FACETHEWALL 完成報告
プロジェクト支援の御礼及び活動報告について
このたびは「跡地をアートの地に!そごう呉店跡地で壁画アートプロジェクト」にご支援いただき誠にありがとうございました。皆様のご支援で盛大なミューラルアートが完成しました。
壁画は 9/13~10/7 にわたり
SUIKO(スイコ)、FATE(フェイト)、TITIFREAK(チチフリーク)、K12NE(コロネ)、
Shutie(シューティー)、RONE(アールワン)の 6 名のアーティストによって制作され、
10月9日 に無事お披露目となりました。
アーティストが呉に約 1 カ月間滞在しながら壁画をインストールする、このようなプロジェクトは広島県内では初の試みです。
アーティストの方も呉に滞在することで、私たち呉市民が気づきにくい呉の良さも発見したり、
呉のまちの歴史や風土を存分に満喫しながら製作に取り組んでくれていました。
全長 79mに及ぶ巨大な壁画を完成させたFATE 床のタイルも壁のデザインに取り入れている
日本でも最大規模の30m をこえるレター(文字組)を描いた K12NE
呉にちなんだ潜水艦のキャラクターで描いた Shutie
地下道で点描による 14 枚の超大作を描いた RONE
瞬間瞬間のフィーリングを大切に、アートに命を吹き込むTITI FREAK
凸凹の壁面で、ある 1 点から見ることで正確な図案が現れる SUIKO
「FACE THE WALL」と題したオープニングイベントは,ミューラルアート(壁画)と「ストリートカルチャーに浸る 1 日」を実際に肌で感じてもらうべく、アートの前で、D J、ブレイクダンス,BMX,けん玉等のパフォーマンスを行い、盛大に盛り上がりました。
オープニングセレモニーには、呉市長にもお越しいただき、呉市にミューラルアートが定着するための応援をいただいたところです。
オープニングイベントの様子
今回制作した壁画は、呉駅前の近い範囲に点在しているため、歩いて楽しいまちづくりの社会実験となっているほか、視覚的にまちに彩りと鮮やかさが加わり、まちを明るくしています。
また、そごう呉店跡地だけでなく、呉駅東側の駅よこ 0 番地商店街やバス停への地下道
など、様々なエリアで異なった壁画を描いており、商店街の活性化などにも寄与しています。
今回のプロジェクトのテーマ「FACE THE WALL」は
①アーティストが壁に向き合う
②一人ひとりが困難や問題の壁に直面してもそれを乗り越えていくこと
を意味しています。
そごう呉店跡地は、来年3月末以降解体が決定しており、このエリアは新たなまちへと生まれ変わります。
たくさんの人に愛され、思い出の詰まったこの建物の壁を、最後にアートの力で彩ることで
少しでも多くの方に目を向けてもらい、元気を与え、未来へのパワーを感じてもらう中で、観る人自身、ひとりひとりの壁をも乗り越え、成長していくことを願っております。
壁画は一部を除き、令和 5 年 3 月末までの限定公開となります。
この期間に是非ご覧ください。
私たちは今回のプロジェクトの経験を活かし、今後ミューラルアートを呉のまちの観光コンテンツとして広める活動を続けていきたいと思っております。
今後とも暖かい目で見守っていただければ幸いです。
ART 地プロジェクト実行委員会 代表 中原佑介
【収支報告について】
皆さまからご支援いただいた金額1,358,000円のうち
手数料を差し引いた1,148,868円をすべての金額をアーティストの製作費、塗料代の一部として使用させていただきました。ありがとうございました。
プロジェクト全体の総額の金額等につきましては、集計完了終わった後、クラファンのリターン品と一緒に報告させていただきます。
【リターン品につきまして】
リターン品の図録やポストカード、ポスター等は現在製作中です。
来年年明けには発送できるように進めております。
発送ができるものから順次発送したいと思いますので、今しばらくお待ちください
ます様よろしくお願い申し上げます。