カンボジアの青年作家達を日本での記念絵画展に連れて行きたい!
支援総額
目標金額 650,000円
- 支援者
- 52人
- 募集終了日
- 2017年8月31日
カンボジア人通訳・作家紹介:ヒーア・チーヴ(パート1)
『6歳から家族と別れ、寺での生活を始める』
「天空の城ラピュタ」のモデルと言われるベンメリア遺跡の近くの農家の、9人兄弟の5番目の子として生まれました。幼少時はカンボジア内戦が終結しておらず、砲弾の中を逃げ惑った記憶が今でも鮮明に残っているそうです。家は貧しく、9人の子どもを育てることは難しかったため、6歳の時に父親に手を引かれて地元のお寺に預けられました。一年後、そのお寺の事情でシェムリアップのお寺に移りました。父に連れられて7歳の小さな体で60キロの道のりを夜通し歩いて行ったそうです。ここではお坊さんの身の回りの世話をしながら寺の小学校に通うことができました。食事は、お坊さんの残り物をもらう程度のものでしたが、学校に通える機会を得られたことに喜びを感じ、勉学に励みました。
『日本語との出会い。日本語を習うために、自ら孤児院に入る』
13歳(小学3年生)のある日、同級生が外国語の歌を歌っているのを聞き、その言葉は日本語だと知りました。無性に日本語を学びたくなり、尋ねると彼が生活する児童養護施設で日本人から習ったとの事でした。そして自ら孤児院の管理者にお願いし、許可され、寺を出てその施設に入ることになりました。
翌年14歳の時、孤児院で母の死を知らされました。母の記憶は、家族と一緒に過ごした6歳までのものとなりました。
日本語を覚えるために、10時の消灯時間後は、わずかな月の光で勉強していたそうです。その努力が実を結び、17歳の時、プノンペンで行われた日本語スピーチコンテストで見事、優勝。スピーチの題名は「恩を忘れない」。家族やお寺のお坊さん達、児童養護施設の支援者の方々への感謝の気持ちを伝えました。
児童養護施設の生活の中での唯一の楽しみは、週一回テレビを見せてもらえることと畑仕事をしながらラジオを聴くことでした。畑仕事中にラジオを聴くことは児童養護施設の方針で許されていなかったのですが、子ども達にとっては労働の間のつかの間の楽しみで、小遣いのない暮らしの中で、協力してどうにか電池を入手しました。電池が切れ、音が出なくなると口で噛んだり、水につけたりして、少しでも長くラジオを聞けるように工夫したのだそうです。
2008年7月、21歳で高校を卒業するまでその生活は続きました。当時は、孤児院から支給される小遣いが無かったため、学校で必要なお金はクラスメートから援助してもらうことも度々ありました。
(パート2に続く)
常に笑顔を絶やすことなく、子ども達に優しく、頼りになるお兄さん的存在です。
リターン
3,000円
サンキューメール&ビデオレター
カンボジア人アーティスト達からの心からのお礼(翻訳付き)とビデオレターをお送りします。
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年10月
10,000円
オリジナルの2018年『カレンダー&ポストカード』
小さな美術スクールの生徒達が描いた絵を使ったオリジナルカレンダーとオリジナルポストカードを郵送させて頂きます。(画像は昨年のカレンダー)
+「サンキューメール」「ビデオレター」
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年10月
3,000円
サンキューメール&ビデオレター
カンボジア人アーティスト達からの心からのお礼(翻訳付き)とビデオレターをお送りします。
- 申込数
- 13
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年10月
10,000円
オリジナルの2018年『カレンダー&ポストカード』
小さな美術スクールの生徒達が描いた絵を使ったオリジナルカレンダーとオリジナルポストカードを郵送させて頂きます。(画像は昨年のカレンダー)
+「サンキューメール」「ビデオレター」
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年10月
【COME SACK】お米のバッグで、東北の「お米農業」をまもろう
- 現在
- 892,600円
- 支援者
- 54人
- 残り
- 9日
夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
- 総計
- 182人
【このままじゃ絶対に抜け出せない】貧困脱出支援サポーター募集
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- 2人
フィリピンの危機的状況下の子どもを応援する!マンスリーパートナー
- 総計
- 10人
【月800円から】アジアの母と子の命を守る|PHJサポーター募集!
- 総計
- 6人
ミャンマー|クーデター、洪水被害で困窮する人々に食糧、医療、教育を
- 現在
- 1,195,000円
- 支援者
- 58人
- 残り
- 27日
豊かな経験と成長を目指す日本の子どもたちをサポート!
- 総計
- 41人