プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました
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本日、チャレンジ開始から9日目で目標額を達成することができました。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。

チェーンソーの研修は、危険と隣り合わせで、かつマンツーマンで行うため、講師より1回の人数は5名までにして欲しいと言われております。

今回の研修の成果を持ち帰り、チェーンソーの技術を仲間に伝えていく計画ですが、すべてをマスターして帰ることは不可能です。仕事や家庭の都合で参加できなかった仲間にも、高濱先生から直接指導を受けるチャンスを頂きたく、ネクストゴールを設定しました。

研修費用は、1回に10万円余り必用です。講師代、伐採する木材などの材料代、コンサルタント料(講師紹介料、機材準備費用) 残りのメンバーが研修に行けるよう、新たな目標額として20万円を目指します。引続きご支援をお願いいたします。

 

 

広島の山をきちんと手入れし、災害に強い、美しい里山を復活させたい。

 

はじめまして。岩下雅俊といいます。広島県安芸高田市八千代町で育ち、現在53歳です。

 

広島市では、3年前の8月に大雨による土石流が発生し、77名もの命が失われました。あれほどの大災害になったのは、広島の里山が保水力を失い、ぼろぼろの砂漠のような荒地になってしまっているのが一因と考えています。

 

私は、小さい頃から土いじりや庭で遊ぶことが好きだったこともあり、広島の山野をきちんと手入して動植物の豊かな、災害にも強い、美しい里山を復活させたいと考えるようになりました。

 

そこで、現在10名ほどの仲間を集め、「木の駅八千代」というコミュニティを立ち上げる準備をしています。その第一歩として、7月に島根県吉賀町で1泊2日のチェーンソー研修を受けたいと考えているのですが、そのための費用がまだ不足しています。そこでクラウドファンディングへの挑戦を決めました。

 

地元住民と里山整備を行っています

 

3年前の土砂災害。原因は山を手入れしていなかったことにあったのでは……?

 

平成26年8月20日午前1時。私は妻に起こされました。「雨がすごい勢いで降っていて恐ろしい」。

 

午前4時、さらに雨は激しくなり、家族で避難することにしました。道路は足首まで浸かる状態で思うように歩けませんでしたが、やっとの思いで安全な場所までたどりつきました。その後、雨は止み、通常通り職場へ出勤しましたが、職場では皆がテレビを見ていました。安佐南区八木の大災害の映像です。

 

あんなにひどい土砂崩れとなったのは、大量の雨が降ったためですが、周囲の山々が長期間放置され、荒地となっていたのも一因だと思います。というのも、広島に限らず全国の山々は、戦後盛んに植林が行われましたが、化石燃料の普及により木材価格が低迷。現在では全く手入れされず、モヤシのような山になっています。地面は石ころだらけで植物も生えない砂漠状態。当然、保水力はなく、大雨が降れば土石流が発生します。

 

山に光を入れる必要があります

 

次なる大災害を招かないために。広島の里山は早急に手入れをする必要がある。

 

これを防ぐには、人が積極的に山に入って適度に間伐し、地面に光を当てて豊かな植生を復活させる必要があります。

 

次なる大災害を招かないためにも、広島の里山は早急に手入れをする必要がある……そう考えていた私は、昨年6月、地元の市役所で開催された「木の駅」研修会に参加しました。講師の丹羽健司先生は、愛知県で市民参加型の森林調査「森の健康診断」を始められた、里山整備の先駆者です。

 

「森の健康診断」の1シーン

 

「森の健康診断」は、木の高さ、太さ、本数などを現地で確認して、森の混み具合を調べ、何本の木を間伐しなければいけないか具体的な本数を割り出す手法です。同時に、山の植生や地面に堆積している腐植土の厚さなどを調べ、森が豊かに育っているかの確認作業も行います。

 

この手法に感激した私は、同年11月には丹羽先生をお招きして「森の健康診断」を実施しました。その結果、私たちの里山の約半分の木は、伐採しないと健康にならない!ということが判明したのです。

 

丹羽先生と「森の健康診断」の参加者

 

里山を守るため、「木の駅八千代」を結成しました。

 

そこで私は仲間を集め、今年「木の駅八千代」を結成しました。メンバーは、丹羽先生の研修会に参加した地元住民や、公益財団法人広島市農林水産振興センターが主催した里山整備の研修生たち。山が好きな人たちばかりです。

 

「木の駅」とは、長野、岐阜、愛知を中心に、同じく丹羽先生が始められた画期的な取り組みです。長年放置された山に入り、間伐を行って、間伐材の売却代金を地域でのみ使える通貨に交換する、というものです。里山が綺麗になるだけでなく、地域経済も活性化させるという仕組みなのです。

 

間伐された木

 

「木の駅八千代」は、今年3月に設立準備委員会を立ち上げ、この10月には実行委員会を設立し本格的に間伐を始めたいと考えています。

 

ただ、問題なのが、間伐のためのチェーンソー技術を身につけているメンバーがいないということです。

 

高濱先生による搬出講習の場面

 

私たちに、山を守る仕事を任せていただけませんか?チェーンソー研修は、その第一歩です。

 

私たちは、これまで十分なチェーンソー研修を受けたことがない、ほとんど素人の集まりです。

 

間伐のためには、残す木と伐採する木を選別し、チェーンソーで一本ずつ丁寧に斬り倒していく必要があります。混み合った木は互いに引っ掛かって、簡単には倒れてくれません。チェーンソーで切る前に倒す方向を決め、正確に切る技術が必要です。また、倒した木は1~2メートルに刻んで山から運び出します。斜度のある足場の悪い山で安全に作業するには、山に関する知識も必要となります……。

 

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チェーンソーで間伐

そこで、7月上旬に、島根県吉賀町で1泊2日のチェーンソー研修を受けたいと考えています。具体的には、目立て、玉切り、突っ込み切り、搬出、ロープワークなどを学ぶ予定です。講師には、匹見・縄文之森協議会の高濱徹先生を迎え、メンバー5名で中身の濃い指導を受ける予定です。

 

●目立て:チェーンソーの刃を研ぐこと

●玉切り:丸太を輪切りにすること。おでんにいれる大根のイメージ

●突っ込み切り:チェーンソーの先端を木に突き刺す切り方

●搬出:倒した木を1~2メートルに玉切りし、山から平地へ出すこと

●ロープワーク:山から安全に運び出し軽トラへ乗せる技術

 

ただ、その受講のためには宿泊費や移動費など、メンバーの負担が大きく、受講料そのものは、こうしてクラウドファンディングでお力添えいただけないかと考えております。

 

広島に美しい里山を取り戻すために。そしてもう二度と、あんな災害が起きないように。私たちに、山を守る仕事を任せていただけないでしょうか。今回のプロジェクトでは、その第一歩を踏み出したいと思っています。

 

どうかご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

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木の駅メンバー

 


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