紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から日本へ留学生を招こう

寄付総額

1,703,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
125人
募集終了日
2018年5月31日

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2018年04月05日 13:52

【プロジェクト始動!】PIASSについて改めて紹介させてください

昨日より、いよいよプロジェクトがスタートしました。

ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。

シュクルさんとイチャーツェさんの来日を実現できるよう、センター一同頑張ってまいります。

 

今日は改めて、留学候補生のシュクルさんとイチャーツェさんが在籍するプロテスタント人文社会科学大学(PIASS)について紹介させてください。

 

PIASSの校舎

PIASSはルワンダの南部の街フエにある大学です。フエはかつてブタレと呼ばれ、植民地期にはアストリダという名前でした。アストリダという名はベルギー王妃にちなんで付けられたもので、学術や教育の中心となるべく建設された街でした。植民地期にルワンダの教育を担ったのはカトリック教会で、フエの街の中心に建てられた大きなカトリック教会はその歴史をあらわしています。

 

1963年には、ルワンダで最初の国立大学が設置されました。首都キガリからフエまで、車で概ね2時間半。近年急速な発展を遂げた、にぎやかなキガリと比べて、フエは涼しく、静かで美しい大学街です。

 

PIASSはプロテスタント神学校の流れを汲みますが、2010年に三学部(神学部、教育学部、開発学部)を有する大学に再編されました。開発学部には、コミュニティ開発、都市管理、天然資源管理に関するプログラムと並んで、平和と紛争について学ぶプログラム(Program of Peace and Conflict Studies)が置かれています。こじんまりした大学ですが、少人数に対して丁寧な教育をしている印象を受けます。東京外国語大学と似たところがあります。

 

2月に武内進一センター長がPIASSで講演したときのもよう

 

ここのところPIASSには、毎年数名の日本人留学生が滞在しています。東京外国語大学の加藤麗さんが2013年に留学したのが最初で、それ以来毎年3~4人の日本人学生がPIASSで学んでいます。半年から1年程度の期間滞在する留学生が多く、それぞれによい学びになっているように思います。例えば、先述の加藤さんがPIASS留学時の経験や調査を活かして執筆した卒業論文「たゆたうルワンダ人大学生のアイデンティティ」は、2014年度の東京外国語大学優秀論文に選ばれました。

 

PIASS開発学部の平和と紛争を学ぶプログラムでは、佐々木和之先生が主任を務めておられます。佐々木先生は鹿児島大学農学部を卒業された後、NGO「国際飢餓対策機構」からエチオピアに派遣され、8年間農村自立支援活動に従事されました。エチオピア在住時にルワンダを訪問して紛争の傷跡に衝撃を受け、2005年からはルワンダでの取り組みを開始されました。日本バプテスト連盟等の支援でルワンダに住み、和解と共生の歩みを続ける人々を支援する活動に従事してこられました(http://rwanda-wakai.net/)。この間、英国のブラッドフォード大学で博士号を取得され、請われて2011年からPIASSで教鞭をとることになりました。それ以来、ルワンダ、ブルンジ、コンゴ民主共和国、南スーダン等の国々で平和構築を志す若者たちの育成とネットワークづくりに取り組んでおられます。佐々木先生のおかげで、日本人留学生は安心して滞在し、勉学に励むことができています。

 

写真中央が佐々木和之先生

 

PIASSに留学した日本人学生は、既に20名近く。東京外国語大学生だけで10人を超えています。彼ら、彼女らがPIASS滞在で得た学びは、とても大きいものだと思います。一方、PIASSのアフリカ人学生にとって、留学の機会はほとんどありません。東京外国語大学との間で交換留学制度は存在していますが、航空運賃と滞在費を自分で賄わねばならないため、留学の高いハードルになっています。何とかPIASSに、そしてルワンダに恩返しをしたい。私たちはそう考えて、このプロジェクトを立ち上げました。

 

留学生歓迎会のもよう

 

20歳前後でルワンダに長期滞在した日本人学生にとって、ルワンダは特別な国になると思います。これからの長い人生で、きっとルワンダに、そしてアフリカに深く関わっていくでしょう。それはPIASSの学生を日本に招いた場合も同じです。日本に留学したPIASSの学生にとって、日本は特別な国になることでしょう。学部学生の交流を進めるこのプロジェクトは、それに直接関わる学生や大学だけでなく、広い範囲の人々が長期にわたって裨益することになると信じています。

ギフト

3,000


留学生との交流会へご招待

留学生との交流会へご招待

皆さまのご支援が、ルワンダを“真の平和”へと導きます。ご支援に感謝申し上げます。
①留学生との交流会に招待します(2018年11月開催予定)
②大学からサンクスメールをお送りいたします
③寄附領収書の発送

寄付者
74人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

10,000


留学生のフォトをお届け

留学生のフォトをお届け

皆さまのご支援が、ルワンダを“真の平和”へと導きます。ご支援に感謝申し上げます。
留学生の写真をお受け取りください。
①留学生のフォトをお送りいたします。
②留学生との交流会に招待します(2018年11月開催予定)
③大学からサンクスメールをお送りいたします。
④寄附領収書の発送

寄付者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

30,000


メッセージ入りフォトをお届け

メッセージ入りフォトをお届け

皆さまのご支援が、ルワンダを“真の平和”へと導きます。ご支援に感謝申し上げます。
留学生直筆レターをお受け取りください。
①留学生からのメッセージ入りフォトをお送りいたします。
②留学生との交流会に招待します(2018年11月開催予定)
③大学からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

50,000


直筆レターをお届け

直筆レターをお届け

皆さまのご支援が、ルワンダを“真の平和”へと導きます。ご支援に感謝申し上げます。
留学生の直筆メッセージ入りの手紙をお受け取りください。
①留学生直筆のメッセージを添えたお手紙をお送りいたします(写真を添えて)
②留学生との交流会に招待します(2018年11月開催予定)
③大学からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

100,000


公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示

公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示

皆さまのご支援が、ルワンダを“真の平和”へと導きます。ご支援に感謝申し上げます。
当センター公式ウェブサイトにお名前を掲載します。
①当センターの公式ウェブサイト内「現代アフリカ教育研究基金」ページ内にお名前を掲載させていただきます(ご希望に応じて)
②留学生直筆のメッセージを添えたお手紙をお送りいたします(写真を添えて)
③留学生との交流会に招待します(2018年11月開催予定)
④大学からサンクスメールをお送りいたします
⑤寄附領収書の発送

寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

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