プロジェクト成立のお礼と「ライト兄弟」福井公演大成功の報告
●「ライトな兄弟」福井公演に2日間で900人近い観客!
「三世代で楽しめる独創的なダンス公演を3月福井で上演したい!」
私たちのプロジェクトに対して、94人の方々から目標金額の119%に当たるご支援をいただきました。あらためてお礼申し上げます。
おかげをもちまして3月9、10日の2日間にわたり、福井市出身のコンテンポラリーダンサー藤田善宏さんを軸とするニヴァンテの舞台「ライトな兄弟」を福井県県民ホールで上演することができました。
なんと、2回の公演で計900人近いお客様が会場を埋め、満員御礼。しかも、シーンごとに拍手が沸き起こったり、子どもたちの笑い声が巻き起こったり、さらにはダンスと音楽に合わせて手拍子をしてもらえるなど、熱気にあふれ、なおかつ温かさに満ちた公演となりました。
終演後、笑顔でお帰りになるお客様を見送る際、「とても面白かったよ」「こんな舞台をまた福井でやってください」と何人からも声をかけていただきました。
そんな客席に触発されるように出演者の方々も最高のパフォーマンスを発揮していただき、良い舞台になったと喜んでくれています。また、藤田さんにとっては、これ以上ない形での凱旋公演になりました!
(3月10日付 福井新聞記事)
ニヴァンテの2人のコメントに、公演の模様が凝縮されていると思いますので、ここで紹介しておきます。
◆藤田善宏さん
「終始会場中に溢れる笑い声や拍手。子供からお年寄りまで三世代に渡って楽しめるストーリーダンス公演を地元で実現できた喜び。カーテンコールで舞台上から見た景色は一生忘れません!」
◆村田正樹さん
「2回の公演ではお客様の歓声や笑い声が会場を包みお客様と一緒に作品を作れた気持ちです♡ 愛のある公演でした。沁みた♡」
終了後、出演者と実行委員会メンバーの記念撮影。充実の表情
●「楽しく、気持ちよく見てもらいたい」という思い
クラウドファンディングのリターンとしては、チケットの先行販売や優先観覧席、バックヤードツアーなど、実際の舞台に触れてもらえるような設定をいくつかご用意しました。
実際に、先行販売したチケットで足を運んでくださった支援者は、素敵な舞台をご覧になっていただけました。こちらとしても、お礼のメッセージとは別に、あらためてご挨拶できるのはありがたいことでした。優先観覧席をお選びいただいた方には、中央の見やすい席をご用意しました。全席自由で開場前から予想外の100人近くが並ぶ中、満足いただけたのではないかと思っています。
また、藤田さん、村田さんのサイン入りTシャツに加え、終演後のバックヤードツアーにお二人をご案内しました。ステージの照明、機材などについて舞台監督と突っ込んだやりとりをしたり、楽屋を訪ねて出演者と懇談したり、普段では味わえない体験をご提供できたと思っています。
(バックヤードツアーの様子)
(ご用意した優先観覧席)
●ダンスを踊る喜び、楽しさを浸透させたい
プロジェクトの公開期間中からも説明させて頂いた通り、わたしたちの目標は福井公演を成功させることはもちろん、藤田さんの創造性あふれるダンスワールドをより広く伝えていくこと、福井国体を機に育まれたダンスを踊る喜び、楽しさを県内でさらに浸透させていくことになります。
3月の公演に先駆け、1月下旬に藤田さんを講師に招いて一般向け、指導者・経験者向けのダンスワークショップを開催しました。こちらもほうも、参加者には大変好評でしたし、藤田さんからも、学校へのアウトリーチといった形などで、こうした活動がまた福井でできたらいいなとの感想を聞きました。
今回の公演は、出演者、技術スタッフ、ホールのスタッフ、実行委員、そしてお客様が一体となって温かみのあるステージが創り上げられたのだと、痛感しています。
クオリティーが高いステージでも、地方で公演するには採算面で厳しいため、地方都市では観る側も、演じる側も、なかなか機会に恵まれません。果たして、そうした現実に風穴をあけることができたかどうかは分かりませんが、熱意があればできる、やろうと思えばできるということだけは実証できたとも思います。
先に書いた大きな目標を掲げつつ、今後もさまざまな活動を継続できるなら幸いです。
ご支援に重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。
2019年3月16日
「ライトな兄弟」福井公演実行委員会
事務局長 森瀬 明