子どもたちからチャットで届く心の声を受け止めたい!

子どもたちからチャットで届く心の声を受け止めたい!

支援総額

434,000

目標金額 300,000円

支援者
69人
募集終了日
2022年1月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

ネクストゴールを目指します。40万円に挑戦します。

 

第一目標である30万円に達しました!

たくさんの方のご支援のおかげです。

本当にありがとうございます。

 

でも、まだ残された日にちがあります。

そこで、次のゴールを設定することにしました。

 

次の目標は40万円です。

もし、次のゴールが達成したら

電話とは異なるチャット相談について経験豊かな外部講師から継続して学ぶことが可能になります。

 

私たちは日々、子どもに向き合いながら、自分自身を見つめ直します。

子どもたちに寄り添い、子ども自身が自分が価値ある存在であることに気づくために、ありのままで安心できる心の居場所を作ります。

 

チャイルドラインの受け手は学びを続け、さらに学びを深めながら自分と子どもに向き合います。

 

子どもの自死が増えている今、子どもの心の居場所は緊急、必須です。

子どもの孤立感、無価値感、怒りを受け止め、追い詰められた心理状態が緩むように、子どもの気持ちをしっかり受け止めたい。

 

徹底して子どもに寄り添う力を、学び続けることで蓄えたいのです。

「経験豊かな講師からの学びを継続し、受け手が子どもを受け止める力を蓄えたい。」

そのための資金とさせていただきます。

 

最後の日まで、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

▼自己紹介|チャイルドラインこおりやまについて

 

はじめまして。

福島県郡山市で活動する「チャイルドラインこおりやま」理事長の大岡桂子(おおおかけいこ)と申します。職業は保育園の保育士です。

 

 

 

 

■続く災害・コロナ禍…… 子どもたちは心の声を受けとめてほしがっています

 

チャイルドラインは子どもたちの声を大人が受けとめる活動です。私たち「チャイルドラインこおりやま」を含めた、全国68団体とチャイルドライン支援センターが協働で実施しています。(2021年現在)

 

孤立化が進み、災害やいじめが増える世の中で、子どもたちが胸にしまっている不安や悲しみを解消できる場が少なくなっています。あるいは嬉しかったことがあっても身近に話せる人がない場合もあります。 福島からの電話は、東日本大震災後に急増し、より多くの福島の子どもたちに、チャイルドラインの存在を知ってもらうためと、地域の大人が地域の子どもたちの声を受けとめられるようにするために、2012年チャイルドラインこおりやまを立ち上げました。

 

 

チャイルドラインのイメージを、まずはイラストでご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

チャイルドライン支援センター公式サイトより)

 

子どもは成長とともに、他の人とは違う自分を意識するようになり、様々な葛藤を抱えるようになります。葛藤や困難な状況を乗り越えて自分自身を生きる土台を築いて行く子ども時代ですが、不安な思いを誰にも話すことができない子どもたちが増えています。

 

チャイルドラインに電話をかけてくる子どもたちは、親や先生、友達などの身近な人には話せない悩みや自分の気持ちを語ってくれます。そして、話すことで自分の気持を整理し、乗り越える力を蓄えます。電話の向こうの子どもの声が変わっていくのを聞いていると、子どもたちは自分で考える力をもっているのだと強く感じます。

 

(勤務している保育園の園児と触れ合う中で、いつも考える力を感じさせられます)

 

 

■我が子の不登校経験から学んだ、子どもが多様な人と出会い、話せることの大切さ

 

私の息子は転校したあと不登校になりました。不登校後に放浪の旅をし、日本各地で出会った方々との出会いでたくさんの力を頂きました。後になってその話を聞き、見知らぬ方々に感謝の気持ちで胸が熱くなりました。

 

あるとき、疲れ切った体で、雨の降る深夜の道路をバイクで走っていて赤信号直前の信号を走り抜けたタイミングで、後ろからサイレンを鳴らしたパトカーが追ってきたのだそうです。驚いて停止すると、年配の方と、若い方と二人のおまわりさんがおりてきて、「サイレンを鳴らしてごめんな。追いつけないと思ったんだよ。後ろの荷物がほどけそうだから、荷造りをここでし直したほうがいいよ。」と言って、降りしきる雨の中二人のおまわりさんは濡れながら荷台の紐を結わえ直してくれたのだそうです。「気をつけて無理をしないでな。」と見送ってくれたといいます。「その後、心がほっこりして元気が出た。」と息子は言います。様々な方との出会いで学び人への信頼を回復していったように思います。

 

多様な人との出会いや安心して自分を表現できる場が、現代では極端に少なくなっています。不安や戸惑い、葛藤を責めたれたり、指導されるのではなく、安心して話せる場の必要を感じてチャイルドラインの活動に参加しました。

 

■チャイルドラインこおりやまの設立から今に至るまで

 

地域の同じ志を持った仲間が集まり、2012年にチャイルドラインこおりやまを設立しました。もうすぐ丸10年を迎えようとしています。

 

 

 

チャイルドラインで子どもの心の声を受け止めるのは、受け手と呼ばれる地域の大人たちです。全員が『受け手養成講座』という所定の研修を自費で受講したのちに、活動に参画します。受け手の活動は完全無償のボランティアです。「子どもの心の声を受け止める一助になりたい」という想いを持った数十名の受け手ボランティアに支えられて、私たちの活動は成り立っています。

 

この10年間で8回の受け手養成講座を開催しました。また、子どもたちの現状について、地域の大人が理解を深めるためのフォーラムも複数回開催してきました。チャイルドラインの回線で話を聴くだけでなく、子どもたちに関心を持ち、子どもたちの話に耳を傾けられる大人を地域に増やすことも、私たちは大切にしています。(今回のクラウドファンディングのリターンとして、子どもの現状を伝えるためのセミナーもご用意いたしました。ぜひ多くの方に受講いただければと思います)

 

(令和元年には郡山市の『まちづくりハーモニー賞』もいただきました)

 

 

▼『オンラインチャット』という新しい仕組みが子どもたちに求められています

 

 

チャイルドラインには、2020年度、151,812件の子どもたちからの電話の着信がありました。たくさんの子どもたちが自分の心の声を聞いてもらいたいと願っています。

 

でも、実は年々、チャイルドラインへの電話の着信数は減少しています。

 

<年度別の電話着信数推移>

 

その要因として……  

 

・平均通話時間が年々のびていること

・フリーダイヤルに電話をかけられる子どもが減ってきていること

・家庭の固定電話、公衆電話が減ってきていること

・電話で話すことが子どもも大人も日常的に減ってきていること

・2019年度からチャイルドラインでも始まったチャットへの書き込み件数が増加していること  

 

などが考えられます。

 

逆に年々、件数を増やしているのが、オンラインチャットです。

 

 

 

<年度別のチャット着信数推移>

 

年々、対応件数は増加していますが、2020年度は、17,573件のチャット書き込みに対して、対応できた件数が6,992件。対応率は39.8%でした。約6割、10,000件以上の子どもたちのチャットに応えられていません。一人でも多くの子どもに応えられるよう、体制の充実が急務です。

 

 

▼オンラインチャットに対応できる体制構築を目指してクラウドファンディングにチャレンジします

 

今回はスマートフォンの普及により変化した子どもたちのコミュニケーション環境に適応し、チャットで子どもたちの声を受けとめられるようにクラウドファンディングにチャレンジします。  

 

私たちにはまだオンラインチャットで子どもの対応をした経験がありませんが、全国のチャイルドラインの活動をサポートする『チャイルドライン支援センター』が、過去の数百万件を超える電話対応やチャット対応の経験を元にした研修会を行い、各団体のオンラインチャット対応の質を担保しています。私たちもこの研修を受講する予定です。

 

そして、研修の受講以外に、オンラインチャットを実施するためには、セキュリティ完備のチャットシステムを導入できるパソコンの確保が必須となります。私たちは、皆様のご支援を原資として、必要な機能を備えたパソコンを3台購入し、電話とともに、チャットでも子どもの声を受けとめる団体として活動することを目指します。 

 

 

 

▼応援コメント

 

こおりやま子ども若者ネット 代表 鈴木 綾

 

チャイルドラインこおりやまのクラウドファンディングを応援します。チャイルドラインは子どもの声を受け止めるフリーダイヤルです。2010年に、その存在を知りました。当時の僕は「声を聴くだけの仕組みなら関心ない。」との考えでした。その後、準備会などに参加すると子どもたちから寄せられた声を、社会化することや子どもの権利を中心に、社会運動を行う事がチャイルドラインの取り組みに含まれている事を知り活動に参加しました。運動の起点が、子どもの声ってとても重要だと思います。今回は、声を聴くチャンネルを増やすため(チャットでの)のクラウドファンディングです。ぜひ応援していただければ幸いです。

 

 

 

助産師 佐藤聡子

 

 

今回のパソコン購入の資金調達の目的は「チャット」という手法を取り入れる事。子ども達の相談方法の幅が広がるということですね。とても良い事ですね。従来までの「電話」という手法のみの場合は、誰かが家に居て話を聞かれてしまう事を考えると連絡することを諦めてしまうケースもあったのではないかと考えます。親や、先生、友達などには話せない、自分の存在を明かさなくてもよい聞き手にだからこそ本音で話せることって確かにあると思います。悲しかったこと 、辛かったこと・・・ 張り裂けそうな心が少しでも癒されれば。嬉しかったこと、何かが解決したので聞いてほしいこと・・・ 喜びを共有し次の力につながるよう。「子どもには力がある 」子ども自身がエンパワメントできる力を信じていきたいものです。目標達成となりますよう応援しております。

 

 

▼最後に

私たちは「子どもの最善の利益」を守ることを目指しています。そのためには子どもの意見に耳を傾ける大人を増やしたい。「こどもの意見表明権」はこどもの最善の利益を守るために必要な権利です。「社会は自分たちが作っていく」という実感を子どもたちが持てるように私たちは子どもの声を受けとめ、社会に発信するアドボケイト(代弁者)として、電話でもチャットでも子どもの声に向き合います。

 

今回のクラウドファンディングへの挑戦は、受け止められていない子どもの声があることを一人でも多くの方に知っていただく意味もあると思っています。

 

お金によるご支援もたいへんありがたいですが、それに限らず子どもの最善の権利を共に守れる仲間が一人でも増えることを願っています。

 

応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

プロジェクト実行責任者:
大岡桂子(チャイルドラインこおりやま理事長)
プロジェクト実施完了日:
2022年1月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

規定の研修を受けたボランティアが子どもたちからのチャット相談を受ける体制を作るため、チャット相談対応用のPCを購入します。

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プロフィール

チャイルドラインは、18歳までの子どもがかける子どものための電話です。 ●ひみつは守るよ ●どんなことも、いっしょに考える ●名前は言わなくていい ●切りたい時には、切ってもいい この4つのことを子どもたちに約束しています。 チャイルドラインこおりやまは、2012年に設立され、子どもたちの心の声を日々受け止めています。

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リターン

3,000


心を込めたお礼のメール

心を込めたお礼のメール

●サンクスメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします。

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

5,000


子どもたちについて理解が深まるセミナーと、チャット事業の報告会にご招待

子どもたちについて理解が深まるセミナーと、チャット事業の報告会にご招待

●サンクスメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします。

●zoomセミナーご招待
①子ども若者の現状とその社会参加セミナー
<講師:鈴木綾/開催日2月6日(日)13:30~15:30>

②思春期の性の現状とその支援セミナー
<講師:佐藤聡子/開催日2月20日(日)13:30~15:30>

③子どもの権利とチャイルドラインセミナー
<講師:大岡桂子/開催日3月6日(日)13:30~15:30>

※上記3つより1つのセミナーを選んで受講いただけます。
※ライブ受講ができない方はアーカイブ動画を後でご覧いただくことが可能です。


●「チャットで子どもの声をきく」報告会にご招待
チャット導入後の活動報告会にご招待します。
(2022年秋頃に郡山市内で開催予定)

支援者
28人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

10,000


子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(1名様)

子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(1名様)

●サンクスメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします。

●zoomセミナーご招待(1名様)
①子ども若者の現状とその社会参加セミナー
<講師:鈴木綾/開催日2月6日(日)13:30~15:30>

②思春期の性の現状とその支援セミナー
<講師:佐藤聡子/開催日2月20日(日)13:30~15:30>

③子どもの権利とチャイルドラインセミナー
<講師:大岡桂子/開催日3月6日(日)13:30~15:30>

※上記3つのセミナーをすべて受講いただけます。
※ライブ受講ができない方はアーカイブ動画を後でご覧いただくことが可能です。

●「チャットで子どもの声をきく」報告会にご招待(1名様)
チャット導入後の活動報告会にご招待します。
(2022年秋頃に郡山市内で開催予定)

●冊子『フリーダイヤル10年~チャイルドラインに届いた声からこどもの状況を考察する』名古屋大学准教授内田良氏協力

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

30,000


子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(3名様まで)

子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(3名様まで)

●サンクスメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします。

●zoomセミナーご招待(3名様まで)
①子ども若者の現状とその社会参加セミナー
<講師:鈴木綾/開催日2月6日(日)13:30~15:30>

②思春期の性の現状とその支援セミナー
<講師:佐藤聡子/開催日2月20日(日)13:30~15:30>

③子どもの権利とチャイルドラインセミナー
<講師:大岡桂子/開催日3月6日(日)13:30~15:30>

※上記3つのセミナーをすべて受講いただけます。
※ライブ受講ができない方はアーカイブ動画を後でご覧いただくことが可能です。

●「チャットで子どもの声をきく」報告会にご招待(3名様まで)
チャット導入後の活動報告会にご招待します。
(2022年秋頃に郡山市内で開催予定)

●冊子『フリーダイヤル10年~チャイルドラインに届いた声からこどもの状況を考察する』名古屋大学准教授内田良氏協力

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

50,000


子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(5名様まで)

子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(5名様まで)

●サンクスメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします。

●zoomセミナーご招待(5名様まで)
①子ども若者の現状とその社会参加セミナー
<講師:鈴木綾/開催日2月6日(日)13:30~15:30>

②思春期の性の現状とその支援セミナー
<講師:佐藤聡子/開催日2月20日(日)13:30~15:30>

③子どもの権利とチャイルドラインセミナー
<講師:大岡桂子/開催日3月6日(日)13:30~15:30>

※上記3つのセミナーをすべて受講いただけます。
※ライブ受講ができない方はアーカイブ動画を後でご覧いただくことが可能です。

●「チャットで子どもの声をきく」報告会にご招待(5名様まで)
チャット導入後の活動報告会にご招待します。
(2022年秋頃に郡山市内で開催予定)

●冊子『フリーダイヤル10年~チャイルドラインに届いた声からこどもの状況を考察する』名古屋大学准教授内田良氏協力

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

100,000


子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(10名様まで)

子どもたちについて理解が深まる3つのセミナーと、チャット事業の報告会にご招待(10名様まで)

●サンクスメール
心を込めてお礼のメールをお送りいたします。

●zoomセミナーご招待(10名様まで)
①子ども若者の現状とその社会参加セミナー
<講師:鈴木綾/開催日2月6日(日)13:30~15:30>

②思春期の性の現状とその支援セミナー
<講師:佐藤聡子/開催日2月20日(日)13:30~15:30>

③子どもの権利とチャイルドラインセミナー
<講師:大岡桂子/開催日3月6日(日)13:30~15:30>

※上記3つのセミナーをすべて受講いただけます。
※ライブ受講ができない方はアーカイブ動画を後でご覧いただくことが可能です。

●「チャットで子どもの声をきく」報告会にご招待(10名様まで)
チャット導入後の活動報告会にご招待します。
(2022年秋頃に郡山市内で開催予定)

●冊子『フリーダイヤル10年~チャイルドラインに届いた声からこどもの状況を考察する』名古屋大学准教授内田良氏協力

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

プロフィール

チャイルドラインは、18歳までの子どもがかける子どものための電話です。 ●ひみつは守るよ ●どんなことも、いっしょに考える ●名前は言わなくていい ●切りたい時には、切ってもいい この4つのことを子どもたちに約束しています。 チャイルドラインこおりやまは、2012年に設立され、子どもたちの心の声を日々受け止めています。

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