シュクルとロドリグから留学生活を振り返るエッセイが届きました

現在、それぞれ母国(ルワンダ、ブルンジ)で家族や友人との時間を楽しんでいるシュクルとロドリグから、日本での10カ月の留学生活を振り返るエッセイが届きました。こちらでは、抜粋和訳文を紹介させていただきます。それぞれ、原文(英語)のフルバージョンは当センターの公式ウェブサイトよりご覧ください。

 

【シュクルの日本滞在記】

私は2018年9月より東京外国語大学の交換留学生として日本に滞在し、学校では主に国際関係学や地域研究、日本語の授業を取り、週末や空いた時間にはさまざまな活動に参加しました。

日本語は私の母国語とは多くのことが異なり大変、難しかったですが、調和性と敬う心にあふれている部分がもっとも気に入っています。また、日本の特に第二次世界大戦後の復興の歴史を学び、多くの国が日本の事例から学べることがあると思いました。

また、日本の神道に触れることができたのは大変、すばらしい経験でした。もっとも心に残っているのは府中市のくらやみ祭りに参加したことです。また、仏教についても、母国での授業で学んだ時にはよく理解できなかったものの、日本で数々の寺院を訪れたことで、ようやく理解することができました。また、沖縄や京都など日本国内のさまざまな場所を訪れ、広島では原爆が引き起こした悲劇を目の当たりにしてショックを受け、被爆者の方のお話もうかがい、少ない滞在期間で多くのことを学ぶこともできました。

授業以外でも、宗像財団におけるインターンシップをおこない、NGOやその活動について実際的なことを学ぶ機会に恵まれました。また、「英語を通じてアフリカと日本の子供の絆を育てる会」の活動にも参加し、年齢に関係なく意欲的に学ぶ人々の姿から、今後、私も年齢にかかわらず人生の目標に挑戦していこうという気持ちになりました。

私は新しい人と知り合うのがあまり得意ではありませんが、日本では日本人以外にも世界各国から来ている留学生と親しくなり、視野を広げることができました。冬の寒さはつらかったですが、日本での留学生活で学んだことは私の一生の宝物です。私が留学できるよう支援してくださった皆様に感謝申し上げます。この経験は一生、忘れません。

 

原文はこちらから。

 

【ロドリグの日本滞在記】

私は2018年9月から2019年7月まで、東京外国語大学の交換留学生として日本に滞在しました。ここでは、東外大における学生生活、そして外国人としての日本での暮らしについて語ります。

私の専攻は平和紛争学で、国際関係学や平和構築、日本の歴史に興味がありました。2018年秋学期には、特に人権の授業で多くのことを学びました。なぜなら、母国のブルンジでは2015年に政治危機が起こり、国民の人権が侵害されたからです。このことも授業内で取り上げられ、州の統治権が人権侵害を助長することもあると学びました。冬学期には太平洋戦争の歴史についての授業をとりました。原爆については知っていましたが、日本が他国を植民地化していたことや、この戦争が引き起こされた経緯については初めて知りました。授業はゼミ形式でおこなわれ、最後のセッションでは原爆についての映画を見て、アメリカの学生とオンラインで議論しました。春学期の授業では特に、国連の授業が興味深かったです。

東外大での授業は興味深く満足のいくものでした。先生方は謙虚で学生たちの声に耳を傾け、最初のクラスで授業計画をはっきり説明してくれます。

これらの他にも、日本文化についての知識を深める授業を取りました。日本語を学ぶクラスでは学期末のレポートのテーマを宝塚しました。また、漢字やブルンジにはない敬語を学ぶのも楽しかったです。

授業以外では、合唱団や異なる言語を話す学生同士で自分たちの言葉を教えあい学びあう活動にも参加しました。

また、滞在中に広島や沖縄、三重など、さまざまな場所を訪問し、沖縄では辺野古基地の前で非暴力のデモに参加しました。また、多くの教会や神社、寺院にも行きました。鍋やお好み焼きといった日本食の作り方も学びました。私は確かに、日本人にまじって日本で生活しました。

最後にPIASSの佐々木先生、現代アフリカ地域研究センター、寄附者の皆様、奨学金の手配をしてくださった皆様、そして日本にいる友人たち全員に心からお礼を言わせてください。

 

原文はこちらから。

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