寄付総額
目標金額 4,000,000円
- 寄付者
- 128人
- 募集終了日
- 2022年12月24日
星投げびと
あしながサンタXmasプロジェクト2022の新着情報にアクセスしてくださりありがとうございます。12/3(土)、クラウドファンディングがスタートしました。
はじめに、これまでの経緯と想いを少しお話しさせてください。
新型コロナウイルス感染症の拡大が急激に日常生活を奪い始めた2020年3月。安定した雇用や収入を失うと同時に、幼保・学校の休業によって幼い子どもたちを抱えながら先行きが見えない自粛生活で不安や孤立が深まる中、既存の公的制度や福祉サービスでは有効な支援が受けられず、藁にもすがる思いでフードバンクの門をたたいたという方は全国的にいらっしゃいました。
しかし、多くのフードバンクは個人救済に対応する常設機関ではない為、直接の支援はできないと断られ、福祉の相談窓口間をたらいまわしにされた挙句、窓口対応の冷たさにより自尊心についた傷は更に深まり、助けを求めることへのためらいや不信感、絶望感に苛まれ 人も社会も信じられなくなったと打ち明けてくださった方は少なくありません。
その様な閉塞状態を打破したのは、当時から困窮する子育て世帯やひとり親家庭の救済に特化した活動を展開しているフードバンクしばたの土田さんでした。貧苦に喘ぐ子どもや助けを求めるひとり親家庭からの声を 人として素通りしてはいけない、との緊急行動の発議に フードバンクにいがたの高見さんや間さんが応え、それを軸に県内10のフードバンクが結束して当会が発足。子どもの未来応援プロジェクトをスタートするに至りました。
子どもの貧困は、単に貧しい経済状況のことを指しているのではなく、継続的な教育や豊かな体験の機会が乏しく、ロールモデルに恵まれず、地域や社会から孤立し次第に生きる気力を失い、明るい未来を諦めてしまう負の連鎖に陥ることが懸念されています。
私たちは食支援を通して子どもの命と育ちを支えるとともに、一貫して物心両面におけるオーダーメイドの援助を模索してきました。
しかし増大し続けるSOSの規模に寄贈食品量や援助活動が追い付いていかず、「もう活動を止めて行政や専門機関に任せた方がいい。」、「すべての人に同じ支援ができないのなら意味がない。」、「素人が下手に手を出して万一のことがあったらどう責任をとるんだ。」などと言われることが多くなりました。
そのような時に出会ったのが、ローレン・アイズリー(Loren Eiseley/アメリカ・ネブラスカ州出身の人類学者、教育者、哲学者)の著書『星投げびと』の一節です。
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海岸を散歩していると、
少年がヒトデを海に投げていた。
何をしているのかと尋ねると、
少年は「海に戻してやらないと
ヒトデが死んでしまう」と答えた。
私はそんなことをしても、
海岸中がヒトデだらけなんだから、
すべてのヒトデを助けられないし、
意味がないだろうと言うと
少年は少し考え、
またヒトデを海に投げた。
そして私にこう言ったのだ。
「でも今投げたヒトデにとっては
意味があるでしょ」と。
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母体組織も無く、有志個人が寄り集まった単なるボランティアサークルでしかない私たちは、つながった家庭のすべての食事を保証することができるわけでもなく、今後も活動を継続するための制度や財源を持っているわけでもありませんが、その様な一市民としての「困った時はお互いさま」の取り組みであるからこそ、子どもの未来応援プロジェクトにつながった母子家庭や父子家庭の親子が大勢ボランティアに参加して活動を支えてくださり、一体となって運営する共同体としてプロジェクトが成り立つ様になりました。
そして、その『子どもの未来応援プロジェクト』の理念を体現しているのが、この『あしながサンタXmasプロジェクト』といえます。
個人や企業、団体などあらゆる立場の篤志家があしながサンタさんとして参画し、厳しい生活環境にある子どもたちにクリスマスケーキを贈ることで笑顔とエールを届け、子どもたちに 人と社会との関係の結び方を示してくださいました。
そのメッセージを受け取った子どもたちの中には、多くの人から受けた恩を自分ができることで返したいと、毎週のようにフードバンクのボランティアとして現場を助けてくれている子がいます。
誤解を恐れずに言えば、不登校や引きこもりの子どもたちも一緒に、大人に交じって夏の暑い日も凍える雪の日も、感染が懸念される大勢の人が集まる現場で、文字通り命を張って活躍する光景を目にしています。
実践の現場で私たち大人が子どもたちに学んだことは、活動の最も根本的な目標をただ一つだけ言えと言われたら「人間の生きていく気力を育てることである」と言えることです。
みなさま方、あしながサンタさんからの “未来への希望” を込めたエールは、着実に子どもたちやママ、パパたち一人ひとりに届いています。
今回最後に、クリスマスケーキを受け取られた あるママがこのプロジェクトに寄せてくださったお手紙を一通紹介します。
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ギフト
5,000円+システム利用料
5,000円
①お礼状と領収書をPDFファイルにしてメールでお送りします。
②クリスマスケーキを受け取られたひとり親家庭おやこからのメッセージをご報告します。
③この活動のオンライン報告会(ZOOMミーティング)にご招待いたします。
- 寄付者
- 72人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
10,000円+システム利用料
10,000円
①お礼状と領収書をPDFファイルにしてメールでお送りします。
②クリスマスケーキを受け取られたひとり親家庭おやこからのメッセージをご報告します。
③この活動のオンライン報告会(ZOOMミーティング)にご招待いたします。
- 寄付者
- 44人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
30,000円+システム利用料
30,000円
①お礼状と領収書をPDFファイルにしてメールでお送りします。
②クリスマスケーキを受け取られたひとり親家庭おやこからのメッセージをご報告します。
③この活動のオンライン報告会(ZOOMミーティング)にご招待いたします。
- 寄付者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
50,000円+システム利用料
50,000円
①お礼状と領収書をPDFファイルにしてメールでお送りします。
②クリスマスケーキを受け取られたひとり親家庭おやこからのメッセージをご報告します。
③この活動のオンライン報告会(ZOOMミーティング)にご招待いたします。
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
100,000円+システム利用料
100,000円
①お礼状と領収書をPDFファイルにしてメールでお送りします。
②クリスマスケーキを受け取られたひとり親家庭おやこからのメッセージをご報告します。
③この活動のオンライン報告会(ZOOMミーティング)にご招待いたします。
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
500,000円+システム利用料
500,000
①お礼状と領収書をPDFファイルにしてメールでお送りします。
②クリスマスケーキを受け取られたひとり親家庭おやこからのメッセージをご報告します。
③この活動のオンライン報告会(ZOOMミーティング)にご招待いたします。
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
1,000,000円+システム利用料
1,000,000円
①お礼状と領収書をPDFファイルにしてメールでお送りします。
②クリスマスケーキを受け取られたひとり親家庭おやこからのメッセージをご報告します。
③この活動のオンライン報告会(ZOOMミーティング)にご招待いたします。
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月