ウクライナ緊急支援|国内に留まらざるを得ない人々に人道支援を

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6,657,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
405人
募集終了日
2022年5月31日

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2022年04月19日 18:02

81歳のOleksandraさんの話「私たちは戦争に未来を奪われました」

 

 

 

©CARE/Lucy Beck

 

ロシアによるウクライナ侵攻から、もう少しで2か月が経とうとしています。既に1,180万人もの人々が家を追われ、ウクライナ国内外に避難しているとされています。

 

今回は、ウクライナ西部の街リヴィウから、CAREドイツ のエマージェンシー・コミュニケーション・オフィサーSarah Easterによるレポートを通じて、人々の様子をご報告します。

 

****************

 

まばらに家具のある小さな部屋の片隅に、洋服が積み上げられています。それらはある種のクローゼットのように見えますが、床にしっかりと縛り付けられ、6つのマットレスの代わりとして使われています。

 

「ここがひとまず今住んでいるところです」と、マリウポリから子どもと孫と一緒に逃げてきたOleksandraさんは言います。Oleksandraさんは81歳、娘のElenaさんは53歳、そして孫のVikaさんは22歳です。

 

彼女たちは1か月以上、この小さな部屋に住んでいます。“マットレス”の横には洋服の入ったスーツケースとバッグがいくつかあります。「私たちが持ち出せたのは、それだけでした」とOleksandraは教えてくれました。

 

「2月24日 にウクライナで戦争が始まり、私たちの未来は奪われました」

 

リヴィウに逃げる前に、Oleksandraさんと彼女の子どもたちは、マリウポリの空軍避難所に泊まりました。「食べ物を探す時だけ、1人で避難所の外に出ました。他の家族には外出を許しませんでした」とOleksandraさんは言います。「戦争が始まってから17kgも痩せました」

 

そして、最終的に、Oleksandraさんと彼女の子どもたちは街から出ることにしました。彼女たちはバスでリヴィウに逃げ、駅の近くに一時的に身を寄せる場所を見つけました。全員が眠れる場所があり、子どもたちの世話をしてくれる人もいました。しかし、そこは、ずっと留まることはできる場所ではありません。
    
Oleksandraさんは、イギリスに逃れるために、自分と子どもたちのビザを申請しました。ウクライナからの難民は現在、ビザなしでEUのすべての国に行くことができます。それにもかかわらず、EU加盟国ではなくイギリスを選んだ理由を彼女に尋ねると、「できる限り、ウクライナから遠い場所に行きたいから」と、答えました。

 

 Oleksandraさんは、携帯電話で彼女の故郷であるマリウポリの写真を見せてくくれました。写真には破壊された街の様子が写っていて、地元の人々が何百ものご遺体を土葬しています。私の背中を悪寒が走りました。

 

「あなたが想像しているよりも悲惨な状況です。マリウポリの戦いが最終的に終わることを願っています。終結後、その惨状が明らかになるでしょう」と、Oleksandraさんは言いました。 
 

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