だれもがアーティスト！創造力を加速させるシェアスタジオを作りたい！

わたし×すんぷちょストーリーvol.13はまめちゃんです。

まめちゃんのことを語ればこの投稿画面では足りないくらい、すんぷちょの周りにいる人たちとまめちゃんの思い出はたくさんあります。

最近では、舞台公演「はじまりの庭」に、作詞作曲・うたで出演して頂きました。まめちゃんから紡がれる言葉たちの中で、ダンサーたちは軽やかに踊ることができました。そんなまめちゃんのあったかい言葉たちです。

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わたしにとってすんぷちょは縁側のような存在です。

 

通りを歩いていて、ふと笑い声が聞こえて立ち止まったら、 日のあたる縁側で、寝ころんでいる人、談笑している人、描いている人、飛んでいる人、回っている人、踊っている人、止まっている人。

思い思いにそれぞれ気持ちよく在って 愛らしい。

それでいてかっこよくて美しい。

しかも 「おいでよ」「いいんだよ」 って手招きしてくれているような。。。

そんな感じです。

今ぱ〜っと思い出されるのは 2015年のぶこきがアンサンブル 。

光の中で出演者の皆さんが舞っている踊り場に、観客であるわたしたちを手招きしてくれました。

当時2歳くらいだった女の子（あんちゃん）が目の前に来てくれ、

愛らしく首をかしげながら手をひらひらさせて、

ふふふとくすぐられたわたしも、いつの間にか躍り出ていました。

 

その瞬間を今でも思い出すことができます。

一緒になって汗だくで踊る観客の人たちも、

にこやかに手を叩いて周りで観ている人たちも、

行こうかどうしようか踏み出そうとしている人たちも、

おんなじ光の中とっても素敵でした。

 

あとはちょっと個人的な話を一つ。

2021年のはじまりの庭を作っていたある日、すんぷちょの皆さんと一緒に柔軟して、みんなで隣の人の背中に手のひらを当てて輪になっていたとき。

すんぷちょの皆さんにとってはいつもの何気ない場面かもしれません。

わたしは本当は背中を触れられるのがあまり得意ではありません。

というのも、わたしの背中は手術の跡でケロイド状態になっていて、なんというか「いづい」んです。

その時は揉むというより、ただじんわり触れたりゆっくり撫でたりといったような声がけだったように思います。少し体を緊張させていたと思うのですが、ああだこうだ日常の話に笑いながらも、全神経が背中に集中していました。

 

そのとき背中の凸凹を感じ取ってくれたのか、ぽこぽこすい〜ぽこぽこすい〜と 凸凹に沿って手を添えてくれていた女の子（なぎちゃん）。

なんでもないように触れてくれた安心感で、本当に初めて委ねることができたように思います。

本当は「いづい」ということより「滑らかではない」ことに触れてほしくないっていう気持ちがあったんだな、とそのとき気がつきました。

 

伝わる手のひらの暖かさと柔らかさを受け取って、つなげるように、目の前の人の背中へ気持ちをむけることができました。

「すべての人に」 本当にフラットにそんなふうに言ってくれるすんぷちょが わたしは大好きなのです。

「すべての」って どんな人でも、ということでもあるし、

どんなわたしでも、ってことでもあるように感じています、

いい感じのわたしでも 本当はちょっと息詰まってたわたしでも、

そのまんまいらっしゃい、という空気感がすんぷちょの魅力だと思います。

 

「おいでよ」「いいんだよ」と 手招きしてくれる場所が、本当にできるって、

これはすごくすごく嬉しいこと ワクワクすること。

 

わたしの、あなたの居場所がまた一つ増えること！あ〜楽しみ！