支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 588人
- 募集終了日
- 2025年5月28日
メッセージリレー✨#6 | 「“第三の大人”に救われた高校生の一人」キャリアbase 櫻井 あや
4/9(水)からスタートしたキャリアbaseのクラウドファンディングは、これまでに200名を超える方からご支援をいただいています。
皆さまからのあたたかい応援のお言葉は、大変嬉しく、有難い気持ちでいっぱいです。SNSを使った広報面におきましても、自分事のように捉えて発信してくださる多くの方がいて、大変心強いです。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
今回も「キャリアbaseを裏で支えるメンバーが、どんな気持ちで活動にかかわっているのか」をお伝えできればと思います。
「キャリアbaseを裏で支えるメンバー」として、キャリアbaseに参画した思いを綴りました。
普段は、「運営事務局」の一人として皆さまと接する機会が多く、自分の話をする機会はありませんのでこの場をお借りして、長くなりましたが読み進めていただけると...ありがたいです。
そして、キャリアbaseの活動のを通じて18歳を支える大人の輪が広がると嬉しいです。
キャリアbaseの活動を通じて感じること
私は、キャリアbaseの一員として、事務局の運営や広報活動などを行っています。
キャリアコンサルタントの資格を持っていますので、個別就労支援の現場に同席することもあり、さまざまな生徒と接する機会もありました。
情報過多の時代、たくさんのメディアを通じて情報が溢れかえっています。令和なのに、就職を考える高校生のもとには、適切なタイミングでの進路選択における情報が届いていない現実をキャリアbaseの活動を通して目の当たりにしてきました。
「きっと、この生徒は夏に求人票が解禁されていることを知っていたら、希望する条件で内定が決まっていかもしれない。」
「この生徒は、今のタイミングで他人事のように自分の卒業後のことを話しているけれど、もっと早いタイミングで自己理解が進んでいたら...。」
残念なことに、時間を巻き戻すことはできません。その時にできる最大限の情報提供や面接練習をして、応援をする。面接本番で企業に自分を知ってもらう時間にするのは生徒次第です。
18歳にして自分の今後のキャリアと真剣に向き合う時間は少なく、卒業が近づいてくる。誰でも焦ります。
高校生だった私も“第三の大人”に救われた一人
2004年12月のことです。当時、スマホもSNSもないADSLの時代。自宅のパソコンで「東京へ行く」ことと「大学へ行く」こと、この2つの目標を叶えるために必死になって情報収集をしたことを覚えています。入試結果が全滅したタイミングでした。
家庭の事情が変わり、追加で受験をするお金も進学の資金もない。けれど、「大学に行きたい」「東京に行きたい」という幼少期からの目標があり、簡単には諦めきれずに見つけた卒業後の進路が新聞奨学生です。
「東京に行く」「大学に行く」という当時18歳だった私の夢を叶える手段は、東京へ行くと同時に新聞奨学生をしながら浪人生活を送ることでした。
アルバイトをした経験はありません。“働くこと”を知らないまま、18歳なりに大都会東京で週6日夜中3時起きの生活を決意しました。
「進学or就職」の道に進む同級生と別に、新聞奨学生として一浪する決断。担任には大反対されましたし、たった50人しかいない同級生の卒業後の進路先一覧の人数にすらカウントされていませんでした。
担任の反対に聞く耳を持たずに、「新聞奨学生で東京に行く」という卒業後の所属先が決定。年が明けた2005年1月のことです。
3月1日が卒業式。卒業まで2ヶ月を切っていました。
けれど、安心したのも束の間。1月末に新聞会社から連絡があり、持病の喘息が理由で決まっていた販売店での受け入れが厳しいと言われてしまいました。振り出しに戻るどころか、時間のなさから考えるとお先真っ暗。
今度こそ、本当にどうするか...どうしたらいいのか分からない。
「東京へ行く」「大学へ行く」私の“夢”が崩れようとしていました。
“夢”が崩れるだけでなく、高校卒業後の居場所がないのです。閉鎖的で窮屈な環境から逃げ出すために東京へ行きたかった。仕事も学校もない、小さな町に残る訳にはいかない。どう足掻いても、卒業まで時間はないし、進学資金はないし、就職活動をすることもできない。どうするか...
そんな時期に、定期通院のタイミングがあり、当時の主治医の先生に事情を話してみると、「持病の喘息で受け入れができないからと諦めるのはもったいない。だったら、私から長らく発作が出ている訳でもなく、症状は安定していることを新聞会社へ伝える。」と言っていただきました。詳しくは聞けていないですが、主治医の先生の個人的な意向のはずです。
結果、1度断られた新聞会社で受け入れ先を探してもらえることになりました。
今考えると、本当に運が良かったです。
2005年2月中旬、別の販売所に入所することが決定します。ようやくつかんだ、東京行きの進路。
3月の中旬から、週6日は夜中3時起きで朝刊を配って、配達後に受験勉強をするという生活がはじまりました。夕刊も配り、毎月の集金もあります。
私の“ファーストキャリア”として希望の道へ一歩を踏み出すことができたのは、お世話になっていた主治医の先生と、快く「うちで受け入れるよ」と言ってくれた新聞販売所の所長のおかげです。
高校を卒業した年の秋に、大学入試に合格することができ、高校の担任の先生に報告した日のことも覚えています。
18歳にそっと手を差し伸べる大人の集団になったら...
キャリアbaseを知ったことで、希望の進路へ進める可能性がある生徒がいます。知らなかったことで、卒業後に所属先が見つからぬまま過ごしている18歳もいるはずです。
キャリアbaseがすべて解決できるとは言いません。けれど、出会いが“運”に変わることがあります。
“運”が変わるきっかけは、家族や親戚かもしれない。学校の先生かもしれない。
20年前の私を救ってくれた主治医の先生と新聞販売所の所長のように、家族でも親戚でも、学校の先生でもない第三の大人かもしれません。
キャリアbaseはサポートできても、自分の道を自分で歩き出すには、やはり生徒自身の力が必要です。それでも、一人の力ではどうにもできないことも、大人がそっと手を差し伸べることで道が開けることがあります。
一人の力ではどうすることもできない事情を理由に、自分の未来を諦める18歳が一人でも減ったら...そう願いながらキャリアbaseを知ってもらえるよう発信を続け、キャリアbaseと一緒に高校生を支えてくださる方が増えることを望んでいます。
リターン
3,000円+システム利用料

キャリアbaseを応援!| 3,000円コース
・お礼メール
・活動報告書(PDF)
・オンライン活動報告会
===
※オンライン報告会は2026年3月頃を予定しています。詳細は実施の1カ月前に別途ご案内します。
- 申込数
- 306
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
10,000円+システム利用料

キャリアbaseを応援!| 1万円コース
・お礼メール
・活動報告書(PDF)
・オンライン活動報告会
・キャリアbaseステッカー
===
※オンライン報告会は2026年3月頃を予定しています。詳細は実施の1カ月前に別途ご案内します。
- 申込数
- 211
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
3,000円+システム利用料

キャリアbaseを応援!| 3,000円コース
・お礼メール
・活動報告書(PDF)
・オンライン活動報告会
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※オンライン報告会は2026年3月頃を予定しています。詳細は実施の1カ月前に別途ご案内します。
- 申込数
- 306
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
10,000円+システム利用料

キャリアbaseを応援!| 1万円コース
・お礼メール
・活動報告書(PDF)
・オンライン活動報告会
・キャリアbaseステッカー
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※オンライン報告会は2026年3月頃を予定しています。詳細は実施の1カ月前に別途ご案内します。
- 申込数
- 211
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月

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