カンボジアの少年の小さな夢。

バッタンバンオフィスのすぐ向かいに住むソッティア君は、仮オープンしたオフィスに毎日顔を出しに来てくれます。現在15歳で中学2年生のソッティア君の将来の夢は科学者になることなのだそうで、現在がパタパタと羽を羽ばたかせて空を飛ぶゴム動力の飛行機に夢中です。ここ一年で90機ほど作ったそうです。

わたし自身もよく知らなかった羽ばたき飛行機。一年ほど前、インターネットをしていてYOUTUBEで偶然見つけたのだそうです。YOUTUBEの中の作り方のビデオをもとに自作しているのだそうでうすが、バッタンバンはカンボジア第二の都市とはいえ、町の中には交通信号が一基もない町で製作には苦労があるようです。羽の素材はあるものの、骨組みとなる硬い心材、ゴム動力に使う性能のいいゴム、そして接着剤が手に入らないのだそうです。

　シフトとバッタンバンオフィスには、2月と3月に日本からの訪問客があります。そこで、お願いして日本から飛行機キットを持ってきてもらい、フェイスブックやホームページにレポートする、ちいさなプロジェクトにしようと思ってます。

将来、バッタンバンの小さな小さな町から科学者が誕生するかもしれません。

興味のある方、協力してくださる方、連絡お待ちしてます。

（追伸；2月にバッタンバンに来てくださる日本人の方に、ちょっと専門的な読み物のある羽ばたき物体のキットを持ってきてもらうことになりました。）

　　　　（ビデオを見ての手作りにしてはなかなかの出来？結構飛びました）