【プロジェクト終了報告】心よりお礼申し上げます。
『「番町憲章」を創り、番町の良い町並みを後世に遺すプロジェクト』にご支援、ご声援を下さった皆様、本当にありがとうございました。
私たち『番町の町並みを守る会』が2019年4月にスタートした当プロジェクトですが、Readyforの規定に沿って、いったん終了のご報告をさせていただきます。
(ただし今後も、当プロジェクトの「新着情報」により、皆様へのイベント告知や、ご報告を続けますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。)
当プロジェクトでは短い間に163名もの方々から、2,782,000円ものご支援を賜ることができました。
おかげさまで、町内の皆様へのお知らせ・呼びかけのチラシ作成配布や、勉強会開催、千代田区への要望書提出、ホームページの更新など、無事進めることができております。幾ら繰り返しても、皆様への感謝の言葉は足りません。重ねて心よりお礼申し上げます。
上の写真の通り、日テレ本社ビルは地上部分がほぼ取り壊されましたが、
新ビルの建設については、今のところ何の発表もされておりません。
地区計画が改定されるのであれば、いったい誰がどこで、
地域社会に十分な情報公開や事前の説明がなされずに、
『気がつけば地区計画が変わっていた』というような事はあってはならない、
と多くの方がお考えのことと思います。
『守る会』も、思いは同じです。
今後、地区計画はどうなるのか、そしてその意思決定はどのように行われるのかについては、6月21日(日)14時のオンライン勉強会でも、考えていきたいと思います。
ご関心ある方はぜひご覧ください。
⇒ オンライン勉強会のご案内はこちら(事前申込不要です)
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【これまでの活動成果】
私たち番町の町並みを守る会では、皆様のご支援のおかげで、2019年4月の当プロジェクト立上げ以来、以下のような活動を実施することができました。
■2019年6月以降、地域の住民を対象に勉強会を3回開催しました。
4回目は新型コロナウイルス危機により延期し、今週末の6月21日に開催します。
■番町地域に意見広告を配布しました。(2020年3月)
朝刊折り込み広告で、一番町から六番町および近隣地域へ「守る会」の意見広告約6,000枚をお届けしました。
■千代田区長、区議会議長ほかへ要望書を提出しました。(2020年2月)
2月17日(月)付けで、石川雅己千代田区長、千代田区議会議長、千代田区都市計画審議会会長、同部会長および千代田区議会議員24名ほかに要望書を送り、現行の地区計画を尊重し「再開発等促進区」等の適用をせず、現行の高さ制限を維持するよう「守る会」の要望を伝えました。
■番町まち歩きワークショップを開催しました(2019年11月)
■ウェブサイトを刷新しました。
■千代田区議会に署名と共に、陳情書を提出しました(2019年6月)
『代田区都市計画マスタープラン改定を住民参加型で進めることを求める陳情』を、386筆の署名とともに提出しました。
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【今後の活動について】
この閑静な住宅街・文教地区である番町の今後をどうしたいのか、そしてどんな町並みを将来に残して行きたいのか。
そのための情報公開や意見交換は、まだまだ不十分といえます。「番町憲章」づくりも、まだまだ道半ばです。
今後も、私たち「守る会」は活動を精力的に続けてまいります。
地域の人々へ、超高層ビル計画の詳しい情報や、メリット・デメリット、そして都や区など関係者協議等の内容を伝え、意見を交わす場を設けていきます。
千代田区や地権者の方々へは、より多くの住民の意見を届け続け、オープンで健全な協議を続けて、よいまちづくりの議論を働きかけていきます。
READYFORでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、
今後も、当プロジェクトの「新着情報」により、支援者の皆様へのイベント告知や、ご報告を続けます。
引き続き、皆様の応援をいただけますよう、お願い申し上げます。
番町の町並みを守る会
共同代表一同