第45回綾瀬市商工会青年部花火大会の終了報告
【はじめに】
この度は第45回綾瀬市商工会青年部花火大会の御支援を賜りましてありがとうございました。
おかげさまをもちまして、コロナ禍でも市内の子どもたちに楽しんでほしい・綾瀬市を盛り上げたいという事業目的を達成し、無事終了することができました。商工会への直接の電話や、SNSを通して多くのお喜びの言葉を市民の皆様から頂き、自分たちの活動に対する自信に繋がったと共に、支援者の皆様には感謝してもしきれない気持ちです。
御支援者数はクラウドファンディング単体では164人、支援額1,643,000円となりました。我々の力及ばず目標金額に達することはできませんでしたが、初めての挑戦で至らない点ばかりであったにも関わらず、8割を達成することができ、御支援者様に支えられていることを心強く感じました。
また、市内外からの企業様、団体、個人様の御協賛も含めますと550を数え、金額も600万円を上回りました。ありがとうございました。
今後とも、より皆様に楽しんでいただける花火大会となるよう、部員一同全力をあげて努力していく所存でございますので、変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、貴台の御健勝をお祈り申し上げ、お礼の御挨拶とさせていただきます。
【事業概要】
- 事業名
第45回綾瀬市商工会青年部花火大会
- 趣旨・概要
綾瀬市の商工業などの地域活性化、コロナ禍でも市内の子どもたちに楽しんでほしい・綾瀬市を盛り上げたいという目的に、市内商工業者及び市民を中心に募った協賛により、商工会青年部花火大会実行委員会が運営する。
- 主催等
主 催 綾瀬市商工会青年部花火大会実行委員会
協 賛 市内商工業者及び一般市民等
協 力 株式会社ファイアート神奈川
4. 後 援 綾瀬市、綾瀬市教育委員会、綾瀬市PTA連絡協議会、綾瀬市自治会長連絡協議会、綾瀬市商工会
令和4年3月5日(土)午後6時30分に、綾瀬市内小中学校11か所にて、総数825発の花火が綾瀬市内の夜を彩りました。今回で45回目の花火大会ですが、11か所での同時打ち上げは初の試みではありましたが、多くの市民の方に喜んでいただけたとともに無事開催することができました。
【これまでの花火大会について】
綾瀬市商工会青年部では昭和53年に始まり、これまで青年部の先輩方が44回の花火大会を開催してきました。綾瀬市の中心に広大な畑があり、畑の地権者・耕作者様に場所をお借りし、例年開催している花火大会です。県内の陸地で行われる花火大会では最大級の大きさを誇る尺五寸(45cm)の花火玉を打ち上げるのが見どころです。
しかし、コロナ禍ではコロナウイルス感染防止の観点により開催ができず、令和1年の開催を最後に、この2年間綾瀬市は少し寂しい夏を迎えていました。
商工会青年部は、市内の商工業の発展を目的に活動している団体ではありますが、同時に観光等の地域活性化・地域振興も活動の推進としております。学校の行事など中止が相次ぎ、思い出が少ない学校生活を過ごしていることについて、コロナ禍でも市内の子どもたちに楽しんで欲しい、綾瀬市を盛り上げたいという目的のもと、今回新しい試みの市内小中学校での開催することに至りました。
【当日の運営の様子】
令和4年3月5日(土)「第45回綾瀬市商工会青年部花火大会」が開催されました。
例年は、夏の風物詩となっている青年部の花火大会ですが、コロナ禍のため令和元年の花火大会を最後に開催することが出来ませんでした。
しかし、出来ないと諦める我々青年部ではありません!花火を上げられる方法がないか、様々な協議を重ね、多くの方々の御協力のもと、市内11カ所の小中学校の校庭から同時に花火を上げるという新たな形へと姿を変え、約2年と半年ぶりの花火大会が開催されました。
午後1時に青年部員が集合し、運営の最終確認を行いました。久々の大きな事業もあってか部員の顔は良い意味で緊張していました。
実行委員長の説明が終わり、会場となる11カ所へ向かいました。
午後3時過には花火屋さんが到着し、花火のセットを行っていきます。
花火一つにつき一本の筒があります。昔は一発打ち上げる毎に手で筒に花火玉を投入していたので、とても熱かったそうです。今は全ての筒に花火玉を入れておいて、遠隔操作で点火していきます。
花火屋さんがセットを始めると同時に市内のPTA及び自治会の皆様にボランティアとして警備のご協力をお願いしておりました。
各会場の青年部員が集まってきていただいた方に警備の内容を説明させていただきました。
当日は朝から春の訪れを知らせる春一番が吹き荒れていました。
花火は風が強いと打ち上げることができないのです。
「なんとしてでも花火を打ち上げたい!」
「見てくださる方々に元気を届けたい!」
青年部委員達の熱い思いが届いたのか、夕方には風も収まり、ついに打ち上げの時刻を迎えます。携帯無線を通して花火大会実行委員会の藤井委員長から、打ち上げの合図が送られます。藤井委員長のカウントダウンにより市内の11カ所の小中学校から同時に花火が打ち上がりました。例年の花火大会のような大きい花火が打ち上げることはないですが、夜空を見渡すと、あちらこちらで同時に花火が打ち上っているのが見え、
「すごい……!」
と思わず声が漏れていました。
花火に囲まれるという新しい感覚に、この花火大会の凄さと良さを感じました。
様々な行事が中止となるなか、我慢を強いられている子どもたち、そして今年卒業を迎えられた皆さんの思い出に少しでも花を添えられたのではないかと思います。
また、コロナ禍のなか、大変な思いをされている方々に少しでも元気を与えられるような花火になっていれば幸いです。
短い時間でしたが素晴らしい演出をしていただきました。株式会社ファイアート神奈川様、ありがとうございます!
障害物がなければかなり遠くからでも見えたそうです。手前味噌ですが、これだけの景観が望めるとは……。大きなことをやったんだなぁ。
花火大会終了後は、会場周辺のゴミ拾いを行いました。トラブルもなく無事開催できたのもご協力いただきましたPTAの皆様、自治会の皆様のご協力のおかげでございます。お忙しいなかご協力いただき、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
【会計報告】
科目 |
予算 |
決算 |
|
運営費 |
403,230 |
325,074 |
|
会場設営費 |
179,000 |
132,888 |
|
宣伝費 |
673,200 |
630,740 |
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事務費 |
640,000 |
520,648 |
|
花火費 |
打ち上げ花火 |
4,055,700 |
4,055,700 |
手持ち花火 |
920,000 |
920,000 |
|
備品費 |
104,500 |
82,500 |
|
合計 |
6,975,630 |
6,667,550 |
今回皆さまからいただきましたご支援金は、花火大会運営にかかる費用に充てさせていただきました。
なお、手持ち花火については、小学校10校、幼稚園保育園24園の児童へ総数7200セット配布いたしました。
【リターンの送付について】
返礼品の発送については、令和4年4月1日以降にメールにてお送りいたします。御支援いただいた際に御登録されましたメールアドレス宛にお送りいたしますので、御確認のほどよろしくお願い致します。万が一、メールが届かない場合は何らかの原因があると思われます。その場合お手数おかけしますが、Readyforのメッセージ送付機能もしくは、下記メールまで御連絡くださいますようお願い致します。
綾瀬市商工会青年部メールアドレス:ayasecity.seinenbu@gmail.com
【花火大会を観覧された方の声】
SNSなどでは以下のメッセージを頂きました!
・花火きれいだったね!
・感動しました!
・すごく感動しました!
・ウチから何個も見えたよ!
・ウチからは4カ所も見えました!
・大反響です!綾瀬久々のヒット!こんな発想と、見事実行にこぎつけた青年部の皆様の熱意とご努力にただただ頭の下がる想い。
・青年部の皆様、子どもたちに素敵なプレゼントありがとうございます。
・素晴らしい取り組みに感謝です
・子どもたちもとてもとても喜んでいました。ご近所からも拍手が聞こえて、人のつながりにホッとするひとときでした。
・心が明るくなるような花火を自宅から見ることができました。
・至る所から打ち上る花火は圧巻でした!
・すごくいいイベントでした。近くで見られてよかったです。
・子供たちとても喜んでいました!!私たち親も、あんなに間近で花火を見たのは初めてで感動しました!
・いろいろとご苦労があったと思いますが、花火、最高に良かったです。
【さいごに】
平素より綾瀬市商工会青年部花火大会への御理解、御協力を賜りまして、誠にありがとうございます。
御後援・御協力いただいた皆様。御協賛、御支援いただいた皆様。打ち上げ場所として御協力いただいた、校長先生を始めとした先生方、近隣住民の皆様。警備の御協力を頂いたPTAや自治会の皆様。手持ち花火を配るのに御協力いただいた綾瀬市内の保育園、幼稚園、小学校の皆様。何より、花火を見てくれた皆様。
部長という立場上挨拶をしたり、お礼を述べたりという場面は多いのですが、こんなにお礼をお伝えしたい方が多いのは初めてです。それだけ大きなことをしてしまったんだなぁと、振り返ってみて改めて感じています。
この度は我々に挑戦を応援してくださりありがとうございました。
綾瀬市商工会青年部部長 柏木秀一
誰もが2年連続の花火大会中止を信じました。できないものはできない。そう考えたものです。ですが、期間的にも気持ち的にも完全に火が消えかけたその時、この度の11カ所同時に打ち上げる花火大会の計画が持ち上がってきました。クラウドファンディングやPTA,自治会への警備協力要請等、新型コロナウィルスという壁を乗り越えるために多くの挑戦をしてきました。
至らない点ばかりでしたし、花火のゴミや騒音などで御迷惑をお掛けする場面も多かったのですが、ほとんどお叱りを受けることがありませんでした。それどころか多くのお喜びの声を寄せていただき、どれほど多くの方に支えられているのか。とても把握することはできず、感謝してもし切れません。本当にありがとうございました。
綾瀬市商工会青年部花火大会実行委員長 藤井俊成
この度はご支援いただき、ありがとうございました!!
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綾瀬市商工会青年部の活動については、青年部ホームページ、Facebookを是非ご覧ください!!
◆綾瀬市商工会青年部ホームページ
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