プロジェクト本文
〜目標達成のお礼とネクストゴールについて〜
1.支援、応援へのお礼
皆さん、たくさんの支援、応援ありがとうございます。皆さんのお力で、3日間で当初の目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます。
2.新しくネクストゴールとして設定する金額
ネクストゴール(第一目標の15万円と合わせて)50万円
3.その資金使途
展望として、継続的な開催と、開催地を広げていきたいと考えているので、以下のように、2023年後半から、準備を始めていきます。
大阪での場面緘黙当事者経験者の働けるカフェイベント開催に向けた準備費用。
北海道での場面緘黙当事者経験者の働けるカフェイベント開催に向けた準備費用。
4.仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。
2022年12月12日追記
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▼『約500人に1人』これって何の数字…?
「場面緘黙(ばめんかんもく)」とは、特定の人・場所・状況で一定程度、話せなくなってしまう状態のことです。
例としては、学校で、先生に発言を求められた時、話せなくて困ってしまうが挙げられます。他には、保育園・幼稚園で、話せないことが原因でお友達の輪の中に入れないなどもあります。
これらの例を聞くと、皆さんも、「あの子もしかして。。。」と、これまでに、学校や保育園・幼稚園で、「場面緘黙」の人に出会ったことのある方もいらっしゃるかもしれません。
研究によっては、「場面緘黙」の人は、500人に1人と言われ、※小学校に1人程度いる計算です。
※梶・藤田 (2019)による小学生14万7千人を対象とした大規模調査では有病率0.21%という数値が報告された(梶正義・藤田継道「場面緘黙の出現率に関する基本調査(4). 日本特殊教育学会第57回大会ポスター発表より)
また、「場面緘黙」には、緘動(かんどう)といい、動きが抑制される症状がみられる場合もあります。例としては、学校で、自分の机に座ったまま固まってしまいトイレに行けないや文字を書くときになかなか書けないなどが挙げられます。
ここまで、読んでいただいた方は、わかるかと思いますが、「場面緘黙」には、「話せない」や「動きが抑制される」などの困り感がたくさんあります。しかしながら、学校や保育園・幼稚園では、大人しい子、手のかからない子として見過ごされていることが多いのです。
ところで、学校や保育園・幼稚園などの例ばかり取り上げていますが、「場面緘黙」は子どもにだけ見られる状態ではありません。実際は、大人の場面緘黙当事者も、「話せない」ことなどに苦しんでいます。そして、かつて場面緘黙当事者だった経験者の大人も後遺症で、話すことに苦手さを感じ、苦しんでいます。仕事になかなか就けなかったり、引きこもりで困っていたり、自分のやりたいことができなかったりもします。場面緘黙啓発の発信や研究、親の会などによって、徐々に「場面緘黙」の認知が進んでいっている一方で、まだまだ、大人の場面緘黙当事者経験者の社会参加や「場面緘黙」に関わる人にとっての居場所作りは、進んでいないのが実情です。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
はじめまして、場面緘黙サポーターはるっぺです。
私の大きな夢は、誰もが幸せな社会の実現です。
そして、その幸せな社会のために、私ができることは、「場面緘黙」の人が居心地の良いと感じる居場所を作り、また、社会参加の場を作ることだと考えています。
私は、長野大学社会福祉学部在学中に、場面緘黙研究を専門にしている高木潤野先生の元で、大人の場面緘黙当事者経験者を対象にした卒業論文を書き、「場面緘黙」に関する学びを深めてきました。また、大学の夢チャレンジ制度を活用し、場面緘黙当事者経験者にとっての居心地の良い繋がりを作る活動もしてきました。のんびり女子会という名前で大人の場面緘黙当事者経験者向け交流会を開催しました。それらの中で感じたことは、大人の場面緘黙当事者も困っているということ、また、今でも後遺症に悩んでいる経験者がいるということ、社会にどう出て行ったら良いかわからずにいるということ、居場所があまりにも少ないということです。
そして、私は、大学卒業後も、継続的に「場面緘黙」に関する色々な活動をしてきました。
続けてこられたのは、これまでに私と出会ってくれた場面緘黙当事者経験者からの感謝の言葉やまだ出会っていない場面緘黙当事者経験者の「居場所が無くて困っている」という声があったからです。
しかし、私には、叶えたくても叶えられていない目標がありました。
それが、今回の場面緘黙当事者経験者の働けるカフェのプロジェクトです。
大学生時代からの目標だった場面緘黙当事者経験者の働けるカフェの実現に向け、2022年10月に場面緘黙サポーターはるっぺという名前でTwitterの活用を始め、プロジェクトのために動き出しました。
▼プロジェクトの内容
①場面緘黙当事者経験者の交流会を関東でオフライン開催2回
→プラン1
・四つ折りに折った紙に書く自己紹介
・場面緘黙で困ったこと共有
など
→プラン2
・レジャー施設で遊ぶ
など
②場面緘黙当事者経験者の交流会をオンライン開催2回
→プラン
・チャットや音声で自己紹介
・チャットや音声でしりとり
・チャットや音声で場面緘黙の困り感の共有
など
③場面緘黙当事者経験者が働けるカフェイベントを場面緘黙啓発月間内の2023年5月27日土曜日に東京の池袋にあるHoteyesで1回開催
→プラン
・カフェ(接客)
・音楽ライブ
・場面緘黙関連の書籍の一覧展示(書評、POP作成)
・ボードゲーム
・チラシ配布
・交流
など
※社会情勢に鑑み、延期の可能性もあります。
▼プロジェクトの費用概要
①カフェイベント場所代キッチンスタッフ込み(100000円)
②カフェで働いてくれた人の謝礼4人分(10000円)
③カフェイベントチラシ60部(2000円)
④リターン場面緘黙啓発クリアファイル代(10835円)
⑤リターンにかかる経費(7365円)
⑥クラウドファンディング手数料、税(18000円、1800円)
合計150000円
▼プロジェクトの展望・ビジョン
展望としては、継続的な開催です。
また、開催地を広げていきたいです。
▼自己紹介
場面緘黙サポーターはるっぺ(藤原はるな)
1998年3月4日生まれ
長野大学社会福祉学部卒業
大学では、日本の場面緘黙研究の第一人者である高木潤野教授に師事する
卒業後、保育士を経験
失声症(解離性障害)、ASD、ADHD、双極性感情障害の当事者
教育コミュニティ『ディアローグ』場面緘黙部
子育て教育コミュニティ『つみき』会員
場面緘黙の交流会等運営
▼働く予定の場面緘黙当事者経験者の声
優
はじめまして、場面緘黙当事者の優です。私は幼稚園入園時から家族以外の人が近くにいると、話そうとしても声を出せず、スムーズに動けなくなりました。今回、藤原ご夫婦は私ができることを一緒に探してくださいました。私自身が自己表現を楽しみながら本の紹介文を作り、場面緘黙の啓発と、場面緘黙の当事者・経験者やその周りにいる方が悩みや疑問を解くヒントに辿り着く為に、お手伝いができたらと思います。また、みんなと同じようにできないなら私にできることはない、何もしないほうがいい、何もさせないという空気に流されるときもありますが、居場所ができ自分のレベルに合った練習内容を作れるのなら、私もできることを少しずつ増やせるかもしれないと思えました。カフェでは動きやすい状況を作る為にサポートしてくださる方に感謝しながら、私ができるドリンクや料理を運ぶなどのお仕事を頑張りたいです。同じような状態で悩んでいる方やその周りにいる方が見て、一緒できることを探してみようと、前向きになれるような活動をしたいです。応援よろしくお願いいたします。
こはる
場面緘黙経験者のこはるです。幼少期から高校卒業までほとんど話すことができませんでした。同じように悩まれている方の力になりたいと思い参加させていただきました。場面緘黙を発信するためのクリアファイルのデザインを頑張りたいです。応援よろしくお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 藤原はるな
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年5月27日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
まず、場面緘黙当事者経験者の交流会を関東でオフライン開催2回、オンライン開催2回。最後に、場面緘黙当事者経験者が働けるカフェを場面緘黙啓発月間内の2023年5月27日土曜日に東京の池袋にあるHoteyesで1回開催。①場所代キッチンスタッフ込み(100000円)②働いてくれた人の謝礼4人分(10000円)③チラシ60部(2000円)④リターンクリアファイル代(10835円)⑤リターンにかかる経費(7365円)⑥クラウドファンディング手数料、税(18000円、1800円)合計150000円
プロフィール
長野大学社会福祉学部高木ゼミにて、場面緘黙の卒論を書き卒業。 ASD、ADHD、双極性感情障害、解離性(転換性)障害(失声、失立、失歩)を抱えている場面緘黙 研究者のたまご。 場面緘黙交流会のんびり女子会企画運営。 オンライン場面緘黙親の会「かがやき」管理人。 『ディアローグ』場面緘黙部。 『つみき』会員。
リターン
3,000円+システム利用料
お気持ちコース
御礼のメールを送らせていただきます。
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
5,000円+システム利用料
応援コース
御礼のメールを送らせていただきます。
直筆のお手紙を書かせていただきます。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
6,000円+システム利用料
グッズ応援コース
御礼のメールを送らせていただきます。
直筆のお手紙を書かせていただきます。
場面緘黙啓発クリアファイルを送らせていただきます。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
8,000円+システム利用料
全力応援コース
御礼のメールを送らせていただきます。
直筆のお手紙を書かせていただきます。
会場にお名前を掲載させていただきます。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
9,000円+システム利用料
グッズ全力応援コース
御礼のメールを送らせていただきます。
直筆のお手紙を書かせていただきます。
会場にお名前を掲載させていただきます。
場面緘黙啓発クリアファイルを送らせていただきます。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
プロフィール
長野大学社会福祉学部高木ゼミにて、場面緘黙の卒論を書き卒業。 ASD、ADHD、双極性感情障害、解離性(転換性)障害(失声、失立、失歩)を抱えている場面緘黙 研究者のたまご。 場面緘黙交流会のんびり女子会企画運営。 オンライン場面緘黙親の会「かがやき」管理人。 『ディアローグ』場面緘黙部。 『つみき』会員。