支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 92人
- 募集終了日
- 2022年3月29日
子どもたちの文化芸術体験を支える♭フラットサポーター募集!
#地域文化
- 総計
- 1人
若者たちの働く場「つなぎ工房」をつくりたい!
#子ども・教育
- 現在
- 368,000円
- 支援者
- 28人
- 残り
- 18日
【第5弾】鹿児島の児童50人以下の小学校に文化芸術体験を届けたい!
#地域文化
- 現在
- 2,246,000円
- 支援者
- 114人
- 残り
- 18日
見える子も見えない子も一緒に歌える喜びを。インクルーシブな社会を。
#子ども・教育
- 現在
- 441,000円
- 支援者
- 36人
- 残り
- 21日
市川で誰でも参加できる「ごたまぜ」ミュージカルパレードを開催したい
#まちづくり
- 現在
- 286,000円
- 支援者
- 20人
- 残り
- 30日
文化をつなぐ|芸能芸術支援-芸団協マンスリーサポーター
#地域文化
- 総計
- 3人
車いすユーザーの社会参加を応援する!WheeLog!サポーター
#観光
- 総計
- 135人
プロジェクト本文
終了報告を読む
【達成のお礼とネクストゴールについて】
2月28日よりスタートした本クラウドファンディングですが、21日目に目標金額である70万円を達成しました。ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
すんぷちょにとって2回目のクラウドファンディングへの挑戦でした。
はじめて挑戦した2017年と比べても、社会、そして世界は未曾有の混乱の中にあり、今も尊い命が脅かされ続けています。
それは海を越えた遠い地に限らず、私たちが住む地域のどこかでも、長引くコロナ禍で孤独や貧困に苦しむ方がいらっしゃいます。本来ならば「今」資金を必要としている団体や活動への寄付が優先だったかもしれません。
そのような中で、私どもの活動にご賛同いただき、ご支援いただいたこと、改めてその重みを感じ、責任をもってプロジェクトを進めていかなくてはと感じています。
本当にありがとうございました。「文化芸術は特効薬ではなく漢方のようなもの」と例えられます。
孤独や貧困、差別や対立、たくさんの課題が起きる前の、人々が安心していられる日常、細くとも誰かと繋がっている安心感を、文化芸術は静かに醸成し、じんわりと広げていけるものなのです。
そのような文化芸術が持つ社会包摂的な役割は、昨今、文化芸術基本法等、法律でも定められるところとなり、改めてその役割が注目されてきました。
すんぷちょは2008年の設立以来、「すべての人にアートを」をスローガンに、一貫して、社会的弱者を含むあらゆる人との芸術活動を続けてきました。
それが必要というより、「そうした方が、だんぜん面白い!」という実感の方が強かったかもしれません。
クラファン期間中にご寄稿いただいた、当団体理事の佐々木博美さんの記事にもある通り、代表及川が、ダンサー佐々木大喜さんに障害があることを忘れてしまうのは、そうした横並びの関係性が、設立以来コミュニティの中に育まれてきたからなのだと思います。
【「ただの観客として」佐々木博美】
https://readyfor.jp/projects/chachacha/announcements/208241
長くなりましたが、これからもミッションは変わらず、でも環境はご支援いただいたスタジオを中心にアップデートし、土壌を広げていきたいと思います。今後とも、変わらぬご支援をとうぞよろしくお願いします。
前置きが長くなりましたが。。。クラファン終了まで1週間あるということで、ネクストゴールを目指すことにしました。
次の目標金額は80万円です。
ネクストゴールでいただいたご支援金については、スタジオの冷暖房充実のための費用として大切に活用させていただきます。
実は、冷暖房設置について、当初の目標金額では、およそRC50畳の室内に、13畳用一台しか設置が見込めませんでした。ネクストゴールを達成できれば、13畳用を二台設置し冷暖房を充実させることができます。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。
皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
2022年3月22日追記
NPO法人アートワークショップすんぷちょ
代表 及川多香子
みなさんはじめまして。NPO法人アートワークショップすんぷちょ(以下すんぷちょ)代表の及川多香子です。すんぷちょは、年齢や障害を問わず、誰もが芸術を創造し、芸術に触れ、芸術を通して多様な人と交流することを目的に、アートワークショップや舞台公演のコーディネートを行っています。
ダンス公演「Manada」/2017年の様子。出演者は子どもから大人まで障害の有無問わず幅広く参加しています。
乳幼児向け演劇作品や、障害のある子どものための多感覚演劇の創作や上演も行っています。
住んでいる場所や環境に関わらず、すべての人にとって、文化芸術に触れ、創作したり鑑賞したりすることは、法律で守られた権利です。(文化芸術基本法など)
ですが、低年齢であったり、障害があることで、通常の音楽コンサートや演劇公演を体験することができない状況もあります。当団体は、多様な人参加できるダンスワークショップや、乳幼児親子向けの参加型演劇作品の上演、重度障害や自閉症など障害のある子どもたちが感覚を使って楽しめる「多感覚演劇」創作と上演などを通して、文化芸術を通じた社会包摂に取り組むことをミッションとしています。
このプロジェクトで達成したいことは主に3つです。
①専用のスタジオを開設! すんぷちょのダンスや演劇などの表現・創造活動を活性化。
②シェアスタジオとして様々なアート団体や人が集まる拠点に!(アートセンター計画)
③宮城野区原町から広がるアートなまちづくりをスタート!
ーコロナで稽古場として借りている市民利用施設が貸し出し中止に、稽古場難民はすんぷちょだけではなかった。
私たちはこれまで拠点を持たず活動してきました。定期開催のダンスワークショップや、舞台公演をする際に必要な稽古場(練習する場所)は、主に仙台市が管理する市民センターや文化施設の部屋を借りて活動してきました。
しかし、2019年から始まったコロナ禍、そして緊急事態宣言では施設の貸し出し利用が中止になり、思うように活動できない日々が続きました。
感染症予防対策として、市民が集まる活動を制限するために、施設利用を控えることは当然のことだと思います。
一方で、文化芸術活動を仕事にしているアーティストやワークショップファシリテーターにとっては、収入がなくなる事態ともなりました。また当団体も助成金を受けていた活動の目処も立たず、オンラインでできることを探る毎日でした。
そして活動場所を失っていたのは当団体だけではなく、プロもアマも関わらずあらゆる文化活動関係者は場所と機会を失っていました。この時、民間で管轄する活動場所の必要性を実感しました。
ー障害のある人の社会的な接点
活動が制限されることで気がついたことを、もう一点お話させてください。
定期開催しているダンスワークショップは、障害のある人もない人も月に一度、思いっきり自由に身体を動かすイベントとして定着しています。
当団体はこれらの事業を障害者支援を目的としているわけではなく、多様な人が一緒に活動することと「アート」の相性が良いこと、いろんな人が一緒に活動することで、思わぬ発想やアイディアが生まれてワークショップが楽しくなること等が理由で、開催しています。
そのダンスワークショップがしばらくお休みだったとき、障害のある参加者からこんな声がありました。
行く場所がなくなって、引きこもりがちになってきた
病院に行ったら、数値が上がっていた
施設での外出が制限されていて、何日間も外に出ていない
もちろん、障害のある人の中には、趣味をたくさん持ち、自力で外出し、自由に外食を楽しむ、という方もいると思います。
一方で、自力での移動が困難な人、やりたいことの情報を得ることが難しい人など、仕事や家庭以外の社会的な接点を持つことが難しい方々がいます。そういった方々はオンラインにも不慣れです。
すんぷちょのダンスワークショップには後者の方の参加も多く、月に一回のワークショップが唯一の移動支援員と共に外出する機会になっている、という方もいました。
そのワークショップがしばらくの間お休みになることは、生活のサイクルが乱れたり、家族や職場以外の人と接する機会が極端に減る可能性があるということがわかりました。
プロジェクトで準備しているスタジオは、そうした障害のある人が、趣味を広げる場所として、社交場として、もっと暮らしを楽しめる拠点として整備したいと思っています。(アート活動だけでなく、ディスコとかクラブとかも!)
アートスタジオ「ちゃちゃちゃ」
スタジオ予定地となっている場所は、仙台市宮城野区原町にあるビルの地下の一室です。もともと倉庫だった場所で、コンクリート打ちっ放し、照明もない状態からのスタートでした。
ここに宮城県の助成金を使って、壁と床の修繕を行いました。宮城県産木材を使用した整備事業に一定の割合で補助金が出るというものです。2021年の夏から工事を始め、宮城県石巻市産の杉材を使って、コンクリートの上に無垢材の床と、壁を取り付けました。
(工事前…東側の壁は幕が貼ってあるだけでした)
(工事中)
(工事後…窓を取り付け日差しが差し込むようになりました)
基本的な工事総費用は260万円、そのうち140万円が補助されました。差分は団体の資金の切り崩しと個人からの借り入れで賄っています。また追加工事に30万ほどが必要となってくる予定です。
また、スタジオとして様々な利用を開始するためには、照明やコンクリート部分の塗装、内装工事など、あと一歩修繕が必要です。皆さまからご支援を頂き、ネクストゴールを目指せたなら、エアコンを設置したいと思っています。(現時点で空調設備は何もない状態です)
補助金で賄われなかった修繕費用、そして追加の工事費用として、皆様からのご支援をどうかよろしくお願いします。
スタジオの名称はアートスタジオ「ちゃちゃちゃ」です。ちなみに「すんぷちょ」は宮城の方言で「急須」の意味。
お茶っこのみをしているような暖かな人の繋がりを文化芸術を用いて生み出すというミッションを込めています。「茶」つながりと、社交ダンスの「チャチャチャ」を踊っているような楽しい雰囲気がスタジオにも広がったらいいなと思い「ちゃちゃちゃ」と名づけました。
アートスタジオ「ちゃちゃちゃ」は、「つくる」「つながる」「つづける」を実現します。
|「つくる」スタジオ
すんぷちょがこれまで他施設を利用して創作してきたダンス作品、演劇作品を創作する場所として機能します。近年力を入れている障害のある子どものための多感覚演劇作品や、多様な人が主役となるコミュニティダンス作品が生まれる場所として工房の役割を果たします。
|「つながる」スタジオ
子どもも大人も、障害の有無を問わず、様々な人が参加できるアートワークショップを自主運営します。これまで毎回開催場所が変わっていた定期開催のダンスワークショップも、今後は「いつもの場所」で開催することができます。初めての場所だと移動に自信が無かった方も、参加しやすくなります。これまで以上に、人が出会い、交流し、つながりが生まれる場所の機能を果たします。
|「つづける」スタジオ
すんぷちょだけでなく、サークル活動やアート活動、レッスンなど、定期開催している方は同じように活動場所を探しています。スタジオをシェアして使うことで、活動場所に困っている他団体の活動の継続も応援します。
▼工事スケジュール
2021年7月〜11月 第一次工事期間(床や壁などの基本工事が完了しました)
2022年4月〜 プレオープン
2022年4月〜5月 第二次工事期間(ご支援頂いた寄付金で、追加工事を行います)
2022年6月〜 オープン予定
スタジオは基本工事後から利用が始まっています。(でも暖房器具がなく冬はとても寒いです!)
念願のアートセンターを!
様々な整備が進み、居心地よく、気持ちよく利用開始できるようになったら、まずは下記の事業を開始します。
- スタジオのシェア利用団体募集…
固定した活動場所として利用したい方や団体の募集を開始します。活動場所の確保に毎月手間がかかっている方、一緒にスタジオを盛り上げていきませんか?
- スタジオの時間貸し…
定期利用でなくとも、短時間や短期間で利用したい方の募集を開始します。
- すんぷちょの定期開催ダンスワークショップを、今後はスタジオのプログラムとして開催…
これまで開催場所が毎回変わっていましたが、これからは「いつもの場所」で。移動に不安がある方も慣れるまでが早くなるのではないでしょうか?
1と2の事業が軌道にのることで、当団体設立以来初めての事業収益を得ることができるかもしれません。これまで助成金や寄付を中心に活動してきました。収益構造が変わることで、さらに活発に活動していくことができます。
上記3つが軌道にのってきたら、事業収益を活用して、スタジオで開催するアートプログラムを増やしていくことができます。
毎日、いろいろなアートプログラムが開催され、人と人が表現活動を通して交流できる場所、設立以来の念願だった「アートセンター」としての機能を持たせることができるかもしれません。
拠点を持たないすんぷちょですが、原町はこれまでの活動で一番縁の深い場所です。
震災後から続けているダンスワークショップ「わくわくダンス」を開催している宮城県障害者福祉センターや、2007年の開館事業として「ひゃくねんモンスター」を上演、それ以来舞台公演や2021年のフラットシアターフェスティバルを開催している宮城野区文化センターも原町周辺にあります。
市営住宅、乳児院、児童養護施設など、福祉的な施設が多いことも宮城野区の特徴です。
そして今後、宮城県が整備する宮城県民会館とNPOプラザの集約施設も新しい公立文化施設として近隣に誕生する話題が出ています。
文化が生まれる場所は、多種多様な人が住まい、それぞれに課題を抱えた場所にこそ、必要です。
景観や町並みが綺麗に整い、「文化的」と言われる場所だけにあるべきではありません。
そして、文化芸術はアーティストだけのものではなく、あらゆる人が生きがいや人との出会いを楽しみ、創造する喜びを得るために開かれているものであるべきです。
スタジオは地域や近隣の文化施設とゆるやかに繋がりながら、社会包摂的な文化芸術活動を行う発信地として、機能していきたいと思っています。
- プロジェクト実行責任者:
- 及川多香子(アートワークショップすんぷちょ)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年6月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
▶︎アートシェアスタジオちゃちゃちゃの内装工事 第一次:210万(コンクリート部分の床貼り/壁貼り、電気系統工事、照明器具設置工事) ▶︎アートシェアスタジオちゃちゃちゃの内装工事 第二次:50万(トイレ/通路部分照明設置工事、壁面の塗装、スタジオ内使用者の荷物置き場、倉庫部分等設置工事)
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額についてですが、宮城県の補助金で140万円の交付が決定し、すでに支払いが済んでおります。それ以外の不足分については団体自己資金で補填する予定です。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
1984年生まれ2児の母。明治大学文学部演劇学専攻卒、学生時代英国の文化政策や演劇教育に影響を受け、H26年現団体に参加、H28年より代表
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
すんぷちょありがとうセットコース
●お礼のメール&活動報告
スタジオの進捗について主にメールでお伝えします。
●スタジオパンフレットをお送りします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円
応援コース:3,000円
●お礼のメールと活動報告をお送りします。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円
すんぷちょありがとうセットコース
●お礼のメール&活動報告
スタジオの進捗について主にメールでお伝えします。
●スタジオパンフレットをお送りします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円
応援コース:3,000円
●お礼のメールと活動報告をお送りします。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
プロフィール
1984年生まれ2児の母。明治大学文学部演劇学専攻卒、学生時代英国の文化政策や演劇教育に影響を受け、H26年現団体に参加、H28年より代表