三浦綾子記念文学館 分館建設およびAR機能設置のご報告
ご支援くださいました皆様へ
このたびは、三浦綾子記念文学館 開館20周年記念事業の趣旨にご賛同くださり、尊いご寄付を賜りまして誠にありがとうございました。
おかげさまで“口述筆記の書斎”の移設復元を含む分館建設、本館常設展示室のリニューアル、記念出版などの事業に多くの方々からご理解とご協力をいただいており、大変感謝しておるところでございます。
皆様の熱い思いをしっかり受け止めまして、私ども一丸となって取り組み、より一層努力してまいります。
今後とも、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
事業が完了しました暁には、ぜひご来館になり、三浦綾子記念文学館の新しいスタートをごいっしょにお喜びくださいませ。心からお待ち申し上げております。
上記写真のように、分館は“口述筆記の書斎”および『氷点』展示室、多目的室などを備えて完成し、無事にオープンいたしました。
本館と同じ、午前9時から午後5時に開館営業しております(月曜休館 ※月曜が祝日の場合は開館し、翌日が振替休館)。
AR(拡張現実)機能につきましても、設置が完了いたしました。
「旭川AR」という無料アプリをダウンロードしてお使いください。
http://f-mark.main.jp/asahikawa-AR/storelink/simple_app_info_FIL.php
下が、案内のポスターです。アプリを起動させて、チャンネル認識用のQRコードを読み込んだ後に、シルエットにカメラをかざすと、歓迎の動画が流れますので、お試しください。
また、下の写真にカメラをかざすと、三浦夫妻の写真撮影フレームになります。
こんな感じで、全国どこででも、記念写真を撮ることができます。
なお、本館第1展示室および分館『氷点』展示室では、英語、中国語、韓国語の翻訳機能を盛り込みました。
分館には、2箇所、機能が設置されています。
1つめは、書斎そばの壁面。上部の写真にカメラをかざすと、三浦綾子が夫・光世と執筆をしている動画が流れます。
もう1つは、『氷点』展示室の壁面。写真中央の、雪の見本林の写真にカメラをかざすと、『氷点』のヒロイン陽子が書いた遺書の箇所の朗読が流れます。
どうぞ、文学館でARをお楽しみください。
最後になりましたが、皆さまからご支援頂いた資金は、全額、このAR機能設置のために使用させて頂きました(ARサーバ設置、コンテンツ企画・編集、3言語への翻訳)。
今回のご支援へのリターンは、12月29日にすべて発送を完了いたしました。
皆様、本当にありがとうございました。北海道旭川へお越しの際には、どうぞ三浦綾子記念文学館へお立ち寄りくださいませ。お会いできるのを楽しみにお待ちしております。
(難波真実)