ、大変嬉しく思います。
これから先も小さなご縁から始まったこの関係を末長く継いでいきたいと思っております。
支援返礼品のひとつとなっていた祭禮幟も美しく町内を祭ムードへ彩りました。
皆様のお手元にはお届けできませんが、毎年の祭礼で美しく彩り続けることでしょう。
【収支報告】
今回当プロジェクトは目標金額300万円に対し、270万ご支援いただきました。
【追加した彫刻:土呂幕角障子】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額だんじりの彫物追加のために使用させて頂きました
たくさんのご支援のおかげで大変立派な彫物を追加することができました。
この場を借りでお礼申し上げます。
【今後について】
READYFORでの有馬街道生瀬宿活性化プロジェクトはこれで一区切りがつきますが、
我々の活動はこれで終わりではありません。
これからも地域の皆様にたくさん笑顔になってもらえるお祭りを、また西宮市でも唯一となった宿場町の面影を残す生瀬宿をもっと活気ある町になることを目指してこれからもパワーアップしただんじりと共に歩んでいきたいと思います。
この場をお借りして皆様に御礼申し上げます。
今後も生瀬宿地車、生瀬宿地車保存会、生瀬宿青年團を
よろしくお願い申し上げます。
有馬街道生瀬宿活性化プロジェクト一同
*2023年の生瀬宿地車祭の祭礼日
10月21・22日
詳細情報は生瀬青年團公式インスタグラムページをご確認ください。
生瀬青年團公式インスタグラムページは こちら!