サインミュージカル「オズの魔法使い」終了!
企画をスタートさせて1年、稽古を開始して半年、どうなることかと思った本番も、感動の渦の中フィナーレを迎えることができました。
これも、皆様のご支援のおかげです。ありがとうございました。
予想以上の数の子どもたちが集まり、寄付金ももらえましたがそれでも足りず、クラウドファンディングで皆様のご支援を募りましたところ、続々と集まり、本当に嬉しい悲鳴でした。同時に、こんなにもたくさんの方がこのプロジェクトを応援してくれているんだと嬉しくなり、励みにもなりました。 感謝いたします。
本番1か月前に仮初日を行いました。この時点で通し稽古ができる状態にはなっていたのですが、全く芝居が成り立っておらず、感動には程遠い出来でした。
その後の稽古は毎週末に一日かけてやりました。ほぼ全員が休むことなく駆けつけてくれました。前日から泊まり込んだキャストもいます。誰かが休むことで稽古が遅れる、ということを子どもながら理解し、稽古優先の考え方に変わっていったのは素晴らしいことです。そうして迎えた本番、その直前のゲネプロで初めて音響照明とともに演じきったとき、本番の成功がはっきりと見えました。子供たちは本番に輝きを一層増すものだと、改めて思いました。自分の出番、自分の立ち位置、それらを指示される前にしっかりと動くことができ、本当に小さいながらも「役者」でした。2日間満員で、お客様の中には涙ぐむ方も少なくなかったです。アンケートには「すごい、感動した」といった声が多く、また見たい、もっとやってほしい、再演を!と言ってもらえたことも嬉しかったです。ミュージカルですが、舞台装置も、衣装も、音響照明も、聞こえない人にも楽しんでもらえるように工夫しました。
皆様からご支援いただいた資金は、全額、会場使用料や稽古場使用料、衣装代などに使用させて頂きました。
リターンについて、今月中には皆様のもとに郵送でお届けする予定です。が、本番DVDだけは、いつ出来上がるかわかりませんので、お待ちいただくかもしれません。
デフキッズ・プロジェクト2019はこれにて終了ですが、また今後は違う形で、聞こえない子どもたちと関わっていきたいと思っています。その時はまたご支援の程よろしくお願いいたします。