昼食前のインスリン注射を無断で打たなかったころ

 

 

<病気を個性だなんて強がりじゃないの?>

よくSNS等で個別に質問いただくときに聞かれることですが...

もともとは強がりからスタートしました。

 

中学生ぐらいの頃から、「1型糖尿病のエアロビック少年」と取り上げられるようになり、強がっていた時期がありました。

 

ですが、現実としては「1回でも痛い注射を減らしたい」という思いで、「運動している人はインスリン注射を打たなくても大丈夫」「糖尿病が治った人がいる」そんな噂を鵜呑みにして、昼食前のインスリン注射を無断で中断していました。

 

もしあの時、当時1日4回だった注射を(今は私の場合、1日5〜10回)、昼食前の1回だけでなく4回全部抜いていたら、私は今この世にいなかったのだと思います。

 

 

<自分の場合は病気のおかげでと思えることが増えた>

そんな自分でしたが、同じ病気の友人をはじめ、いろんな病気の患者さん、そして、そのサポーターの方々に会える機会が増え、「1型糖尿病」で「エアロビック競技選手」の大村詠一だからこそ出会えた出会いや機会に恵まれました。

 

自分の場合は、病気で行き詰まったときにストレス発散できたスポーツの存在も大きかったのだと思います。

 

 

<病気を受け入れられない人たちのために>

もちろん私のように考えられる人ばかりとは思っていません!

むしろ、思っていないからこそ、この病気の根治を目指しています!

 

この病気になっても誰もが生きづらさを感じない環境であれば、私は根治を目指す必要はないと思います。

残念ながらそう言えない現状だからこそ、現状のインスリン補充とは違う治療法の開発を応援しています。

 

 

<講演に来る人はいいんだ。ここに来れない人に届けたいんだ。>

全国各地で糖尿病に関する講演が行われていますが、そこでよく聞く主催者の言葉があります。

 

「講演に来る人はいいんだ。ここに来れない人に届けたいんだ。」

 

病気になって、外出するのは定期検査を受ける病院だけ...

そんな方々の活動範囲が広がるように、私は「バイオ人工膵島移植」という治療法をプレゼントできる環境づくりに力を入れていきます!

 

しかしながら、私だけの力では研究を進めることができません。

是非、皆さんの力を貸してください。

 

 

認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク

専務理事 大村詠一

 

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