森林ノ牧場の牛乳で日本一のグラスフェッド発酵バターを作る!

ということをバターづくりを始めた頃に掲げていました。

 

いつしか「クラフトバターをつくる!」

となっていったのですが、それにはこんなきっかけがあります。

(いや、日本一の発酵バターを今でも目指してますよ!)

 

バターを作るために解決しないといけないのはバターの20倍できる「スキムミルクの活用」でした。

そのためバターを作り始める前にスキムミルクを使った「乳酸菌飲料キスミル」という商品を作り始めたのです。

キスミルは水やお湯やサイダーで割っていただく乳酸菌飲料です

 

キスミルを始めた頃に「森林ノ牧場さんでバター作れるんですか?私たちのバター作れないですか?」

という声をかけてくれたのが、栃木県市貝町にある酪農家さんの奥さま方。

 

市貝町の大瀧さんと永嶋さん

 

確かに。

小ロットでバターが作れるということは森林ノ牧場のバターだけではなく他の牧場のバターも作れます。

 

自分の牧場の商品を作るって当たり前のように聞こえますが、そんなことはないのが酪農。

普通、酪農家さんは牛を飼ってミルクを搾るまでがお仕事です。

搾ったミルクは地域ごとの組合さんが全量買い取ってくれるので、自分のミルクを使った商品を作ることは普通しないのです。

森林ノ牧場の場合は牛を飼って、搾ったミルクを加工して、自分たちでお客様に販売しています。

(いわゆる六次産業というもので、これについてはまた後日詳しくお書きします)

 

バターが小ロットで作れるようになるということは、他の酪農家さんのバターも作れます。

普段、牧場のお仕事で忙しい酪農家さんでもバターであれば賞味期限も長いですし、冷凍したって日持ちします。

5kgのバターができたとして、100gのバターを50個くらいであれば、ご近所さんに配ったりお歳暮やお中元で贈ったりしたっていいわけです。

 

話は戻り、

こうやって市貝町の酪農家さんと一緒に作ったのが「おらげバター」でした。

「おらげ」とは「うちの」ということ。

これまで自分のミルクを使った商品なんてなかった酪農家さんがてにした「おらげ」のバターでした。

 

おらげバターのパッケージは2種類

 

バターをたくさん売ってたくさん儲けてもらいたいわけではないのです。

(いや、バターで儲けてもらってもいいのですが、酪農家さんは普段の仕事でしっかり儲けてほしい!)

何より生産者にとって一番嬉しいこと、

「おらげバターおいしいね!!!」

という言葉をもらう嬉しさを経験してもらいたいのです。

 

組合さんが搾ったミルクを全量買い取ってくれるというのは確かにありがたい。

けれど、生産者として嬉しいことは「おいしい!」という言葉だと思うのですよね。

 

おらげバターは定期的に作れるようになりました。

市貝町にある「道の駅さしば」で販売もしています。

 

こんな取り組みが広がれば生産者のこだわりあるクラフトバターが皆様の食卓にも広がっていくことになります!

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