過酷な環境で暮らすレバノンの難民の子どもたちに越冬のための食料を!

過酷な環境で暮らすレバノンの難民の子どもたちに越冬のための食料を!

寄付総額

1,996,500

目標金額 1,500,000円

寄付者
114人
募集終了日
2022年12月31日

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2022年12月29日 11:30

【残り2日】山間部に暮らすパレスチナ人シリア難民家族の暮らし

こんにちは。プロジェクト担当者の田浦です。


クラウドファンディングもいよいよ残り2日半となりました。連日、皆さまから温かい応援やご支援をいただき、本当にありがとうございます。

 

本日は11月に私がレバノンの山間部でお会いした家族の中で、特に印象に残っている二つのご家族を紹介します。ご家族がどのような状況で生活をしているのかや、日本のみなさんへのメッセージをぜひ読んでいただければと思います。

 

<ムハンマドさんご家族>
本プロジェクトのトップページでも写真を掲載させていただいているご家族です。
Mohammad Family

 

ムハンマドさん(写真中央男性)は、妻と、6ヶ月~15歳(2022年11月訪問時)の9人の子どもの11人家族です。
シリア内戦の影響で、2013年にシリアのヤルムーク難民キャンプからレバノンへ避難してきました。パレスチナ難民で、シリア国境に近い山間部のバールエリヤス地域で、1部屋だけのテントで生活をしています。

Mohammad House
ムハンマドさん家族が生活するテント
Mohammad House
テントの内部 天井のビニールが破れ、雨漏りもする

 

ムハンマドさんは無職で、国連機関(UNRWA)の支援を糧に生活しています。シリアではカフェの店員をしていましたが、レバノンではパレスチナ難民に対する厳しい職業制限や経済状況の悪化から仕事に就くことができません。


上の15歳と13歳の息子たちは自宅から学校が遠く、通学のための交通費が支払えないことから、学校には通えていません。家計を少しでも助けるため、隣人の家の掃除を手伝い、1万レバノンポンド(日本円で40円ほど)を受け取っています。

 

100万レバノンポンドの家賃のほか、電気代や水代などもかさみ、借金を重ねて生活しています。食事は1日1食、就寝前にしか摂ることができません。一番下の子どもは乳飲み子ですが、妻は母乳が出ません。また、おむつを買うこともできません。

 

ムハンマドさんは「生活が立ち行かず、生きていくことが難しいと感じることもあります。食料や燃料を配布してくれるのはCCPだけです。この冬もどうか支援をお願いします。」とおっしゃっていました。

 

 

<ワエルさんご家族>

 

wael family

 

ムハンマドさんご家族と同じく、ワエルさんご家族も山間部のバールエリヤス地域で生活しています。4年前にシリアのヤルムーク難民キャンプから避難してきたパレスチナ難民です。


レバノンの経済状況の悪化により、ワエルさん(写真右)も無職です。妻、3歳~11歳の子ども(2022年11月訪問時点)、母親と暮らしています。


一番上の11歳の娘(写真左)はアジソン病という、副腎機能の低下により副腎ホルモンが不足する病気を患っています。また、10歳の息子(写真中央)は自閉症を抱えています。彼らは病気や障がいのため、学校に通えていません。

 

息子は自傷癖や姉弟に危害を加えることがあり、また度々外へ徘徊に出てしまうため、家族は目を離すことができません。訪問時に手を見せていただきましたが、何度も自身の頭を叩いたりすることから、傷ついていました。

 

隔月の国連機関の支援だけでは、ワエルさんご家族もまた、日々の食事や子どもたちの薬、家賃の支払いさえ難しく、おむつや治療に必要なお金は残りません。

支援機関に確認したところ、息子の治療には5,000ドルかかると言われましたが、ワエルさんご家族は日々の生活にかかる支出さえも借金を重ねている状況で、とても用意することができません。国連機関にも子どもたちの治療や通学の支援をお願いしてみましたが、支援を受けることはできなかったそうです。

また最近では、医薬品の不足でから、レバノンでは子どもたちに必要な薬は見つけることさえ難しくなっています。


ワエルさんは、「冬が近づき雨季になってきたので昨日も雨が降りました。自宅は屋根からの浸水で床が濡れ、とても冷たいです。子どもたちにはここレバノンで健康に成長してほしいと願っていますが、今のレバノンの状況では難しいです。CCPが私たち家族にとって唯一の支援団体です。日本の皆さま、どうか温かいご支援をお願いします。」とおっしゃっていました。
 

レバノン山間部では、ムハンマドさんやワエルさんのように、シリアで生まれ、内戦により二重難民として避難してきたパレスチナ難民の方が多く生活しています。

複合的危機の影響により毎日の暮らしが厳しくなる中、父親として子どもたちの健やかな成長を願いながらも、現在の家族の生活や子どもたちの将来に対して抱える不安についてお話してくださいました。


残り2日、少しでも多くの食料をご家族に届けるため、そして子どもたちやご家族が厳しい冬を乗り越え、暖かい春を迎えることができるよう、どうか最後まで皆さまのお力添えをお願いします。

ギフト

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【学生限定】できることから始めよう!難民家族応援プラン

【学生限定】できることから始めよう!難民家族応援プラン

【学生さん限定の応援プランです】
●心からの感謝のメールをお送りします。
●活動報告、会報誌サラームをお送りします。(郵送不要の方はお申し出ください.)
●オンライン報告会などのイベント情報をお送りします。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

2,500+システム利用料


【2,500円】1/2家族サポーター

【2,500円】1/2家族サポーター

●心からの感謝のメールをお送りします。
●活動報告、会報誌サラームをお送りします。(郵送不要の方はお申し出ください.)
●オンライン報告会などのイベント情報をお送りします。
●領収書(寄付金受領証明書)※2023年1月末までに発送予定
※領収証の名義・発送先は、ご寄付の際に入力いただいたお届け先の宛名と住所となりますので、ご注意ください。
*税金控除の対象となります。2022年度の確定申告にご利用いただけます。
*発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。
★2口以上のご支援も歓迎

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

1,000+システム利用料


【学生限定】できることから始めよう!難民家族応援プラン

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4
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1 ~ 1/ 12

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