おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。
Readyforのキュレーターの山本さん、メールやメッセンジャーで色々励ましてくださったり、情報を送っていただいたり、いつもサポートいただきありがとうございます!そんな山本さんからプロジェクト開始前について3つほど質問をいただいたんです。これは安田の方から「聞きたいことがあったら言ってください」とリクエストさせていただきました。まわりの人はこのプロジェクトにどのような疑問点があるのかなぁと思ったのと、もちろん新着情報のネタとして(^^;
今日はその3つの質問についてお答えしていきたいと思います。
質問1:続けていくことの意義や大変さ
『何事も継続していくことはなかなか難しいことだと思います。
そんな中、カンボジアの子どもたちへのご支援を続けられていることはすごいと感じているので、その原動力みたいなものをお聞かせいただければと思います。』
続けていくことの意義・・・大変さ・・・難しい質問。
まずは「意義」から。自転車プロジェクトの目的は「自転車をプレゼントして子供たちが学校に通い続けられるように」です。教育が彼らの人生を切り開く大切な武器になる。でも山本さんからの質問は自転車プロジェクトの意義じゃなくて「続けていくことの意義」。それはやっぱり「まだ完了していないから」ということなのでしょう。ちょっとこの地図を見てください。
グレーの網掛け部分がこれまで訪問してきた州です。白いところの方が多い。またグレーのエリアもまだまだ自転車が足りていない。こうしている間にも大変な状況のもと学校を辞めてしまう子どもたちがたくさんいるのです。まだまだ道半ば。いや、半分もいってない。だからがんばらなくっちゃと思います。
また私がこの活動を始めたとき、ボランティアをずっと続ける方から「10年続けて一人前」と言われたことがあります。そう、興味本位で始めることはできる。でもいったん始めて、すぐやめちゃったんじゃ、支援される側もガックリしちゃうかもしれない・・・
次は「大変さ」。そりゃあもう、やっぱり大変です。しんどくって、つらくって、でもやめる勇気もなくって「なんでこんなことやってるんやろ」と思うことは何度だってあります。私はカンボジアを訪問した時、ブログに訪問記を書くのですが、毎年最後の日のブログには『「なんでこんなことやってるんやろ」って思うこともあったけど・・・』というフレーズが出てきます。2017年のときの締めくくりはこんな記述がありました。
明日の朝、空港に向けて出発。お昼頃の便でプノンペンを後にします。
長かったような短かったような・・・
なんでこんなことやってるんやろ・・・って思ったときもありました
でも子ども達の笑顔は見たいし、みんなに会いたいし
そして日本の仲間たちが応援してくれているし
そんな感じで何とか乗り切ってきたように思います。
でも、「特に何が一番大変?」と聞かれると「何かなぁ・・・」と悩んでしまいます。もちろん上位に入るものの1つとして、このReadyforさんのクラウドファンディングプロジェクトが入ります。開催期間中、「本当に達成できるのかな?」とずっと心配して胃が痛むし、とにかく新着情報で色々発信しようと毎日記事を書くのは時間がかかるし(ちなみに1つの記事書くのに90分ぐらい・・・)。でもみんな応援してくれるし、山本さんは支えてくれるし、何とかかんとか頑張れています。
質問2:カンボジアの豆知識
『カンボジアに足を運ばれる中で、驚いたことや、カンボジアならではのいいところ等も聞いてみたいです。』
これは次の機会にお答えしたいと思います(^.^)
質問3:このプロジェクトを実施してよかったと実感する瞬間
『タイトルのままですが、やってよかったな?と感じたエピソードや、瞬間があればぜひお聞きしたいです。』
「なんでこんなことやってんやろ?」という言葉が出てくるブログ記事は他にもあります。一番最近のブログ記事。いま、この記事を読み返して、不覚にも泣いてしまいました。色々なものがこみ上げてくる。
皆さんに読んでほしくって・・・すみません。そのブログ記事一部転載いたしました。(全部をご覧になりたい場合は、こちらのリンクです。)
みなさん、こんばんは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。カンボジア最後の1日です。
今日のブログの扉写真、ぜったい子どもたちの笑顔の写真にしようと選んでいました。素敵でしょ。写真、撮ってもらったので3,200枚もありました。子どもたちの笑顔、笑顔、笑顔の写真。1枚1枚見てたら涙がポロポロ止まりません。1枚なんて選べない。もうちょっと見てほしいのでお付き合いください。
最後は先生の笑顔と新しい命の写真。
本当にこの活動続けてきて良かった。毎年毎年大変なことも多いけど、忙しくてくじけそうなときもあるけど、しんどいとき何でこんなことやってるんやろって思うときもあるけど。やっぱりやってきて良かった。こんな素敵な笑顔笑顔笑顔に囲まれて本当に幸せです。
今回ご支援いただきました124名の皆さん、本当にありがとうございます。そしてご支援いただきました皆さんの企業で活躍するスタッフの皆さん、そしてその皆さんを支えているご家族の皆さん。皆さんの力が集まって、企業に支援する力を与え、このプロジェクトを通してカンボジアの子どもたちに自転車や修理道具、交換部品が届き、たくさんの子どもたちを笑顔にすることができました。
ここまで引用です。
毎年毎年、12月に訪問し、たくさんの子ども達の笑顔に出会い、「やっててよかったぁ。がんばってきてよかった!!」と思うのです。
山本さん、これで答になってますでしょうか??
質問2については明日書きたいと思います(^.^)
皆さん、今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご支援ご協力お待ちしております!!