
プロジェクト本文
はじめまして。ペイ・フォワード倶楽部の理事をしています石原もと子と申します。
私は看護師としての経験を少ししてから大学へ行きました。大学生の夏休みにミャンマーへ行くというチャンスを手にしました。ミャンマーで目にした世界は日本と全く違う世界でした。貧しいために学校に行けない沢山の子ども達に出逢いました。しかし、子どもたちの笑顔はとっても素敵で鮮明に心に刻まれ、帰国したのです。それから、当団体のチャリティイベントへの参加でドイツ国際平和村の子ども達の笑顔の映像を見て、ミャンマーで出逢った子どもの笑顔が甦りました。それから、少しずつ当団体の活動にボランディアで参加しました。2010年から、アンゴラやアフガニスタンの子ども達を支援するとともに、もっと身近なアジア地域の子ども達への取り組みも始まっていました。開発途上国の子どもたちの状態は、問題も多く深く、何に取り組めばいいのか直ぐには答えが見つからないず、試行錯誤が繰り返され、数度の視察の末にまず、『子どもたちの健康状態を把握しよう!』という事が決まり、『健康診査に取り組む』事が決まりました。
そして、『カンボジアの子ども健康診査』に取り組む計画を聞いた瞬間、カンボジアの子どものために何か力になれるならやってみたい!と思い、カンボジアに行こう!と決心をしました。今年5月にカンボジアへの視察に団体の理事とともに『健康診査ツアーのスタッフ』として、初めて足を踏み入れました。カンボジアの子どもたちに出逢った瞬間、無邪気で天真爛漫な笑顔に心を奪われてしまったのです。カンボジアは貧しいかもしれない!だけど、懸命に生きている子どもたちには沢山の可能性があります。
同じ地球に住んでいる子ども達の健康に少しでも寄与したい!そう思い、NPO法人の正会員から理事に登録をし、本格的に活動に取り組むことを決めたのです。
カンボジアの農村や貧困層の子ども健康診査を行います!
カンボジアは近年、諸外国の支援を受けて、インフラ整備など急速に発展し始めていまが、それは首都であるプノンペンが優先されており、農村部や貧困層が暮らす地域では、私たち日本では考えられない状況があります。
例えば、雨季には頻繁的に洪水が起き、水洗設備がないトイレからは川や池に下水がそのまま流れたり、家畜の糞などが道路に溢れます。手洗いの習慣はもとより、歯磨きや頭髪のシャンプーなどの習慣も定着していない状況です。
私たちは、都市部から遠く離れた農村部を訪れ、子どもたちと交流を持ちながら、健康診査を行います。
①身長 ②体重 ③頭皮検査 ④皮膚検査 ⑤骨格検査 ⑥心音測定 ⑦貧血の有無 ⑧口腔衛生
の8項目にわたって、子どもそれぞれのカルテを作成し、追跡調査を行います。
このような、草の根的な辛抱強い支援活動は、資本力のある大手企業ではなく、NPOの範疇であり、カンボジアの未来を担う子どもたちにとっては、「生きて行くチャンスであり、希望です!」
子どもたちの健康状態を正確に把握し、適切なアドバイスと対応を行っていくには良質な機材(聴診器や体重計など)が必要です。
2013年よりカンボジアのこども支援として現地を訪問し、衣類や生活用品の提供などを行ってきました。
しかし、貧困層や農村部では、家族の一員として幼い子どもと言えども家庭経済を支える重要な存在として、学校で教育を受けるよりも仕事をしてお金を稼いだり、家族の手伝いをすることが優先されている現実があります。教育や医療などの分野において、未来を担う子どもたちが健全に生きて行く生活環境とは程遠い現実を知り、カンボジアの子どもの未来の為に私達が「今、直ぐにできること!」を考えたときに、貧困層や農村部に入って行き、子どもたちの健康状態や生活環境をまずは把握し、記録として残して子どもの成長・発達が把握できるシステムを作ろうと思いました。
子どもたちの健康診査を行うためには器材が必要です。
例えば、心音を聴くための聴診器(10個)、体温計(10本)、体重計(2台)があれば、医療学生(15人)と協力をして、1日に200人の子どもの健診を行い、カルテを作成することができます。
良質な機材は、健康診査の効率を大幅に上げ、時間を有効に使えます。
例えば、一人一人のカルテを作成した後、そのカルテを検証し、問題のある子どもに対して、家庭を戸別訪問し生活環境や食事習慣などを調査することができます。そして、必要に応じて、近隣の保健センターや病院への手配などを行うことができるのです。
しかし、器材が少なかったり、正常に作動しなかった場合には、作業効率が大幅に落ちてしまうのです。
カンボジアの貧困層の子どもの健康診査を行う活動を長期で継続していきます。
健康状態を改善していくためにも、良質な医療器材を手に入れることが活動をする私達にとっても必要です。また、カンボジアの子ども達の健康を改善していくことは貧困層の家庭にとっては、経済の負担の軽減に繋がります。
健康的に生きることは、それぞれの子ども達が夢を実現出来ることに繋がります。
この企画を行う私たちにとっても、良質な医療器材を使って健康診査を行う中でカンボジアの子ども達との交流を通して、本当の「豊かさ・幸せ」について健康診査をともに行う学生が考えるきっかけになることを願っています。
プロフィール
1979年8月25日生まれ。看護学校・大学卒業後、看護師として病院勤務や保健師として地域保健活動・在宅看護の経験を積んでいます。
リターン
3,000円
・サンキューレター
・ニュースレター
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
7,000円
・子どもたちの笑顔の写真(クメール語で「ありがとう!」)付き
・サンキューレター
・ニュースレター
・HPにお名前記載
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・カンボジアのかわいい雑貨
・子どもたちの笑顔の写真(クメール語で「ありがとう!」)付き
・サンキューレター
・ニュースレター
・HPにお名前記載
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 制限なし
プロフィール
1979年8月25日生まれ。看護学校・大学卒業後、看護師として病院勤務や保健師として地域保健活動・在宅看護の経験を積んでいます。