紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から日本へ留学生を招こう

皆さまからの日々のご支援のおかげで、寄付総額が90万円を突破しました。

ご支援いただいた皆さま、情報を広めていただいている皆様、ご関心をお持ちくださっている皆さま、心より御礼申し上げます。

 

本日は、現代アフリカ地域研究センターで本年度より始めた取り組みについて紹介させてください。

東京外国語大学では、留学生と日本人学生に交流の機会をもってもらうため、さまざまなイベントを行なっています。アフリカを知ってもらうための学生主体のイベント「アフリカンウィークス」もそのうちの1つです。

 

そしてこの4月から、日本人留学生と留学生に交流の機会を持ってもらおうと、当センターのオフィスを毎週水曜日のお昼休みに開放しています。

 

 

東京外国語大学には国際社会学部にアフリカ地域専攻があり、アフリカに関心のある学生が大勢います。トヨタ・ガーナ社より渡航費を支援していただいて、この4月から本学に留学中のガーナ人学生、チャールズ君も、日本人学生と交流したい、と参加してくれています。彼は、「アフリカ地域専攻の学生たちと遊びたい」と、ガーナの伝統的ゲーム、OWARE（オワリ）を海を越えて持ってきてくれました。

 

今週のランチ会では、日本人学生を含む私たちと、チャールズ君らガーナ人学生とで、日本語とチュイ語（ガーナの主要言語のうちのひとつ）を教え合ったり、オワリをプレーしたりしました。オワリはシンプルゆえに難しいゲームで、私たちもまだまだルールを学習中。

 

他愛のない会話の中で、お互いの国の文化や日常生活まどについて自然と学べること（「学ぶ」という意識もなくただ会話を楽しんでいますが）で、さらなる興味がわいてきます。シュクルさんとイチャーツェさんも、留学が実現した際にはぜひ参加してもらいたいと思っています。

 

若い人たちに日常的に交流してもらうことで、新しい目標や方向性を見いだしてもらえたらうれしいかぎりです。