クラウドファンディング中止以降、その後のご報告

ご無沙汰しております。島貫です。

今日はファンディング中止以降の、その後のことについてご報告します。「結局どうなった？」と気にしてくださっていた方もいらっしゃると思います。

要点のみ書くと、ファンディング中止後も土地と建物の購入に向けて別の道を探るべく地主さんとの交渉を重ねてきました。しかしお互いの条件が合わず、交渉は決裂してしまいました。

3月、土地と建物を購入する計画をとりあえず白紙に戻し、別の土地を一から探し直すことを決めました。このプロジェクトの入り口は遠野の森でしたが、北上高地と真昼山地の間には、似た植生，地形，雰囲気の広葉樹林が多いと感じており、今後は探す範囲を広げるつもりです。良い縁と運とタイミングを求めて活動を続けます。

購入しようとしていた遠野の土地は、地主さんが新しい買い手を探すことにすると聞いていますが、どうか心ある方の手に渡り、好ましい形で豊かな生態系のある環境が維持されることを祈っています。

遠野の土地建物購入を諦めた時点で、このクラウドファンディングプロジェクトは一旦終結を迎えたことになりますが、プロジェクトのパーツとなっていた目標のうち、個別に実現が可能と考えられるものは、動き始めることにしました。炭焼きのお手伝いを続け、まず白炭炭火焙煎の珈琲豆販売に取りかかり、森野端珈琲が生まれました。オンライン通販とイベント出店の形で活動を続けています。その他にも準備を進めている目標がいくつかあります。

活動に関する小さな情報は、今まではInstagram［https://www.instagram.com/zebrasmodule/］のみでしたが、新たにfacebookのページ［https://www.facebook.com/profile.php?id=61574491084222］もつくり発信していきます。ぜひブックマークをお願いいたします。

個々の目標を目指す活動が続き、何か形にできる見通しが立ってきた時には、皆様に再度ご連絡し、応援をお願いすることもあるかもしれません。

これまで、なかなか実を結ばないにも関わらず、心折れずに活動を続けてこれたのは、表面的には、「生物多様性と経済性を両立する森づくり」が自分の人生を懸けて取り組むプロジェクトだと信じていたからでしょうが、他ならぬ皆様のご声援があったからというのも間違いなく、延いては、どこかの誰かや地域のためにもなるはずだと信じていたからだと思います。

ただ、私の悪い癖で、どうしても「独りで」進めようとしてしまう傾向があり、そこにうまくいかない要因があったと感じています。そのため、これからも皆様には応援をいただきたく、これからもどうか、時々で結構ですので、様子を見にきていただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。