3月11日。

今日は事務所を飛び出し、被災地石巻と女川の様子をお伝えしたいと思います。

 

まず向かったのが、女川地域医療センターです。

ここは海抜16mの高台にあるにもかかわらず、1階天井付近まで浸水しました。

地域医療センターの駐車場の一角にある献花台には今日もたくさんの花が供えられてありました。

かつてこの駐車場からは、海と山に囲まれた豊かな街並みをぐるりと一望できましたが、今はその面影すら全くない状況です。

 

(センターから海側の様子。左には未だに倒壊建物が残っています)

 

(センターから山側の様子。中央奥と右奥が避難所にもなった高台の学校)

 

 

それから、あの日避難した時と同じように、地域医療センター駐車場に隣接する熊野神社の階段を上りました。

(神社境内までの階段はちょうど200段。正確に数えるのに3往復してしまいましたが(汗))

 

 

そして、今は何もない街並み?を見渡してみました。

あの日は、家々というより街そのものが粉々に破壊され流されていく信じたくない悲惨な光景をただ茫然と見ておりました。

 

その後、今回のプレジェクトに参加している五つの仮設団地集会所を巡回しました。

いつもは賑やかな集会所も今日はイベント行事などを行っている所はなく、住民の皆さんも静かにそしてそれぞれの想いで過ごされているようでした。

 

 

 

そして、最後に石巻の日和山神社に向かいました。

(既に全国中継の取材陣が集結し、リハーサル中)

 

(石巻も壊滅的被害を受けた沿岸部の復興はまだまだ進まず)

 

 

(日和山にも沢山の方が追悼のため訪れていました)

そして、あの瞬間の時刻になり、サイレンの音を合図に、皆さんと共に黙祷。

 

 

 

まる三年が経過し、瓦礫のヤマは無くなりましたが高台造成工事がようやく緒に就いたばかりで、肝心の住民の生活再建はまだまだ見通しも立たない方が大半という現状です。

 

また、被災による急激な過疎化や地域コミュニティの崩壊、経済的困窮などが原因で、医療介護、家庭内トラブル、交通弱者、復興格差など様々な問題も顕在化してきています。

 

これらの問題は、行政のみならず多方面の企業や団体、専門家や支援者並びに地元の方々が互いに連携しながら解決していかなければならない問題ばかりです。

 

しかし残念ながら、震災後時間経過とともに被災地への関心は薄れ、訪れる方も減り続けている状況であり、災害大国において震災を風化させないと同時に今後の復興に不可欠な継続的支援の必要性を改めて痛切に感じた一日となりました。

 

今後とも折に触れ被災地並びに被災者のことを気にかけていただければ幸いです。

そして、石巻カーシェアリングへのご支援の方も宜しくお願いたたします。

 

スタッフ 阿部

 

 

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