女 川町を対象とした「アイデアの力と観光で地域を元気にするプロジェクト」は、河北新報社の主催の元、今年8月より参加商店と東北を中心に活動するクリエーター約60人のクリエー ターたちが、何度も現地と各商店を訪ねて打ち合わせ・取材・撮影などを行い完成させた復興支援ポスターです。クリエーターたちが情熱を傾けて制作した、面白 い、人をひきつける、元気のあるポスターは、女川町の新しい観光のポイントです。一般社団法人 知的創作研究所では、きぼうの鐘商店街へ「串焼きたろう」さんのポスターを寄贈完了しました。

私が担当したのは、女川きぼうの鐘商店街でやきとり店を営む「串焼きたろう」さん。気さくで人間味のあるご主人と、若く美しい奥様とお二人で店を経営していらっしいました。私は、家族を連れて2度ほどお伺いしたのですが、仕事上頻繁に訪れることが出来なかったことが今も悔やまれます。教え子である、学生にも協力してもらい、5点のB2判ポスターをなんとか完成させることができました。他のクリエーターの方々とは合流する機会がなく、殆ど単独での支援活動となりました。後日、印刷が完成した後、河北新報社の担当者の方と同伴で、贈呈式を執り行いました。大震災で受けた影響や被害の現状は4年が過ぎた今も至る所に悲惨な爪痕を残しています。まだまだ本来の復興はもとより、被災者や避難生活を余儀なくされておられる方々の未来の構築はまだまだ先のことのように思います。今を見詰め、日本の未来を予見し準備と対策を万全にしておくことがこれからの大災害に対して対峙する生きるための基本姿勢です。私が早期避難の大切さを今は亡き元教え子たちに身を持って教えられ、いつも持ち歩くことで避難を容易にするための「携帯避難防護服BOUGUボーグ©」A-1タイプを開発するきっかけとなったのも元教え子たちからの魂のメッセージでした。


 
河北新報社、「今できることプロジェクト」の資料より
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