冬のご挨拶

十二月になると、お取引先やお世話なる方々へ

冬のご挨拶周りに出掛けます。

リンゴの発送の合間を見つけては出向き、

毎年、月の半ば頃を目途に終わらせます。

ところが、今年は収穫作業や発送業務も

長引いたこともあり、昨日12/30に終えました。

 

画像は気仙沼の鰹節の副産物です。

先日、唐桑半島の漁師さんを

お伺いしたところ、いただきました。

製造工程で発生する削り節の粕を

保管しておいて下さったとの事。

とても有難い貴重な地域の資源です。

社長さんは地元で水揚げされる素材に

「誇りとこだわり」をお持ちです。

こちらの枯節は勿論、ナマリ節やワカメ、コンブ

など、毎日欠かすことなくいただいています。

 

リンゴジュースの搾り粕や国産ナタネの油粕、

ツバキの油粕、米糠、そして画像の魚粉、

発酵させた『ぼかし』という肥料にして土に還します。

今年の十月はドラム缶で五缶ほど撒きました。

 

園地のあるのは岩手県と宮城県の県境、

江戸時代には名将・伊達政宗公を藩祖とする

仙台藩の治めていた所です。

山を越えれば三陸の海が広がっています。

森と海の協奏曲は、休むことなくつづきます。

 

他の原材料とよく混ぜて発酵させること一～三ヶ月、香ばしい匂いがしたら出来上がり