支援総額
目標金額 3,130,000円
- 支援者
- 230人
- 募集終了日
- 2022年8月30日
カンボジアのこと【歴史編】
おはようございます!!カンボジア自転車プロジェクトの安田です。
昨日朝のTOKYO FM系列のラジオ番組 ONE MORNING を聴いてくださった方、ありがとうございます。放送後の反響は安田の想像以上でした。
まずプロジェクトページのアクセス数が100を超えました。いつも20前後なんですが・・・すごいパワーです!!
そのおかげもございまして昨日からご支援者さまが12名増えまして計101名となりました。ご支援総額は1,571,000円となりました。皆さんありがとうございます!!
次の広報イベントは11日夕方。告知はこの新着情報の最後に掲載しておりますので是非ご覧ください。
今日はがカンボジアの歴史について説明したいと思います。カンボジアのこと、あまりご紹介していませんでしたので。「カンボジアってどこ?アフリカですか?」という質問もよく聞かれます(^^;
2年前に出版されました「カンボジア自転車プロジェクト ~オッサンが国際支援始めた~」を書くにあたり少し歴史のことを調べたんです。もちろん自転車プロジェクトを続けていますのでカンボジアの歴史について興味があったのですが、執筆当時、本の中で歴史のことにも触れたいと思い調べた次第です。
これがそのときの手書きメモです。安田が調べてみた歴史なのでちょっと間違いとかあるかもしれませんが、何卒ご了承ください。
アンコールワットの時代
アンコールワットは12世紀~13世紀ごろにカンボジアが最も栄えた頃の主都です。アンコールは地域の名前でワットは寺という意味です。しかし15世紀ごろにシャム(タイ)に攻め込まれアンコールワットは陥落します。
こちらは安田が読んできた本の中でアンコールワットのことを一番わかりやすく説明している漫画本です。漫画といっても内容はとても本格的。イラスト、写真を織り交ぜながらヒンドゥー教の神話のことまで幅広く紹介してくれています。
そしてアンコール王朝は都を失って右往左往するうちに周辺国に攻め込まれます。ちなみにその「右往左往」のなかで1618年から1866年まで250年間都がおかれていたウドン(プノンペンから北へ約40キロ)の街に自転車で仏塔を見に行ったことがあります。その自転車は翌日の自転車セレモニーで、ある子どもにプレゼントされました(^.^)
こちらはそのウドンにいったときに撮影した仏塔の1つです。とっても素敵でしたよ!!
そして1863年から1953年のおよそ90年間、フランスの植民地となります。
ちなみにアンコールワットはもともとヒンドゥー教の寺院です。歴史の流れで小乗仏教の支配が強まり彫刻の一部なども上書き(上彫り?)されているものもあるとのことです。
ポル・ポト政権による共産政策
1953年には独立しシハヌーク国王の政権がスタートしますが1970年にロン・ノル将軍によるクーデターが起こりシハヌーク国王は中国へ亡命します。新政権に対してシハヌーク派とポル・ポト派(クメールルージュ)が手を組みカンプチア民族統一戦線を結成。中国の支援もあって1975年に政権を取り戻しました。ポル・ポト(本名:サロット・サル)は新政権で極端な共産政策と恐怖による支配を行います。
プノンペンから人がいなくなった?
都市から人を追い出し、全員で農業を行います。資本主義的な市場や通貨を廃止し、教育は労働・農業・政治についてのみ行われ宗教活動も禁止されました。子どもは5歳ごろから家畜の世話を始め12歳ぐらいになると建設作業や伐採活動を手伝わされます。また軍隊にも参加し学校教育はほとんど行われませんでした。大人はもちろん農業に従事し、労働・農業に無関係の知識人は殺されていきました。政策失敗に対する政治批判を恐れてのことでした。そして、その復讐を恐れ、知識人の家族も皆殺しにされたのです。村では密告が行われ、親の会話を子どもがクメールルージュに密告し親が知識人とばれて殺されるといったケースもあったようです。
こちらは2015年にカンボジアに初めていったときに訪れたトゥールスレン虐殺博物館。学校だった建物・敷地を利用して拷問・虐殺などが行われました。
こちらも2015年に訪問したチュンエク村にあるキリング・フィールド。ここで多くの命が失われました。
この2つの施設のことは後日、詳しく触れたいと思います。
1979年政権奪還
この政策は大失敗し国民は飢えに苦しみ、重労働で疲弊し、しかし文句を言えば殺されるという状況にありました。そんななかベトナムの支援を受けたヘンサムリン率いるカンプチア救国民族統一戦線が1979年に政権を奪い返します。
内戦の勃発
これで平和が訪れると思いきや、カンボジアの共産化を恐れた欧米等反ベトナム勢が民主カンプチア連合政府三派を結成しヘンサムリン政権に対峙します。そのためカンボジアは内戦状態に陥りこの状況は1991年まで続きました。難を逃れようとタイには数十万人規模の難民キャンプができました。
安田がカンボジア行きを決めた理由の1つは子どものころに見た栄養失調の子ども達の映像。きっとこの難民キャンプのことを知らせるニュース番組だったと思っています。
冷戦の終わり
しかし1989年にソ連が崩壊しヘンサムリン政権は財政など状態が悪化。欧米側もベトナムを敵視する必要がなくなったため和平の方向へ急速に変わっていきます。そして1991年にパリ和平協定が結ばれました。東西大国の喧嘩の舞台になったカンボジア。そんななか一番悲しい思いをするのは政治とは無縁の国民です。
カンボジア王国
パリ和平協定のあと国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)による平和維持活動が行われ、1993年にシハヌーク国王を国家元首としたカンボジア王国が成立しました。
それで!?
このような歴史のカンボジア。大虐殺の影響で知識人の大ベテラン世代がいません。人口ピラミッドはとってもいびつな形をしています。そして内戦やらなんやらで国境付近は特にそうですが、まだまだたくさんの地雷がうまっています。小さな子どもや家畜などが今でも被害にあっています。地雷のことについてはまた別の機会にご紹介したいと思います。
それでも!?
カンボジアも最近は楽しい話題で日本でも紹介されるようになりました。マラソンの猫ひろしさんやサッカーの本田圭佑監督なんて安田にとってはとっても楽しい話題だったりします。もっともっとカンボジアが日本でもたくさん露出すると楽しいのになぁと思います。昨年の東京オリンピックにも3人の選手がやってきました。ソコン・ペン選手(陸上男子100m)、プチ・ヘム選手(競泳男子50メートル自由形)、ブンピチモラカット・カウン選手( 競泳女子50メートル自由形 )の3名です。
ところで?
ところで皆さん、「カンボジアって知ってる?」って聞くと「知ってるよ!」と多くの方が答えるでしょ!?安田もその一人です。自転車プロジェクトや奨学金の支援の前からカンボジアという国の名前は知っていました。
「どうしてカンボジアって国の名前を知ってるの?」と尋ねられたらどう答えますでしょうか。
「アンコールワットで有名だから!」
「猫ひろしや本田圭佑監督で知っているよ!」
ちなみにものすごく恥ずかしい話ですが、私はこの活動を始めるまでアンコールワットがカンボジアにあることを知りませんでした・・・
私は小さいころからカンボジアという国の名前を知っています。それはとっても貧しいイメージでした。前述の通り、1979年の政権奪還によってポルポト政権が何をしてきたかが徐々に明るみに出てきました。安田は1971年生まれです。だから8歳のころ。それ以降、きっとニュースにたくさん露出したんだと思います。そしてきっとそのニュースはたくさんの暗い出来事を伝えるものだったのでしょう。そうしたニュース・映像を通して安田のカンボジア像が出来上がったのだと思います。
だから?
「だから自転車プロジェクトをしている」わけではありません。何気に始めた奨学金。それをきっかけに何気に尋ねた中学校と貧困家庭。そしてたくさんの子どもたち。見たんです。会ったんです。触れ合ったんです。そして彼らは困ってるんです。知っている人たちが困ってる。だからこのプロジェクトを続けているように思います。国際支援や社会貢献なんて大きな話じゃなくて・・・だから「なんでカンボジアなん?」といったら返事に困るし、「カンボジアじゃなくていいんちゃうん?」って言われたら「いや、カンボジアやねん」と答えてしまう・・・たぶん、カンボジアが好きになっちゃったからですね。たくさんの子どもたち、何度も訪れるうちにできた友達、そしてこのプロジェクトを一緒に進めてくれるEDFカンボジアの皆さん。そんな人たちが住むカンボジアが大好きだからずっと続けているように思います。
今日はカンボジアの歴史をもとに色々なことを書きました。
最後までお読みいただいてありがとうございます!!
8月11日のイベント告知
LiveCoals+Youtubeライブにてカンボジア自転車プロジェクトのことを話します!
大阪府和泉市にありますコワーキングスペースLiveCoalsさんにて講演いたします。
日時は8月11日の18時30分から。こちらが告知チラシです。
詳しい場所は上述のHPをご参照ください。
「遠いよ~!!」
「時間的に~!!」
という方、大丈夫です。
安田、Youtubeライブに挑戦します!!当日の様子を生放送。来場が難しい場合はそちらでどうぞ。
「https://youtu.be/4aUaK0UksZU」こちらのアドレスをご参照ください。以下の画面でも当日見ていただけます。
ただ、生配信は安田の話だけで、そのあとのフリーディスカッションにはご参加いただけません。また来場特典の書籍「カンボジア自転車プロジェクト」のプレゼントも来場者限定となりますのであしからずご了承ください。
※Youtubeライブに初挑戦となります。機材など様々な理由で配信ができなくなることがあります。その際には録画映像を後日ご紹介いたしますのであらかじめご了承ください。
引き続きご支援よろしくお願いいたします!!
最後までお読みいただいてありがとうございました!!
今日はカンボジアの歴史をご紹介いたしました。特に70年代の悲惨な歴史を繰り返さないよう、そのために必要なのが教育。子どもたちが教育を受け自らで正しい判断をしていくこそが大切だと感じています。
たくさんの方から応援していただいて、子どもたちの笑顔のため目標金額に向けてがんばります!!
引き続き、皆様からのご協力・ご支援お待ちしております!!
リターン
5,000円+システム利用料
現地の様子をお写真でお伝えします!
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
- 支援者
- 39人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
6,000円+システム利用料
カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
- 支援者
- 46人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
12,000円+システム利用料
【自転車サポーター1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちにお届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
- 支援者
- 101人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
14,000円+システム利用料
【自転車1台分+カンボジア自転車プロジェクト本】自転車1台と修理セットを子どもたちにお届けします
・書籍「カンボジア自転車プロジェクト」1冊
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
24,000円+システム利用料
【自転車サポーター2台分】自転車2台と修理セットを子どもたちにお届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(2台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
36,000円+システム利用料
【自転車サポーター3台分】自転車3台と修理セットを子どもたちにお届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(3台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
48,000円+システム利用料
【自転車サポーター4台分】自転車4台と修理セットを子どもたちにお届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(4台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
60,000円+システム利用料
【自転車サポーター5台分】自転車5台と修理セットを子どもたちにお届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(5台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
60,000円+システム利用料
【自転車クラブサポーター】自転車クラブ1か所の設立or既存クラブ1箇所の継続を支援します
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・自転車クラブにお名前(企業名、匿名可)の入ったプレートの取り付け(自転車クラブ1箇所の新設、もしくは既存施設1箇所へのパーツ補給に充てさせていただきます。)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
120,000円+システム利用料
【自転車クラブサポーター】 自転車クラブ2か所の設立or既存クラブ2箇所の継続を支援します
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・自転車クラブにお名前(企業名、匿名可)の入ったプレートの取り付け(自転車クラブ2箇所の新設、もしくは既存施設2箇所へのパーツ補給に充てさせていただきます。)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
180,000円+システム利用料
【自転車クラブサポーター】自転車クラブ3か所の設立or既存クラブ3箇所の継続を支援します
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・自転車クラブにお名前(企業名、匿名可)の入ったプレートの取り付け(自転車クラブ3箇所の新設、もしくは既存施設3箇所へのパーツ補給に充てさせていただきます。)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
200,000円+システム利用料
使い方お任せ応援プラン 200,000円
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグやクロマーなど(内容や個数はお任せとなります。)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
300,000円+システム利用料
使い方お任せ応援プラン 300,000円
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグやクロマーなど(内容や個数はお任せとなります。)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月
500,000円+システム利用料
使い方お任せ応援プラン 500,000円
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグやクロマーなど(内容や個数はお任せとなります。)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年2月