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ADHDと共に生きる私が、コミックエッセイで生きづらさを伝えたい

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支援総額

0

目標金額 350,000円

支援者
0人
募集終了日
2019年11月29日

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プロジェクト本文

素顔の自分をさらけ出し、自分を解放したい

 

ページをご覧いただきありがとうございます。

 

私は30歳の時にADHDと診断され、発達障害と共に人生をやり直してきました。ADHDはやっかいな発達障害で、段々と仕事にも行けなくなってしまいました。今年の9月に39歳となり、いよいよ30代最後の年になりました。両親も歳になってきて、このまま何もしないで毎日を終えるより、何か行動を起こしたいと強く想うようになりました。

 

私にできることは何かと考えた結果、コミックエッセイを描き、いずれ作家としてデビューをしたい!という目標を見つけました。コミックエッセイを通して、ひた隠しにしてきた生きづらさを描きだし、私は本当はこういう事を考えて、こういう人間なんだよ、ということを伝えたいと思っています。そしてマンガを通じてたくさんの人と関わり持つことが、私にとって良い方向に繋がるのではないかと期待しています。人間関係が苦手な私にとって、夢のようなプロジェクトです。

 

さらに願うのは、生きづらさを感じながらもなんとか生きている私のような人間について、少しでも多くの皆さんに知っていただき、障がいがある人もない人も生きやすい、そんな世の中につながることです。

 

このページでは、私がADHDと診断をうけ、コミックエッセイと出会い、クラウドファンディングに挑戦しようと決心するまでの物語を書かかせいただきます。少し長くなりますが、ぜひ読んでいただき、私の想いを知ってご支援をいただけたらと思います。皆さまの温かいご支援を、どうかよろしくお願いします。

 

 

 

30歳でADHDと診断
全てのピースがはまった気がした

 

私は子どもの頃から、他の子と何かが違う「不思議ちゃん」でした。高校卒業後は美大に通い、仲間と一緒に映画撮影をすることに夢中でした。当時はスマホも編集機器も高かったので、皆で力をあわせて1時間半の映画を撮ったことを覚えています。

 

大人になってからは、仕事をする上で生きづらさを感じることが増えました。20代の頃、私は風俗で働いていました。不思議と人間関係で悩んだことはありませんでしたが、毎日シフト通りに出勤することができず、眠いなどといったどうしようもない理由で、22日間のうちの5日は休むような日々でした。今思えばADHDの症状だったと思います。


次第に仕事に行くことができなくなり、心配した親が病院に連れていってくれました。30歳の時でした。そしてADHDであるということが分かったのです。最初は納得できず、いろいろと本を読み漁りました。しかしADHDの「衝撃性」という特徴が、とっさにキレてしまう、所持金を全て使ってしまうといった、今までの私の行動とぴったり一致しました。驚きや落胆よりも、やっぱり何かあったんだ、という安心の気持ちが一番大きかったことを覚えています。

 

診断されたあと、生活は大きく変化しました。薬物療法に加え、認知療法や行動療法も合わせて、少しずつ自分と向き合い衝動を抑えられるようになりました。ですが、完璧に抑えられているわけではないので、たまに失敗してしまうこともあります。そんな時は自分を責め、落ち込み、何日かベッドからでれなくなります。今は、毎日しっかり起きて、服を着替えて、できることをやろうと毎日奮闘しています。

 


順調だった憧れの企業での仕事
でも、次第に休み時間が怖くなりました

 

ADHDの診断を受けてしばらくして、心機一転仕事をしようと思い、高校生時代からずっと憧れていたIT企業で働くことになりました。風俗で働いていた私が入れるわけがないと思っていましたが、半年以上の面接を乗り越え、チャンスをいただくことができました。最高に嬉しくて涙が出たことを覚えています。コールセンターから始まり、修理センター、最後は銀座の店頭スタッフとして働いてきました。

 

最初はとても楽しく、勤務中は仕事モードに入れるので、働く上で苦労したことはありませんでした。ところが、だんだんと休み時間が怖くなりました。同期や先輩と何を話していいのかわからないのです。次第に一人で過ごすようになり、仲良くなっていく同僚たちを見るたびに自己嫌悪に陥りました。

 

そんなある日の休み時間、とてもショッキングな出来事が起きました。私がコートラックの裏で本を読んでると、同期が何人か入ってきて噂話を始めました。私が唯一心を許せると思っていた女の子が、私のことを「いつもブランド物のカバンや服を持っていて自慢してる」「上司にも気に入られていてずるいよね」と話していました。すごくショックでした。思わずその場から逃げ出し、その日はただ震えながらやり過ごしました。職場ではADHDを公表して働いていたので、何かと上司に気にかけてもらっていた部分もあったのかもしれません。


それから仕事へ行こうとすると家から出られなくなりました。父や母、就労支援センターの方についてきてもらってなんとか出勤しても、3時間程度しか働けず、会社に貢献できなくなっていました。そんな状況をみかねた上司が面談をしてくれたので、私はあったことを全て話しました。するとまたある日、その女の子から電話がかかってきました。上司に告げ口したこと、噂話を重く受け取ったことを責められ、ADHDだと知っていれば仲良くならなかった、ADHDと聞いて引いた、二度と話したくない、と言われました。

 

やっと始めた仕事なのに、私はそこから一切仕事に行けなくなり、結局会社を辞めることになりました。今でも悔やんでいます。

 

 

コミックエッセイとの出会い
これなら私にもチャレンジできるかもしれない

 

私はいつのまにか、素顔の自分を出すのを辞めていました。いつも周囲に気を使い、合わせて生きてきました。自分の意見を言えず、人の記憶に残らないまま、ただやり過ごしてきました。でも本当の私は、明るく冗談も言えて、家族には自分の意見も言える人間なのです。偽りの自分を演じるのはもう嫌です。発達障害、躁鬱、適応障害など、このままの自分を受け入れてもらいたいのです。

 

仕事が出来なくなって以来、私にできる仕事、私にしかできない仕事が何なのかを、ずっと考えていました。そんなとき、コミックエッセイというジャンルに出会いました。作者は、自分に起こったことを、面白く、時にはシリアスに描いていました。私は子どもの頃からマンガが好きで、漫画家を夢見ていました。すらすら読めるマンガが、とても性に合っていたのです。

 

発達障害や、躁鬱、風俗での経験、企業での経験、生きづらさのこと、生きていくということー。私の壮絶な人生を漫画にしたい。コミックエッセイは、今まで色々な体験をしてきた私には、うってつけだと思いました。

 

 

 

 

なぜクラウドファンディングに挑戦するのか

 

ネタは沢山ありますが、マンガを描くためには、最低限の道具を買い揃える必要がありました。しかし現在は仕事をしておらず、自分で購入することが難しい状況です。そんなときに、クラウドファンディングという仕組みを知りました。まず思ったのが「これで私も働ける、漫画家になれる!」ということでした。甘いと言われるかもしれませんが、今は働けていないため、どうしても最初の援助が必要です。みなさまにご支援いただければと思います。どうかよろしくお願いいたします。


いただいたご支援で、まずは液晶タブレットと、漫画を描くために必要なソフトを購入したいと考えています。デジタルの道具を使わずに紙で描くことも考えましたが、私は人付き合いが苦手なので、アシスタントの不要なデジタルの方が良いだろうと思いました。出来る限り予算を抑えるため、中古品の購入を予定しています。もしたくさんのご支援をいただければ、ネクストゴールに挑戦し、新しいパソコンも購入したいと考えています。今持っているパソコンはOSが古いため、最新のソフトに対応できないためです。

 

<資金使途>

・液晶タブレット購入費(中古) 120,000円
・ソフトウェア購入費(中古) 12,000円
・クラウドファンディング手数料 220,000円

 

 


障がいのある人にも、ない人にも、
生きづらさについて伝えていきたい。


ADHDと診断されて、辛いことも面白いこともたくさんありました。それを自分の言葉と表現で、たくさんの人に伝えていきたいです。

 

まずは私と同じようにADHD、躁鬱、睡眠障害、適応障害に悩んでいる方に、「私も同じだ!」「このままでいいんだ!」と思ってもらえると嬉しいなと思います。生きづらさ、障がいを受け入れられない人も沢山いると思います。そんな人たちに、私が今毎日どんなことを考え、生きなきゃいけないと考えているのかを、詳しく伝えたいです。

 

また、障がいを持っていない人にも、このような生きづらさを感じながらもなんとか生きている私のような人間について、「こんな人がいるんだ!」と知っていってもらえたらと思っています。全員に受け入れてもらえなくても、生きやすいようにするためにはどうしたらいいのか考え、障がいがある人もない人もどちらもうまく付き合える、そんな世の中になるように想いを込めて、発信していきたいです。

 

 


次の目標は、コンテスト応募です


道具が購入できたら早速コミックエッセイをを描きはじめ、来年2月「コミックエッセイ劇場」というサイトの「コミックエッセイプチ大賞」に応募したいと考えています。自らの体験談を描くことによってたくさんの人に読んでもらえる、そんなコンテストです。受賞すれば、コミック化に向けて担当編集者が付くことになる、若手の登竜門です。

 

コミックエッセイは2月と8月に募集しているので、もし今回受賞できなくても、pixiv(イラストコミュニケーションサービス)などで継続的に漫画を描いて発信していきたいと思っています。

 

みなさまのご支援を心よりよろしくお願いいたします。

 

 

※本プロジェクトは、2020年06月01日(月)までに実行者がコミックエッセイ執筆に必要な道具(液晶タブレット・ソフト)を購入することを以てプロジェクト実施完了とします。

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