支援総額
目標金額 3,500,000円
- 支援者
- 627人
- 募集終了日
- 2025年6月30日
【よくある質問#2前編】「仲間はずれを生み出さないスポーツって、どんなスポーツ?(前編)」
ダイバーシティサッカー協会事務局です。
5月14日のプロジェクト開始からこれまでに、約300名の方からご支援いただき、第2目標金額に向けて引き続きチャレンジしています。クラウドファンディング終了まで残り2週間強となりましたが、引き続きのご支援をお願いいたします。
ホームレス・ワールドカップに関して多くの質問をいただきましたのでお答えしていきたいと思います。前回同様、代表理事の鈴木直文よりお答えします!
#2の質問は、
「仲間はずれを生み出さないスポーツって、どんなスポーツ?(前編)」
です。

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これは実は、よく訊かれる質問というわけではないかもしれません。
私たちダイバーシティサッカー協会は「仲間はずれを生み出さないスポーツの居場所づくり」を掲げています。
これは実は、「仲間はずれを生み出さない居場所」をつくるために、「仲間はずれを生み出さないスポーツ」をつくろう、ということなのです。
回りくどい言い方ですみません。
こういう言い方をするのは、ともすればスポーツは、仲間はずれを生み出しやすいものだからです。
だからこそホームレス・ワールドカップの日本チームは、「仲間はずれを生み出さないスポーツ」を体現できるチームでありたいと考えています。
「スポーツ嫌い」を生み出す体育や部活動
私は大学で15年間、スポーツの実技科目も担当してきました。必修科目なので、スポーツを好きじゃない学生も取らなければいけません。驚いたのは、その数の多さです。
体育もスポーツも大好きだった私は気づいていなかったのですが、どうやら高校生までの体育や部活動の経験から、身体を動かすこと自体への苦手意識や、運動の得意不得意による序列が固定化することで劣等感を植え付けられ、スポーツ嫌いになってしまう人がとても多いということのようでした。
だから「スポーツで仲間はずれを生み出さない世の中を目指しています」というと、スポーツがポジティブな経験だった方には「いいですね!」と共感していただきやすいのですが、そうでない方には「私はスポーツで仲間はずれになった方なので...」というような反応も少なくないです。
「そうそう、そうなんです! だからこそ私たちは、スポーツを仲間はずれを生まないものにしようとしていまして、、」とお話しを続けたいのですが、なかなかそこまでの機会がないことが多いのです。
だからこれは「よくある質問」というより、「是非訊いてほしい質問」かもしれません。
「誰も仲間はずれのいないサッカー」の衝撃
私は子どもの頃からスポーツが大好きで、体育も部活動も特に疑問を抱くことなく楽しんでいました。大学時代に出会ったラクロスという競技では、日本代表に憧れて練習に励み、社会人クラブチームで日本一になったり、留学先でスコットランド代表に選んでもらったりもしました。
スポーツといえば高みを目指して切磋琢磨するもの、ということに違和感を抱くことはありませんでした。(ただおそらく幸運だったのは、本当に「体育会系」を地で行くようなスパルタなチームに所属したことが一度もなかった、ということでしょうか。)
「スポーツ交流サロン」での原体験
そんな私が衝撃を受けた現場が、ダイバーシティサッカーでした。まだダイバーシティサッカー協会が法人化する前、私は一研究者として練習に参加させてもらったり、イベントの企画や運営をお手伝いさせてもらったり、という関わり方をしていました。
2017年か2018年のことだったと思います。その日、川崎の方の使われなくなった倉庫を改修したフットサル場で開かれた、東京の野武士ジャパン(日本代表としてHWCを目指していなかった頃も、国内の練習会をそのように呼んでいました)の練習に他団体を招いて行う「スポーツ交流サロン」に、私はかなり遅れて到着しました。
現場に着いた瞬間、とても和やかで優しい雰囲気だったことを覚えています。交流のために招かれていたのは、川崎市で就労支援事業を行うNPO法人FDAさんで、参加者には知的障害のある方が多く含まれていました。またダイバーシティサッカーの運営仲間が、小さなお子さんをたくさん連れてきていました。
そんななかで、参加者をごちゃ混ぜにして何チームかに分け、交代交代でフットサルをやっていきます。遅れてきた私も、ひとつのチームのゴールキーパーとして仲間に入れてもらいました。
知的障害のある方とサッカーをして気づいたこと
知的障害のある方とサッカー(もちろんスポーツも!)をしたのは、その日が初めてでした。「どうやって意思疎通をしたらいいのだろう?」「ルールはちゃんと守られるんだろうか?」などの不安を感じていたことを覚えています。
始まってみると、いくつも発見がありました。まず言葉のやり取りで意思疎通ができているか分からなくても、ボールのやり取りをすれば、お互いの意思をちゃんと感じることができる、ということです。
知的障害をお持ちと思われるチームメイトの女性は、ゴールキーパーの私がボールを持つと、ちゃんとパスを受けられる場所に立ってこちらに身体を向けてくれます。パスをすれば、ちゃんと相手ゴール方向にボールを運ぼうという意図がみてとれます。誰が味方なのかとか、どっちのチームがどっちに攻めるのかとか、そういうことはちゃんとわかってプレーされているのだな、と理解できました。
ただしその方は、コーナーキックの場面になると(コーナーキックというのがあることも、わかっているようです)、それが敵のボールでも味方のボールでも、とにかくご自身で蹴ろうとされるのです。
驚いたのは、それに対する他の参加者の反応です。誰もその方が全てのコーナーキックを蹴ることを咎めたりしないのです。その方がボールを蹴るまでみんなでじっと待っていて、ボールが蹴られれば何事もなかったようにフットサルのゲームが進行していきます。
「ああ、ルールなんて厳密に守らなくたって、ちゃんとみんなで遊ぶことができるんだ」
これはとても大きな気づきでした。
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「仲間はずれを生み出さないスポーツって、どんなスポーツ?(前編)」はここまでとなります。次回、後編もお楽しみに!
クラウドファンディングの終了は6月30日(月)23:00となっております。
ぜひ、周囲の方々へ本プロジェクトについてお知らせいただけますと幸いです。皆様のご支援により第1目標は達成いたしましたが、さらなる挑戦のため、第2目標達成まで引き続き温かいご支援・ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。
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6月18日(水)にホームレス・ワールドカップをさらに盛り上げるためのイベントを予定しています。皆様のご参加をお待ちしております!
●お申込みはこちら
https://hwc0618.peatix.com
●イベント概要
日 時:6月18日(水)19:00~20:30
形 式: オンライン(Zoomウェビナーを予定)
参加費: 無料
内 容:
① 基調挨拶
② ホームレスワールドカップ2025 概要説明
③ ホームレスW杯2024ソウル大会出場選手・スタッフ座談会 など
リターン
3,000円+システム利用料
3,000円でシンプル応援コース
●お礼メール
●2025年度の活動報告書
- 申込数
- 327
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年7月
10,000円+システム利用料
10,000円でシンプル応援コース
●お礼メール
●2025年度の活動報告書
●HPにお名前掲載(希望制)
・ホームレス・ワールドカップ2025オスロ大会の日本代表チーム特設ページにお名前を掲載させていただきます。
●応援メッセージを横断幕に掲載(希望制)
50文字以内でお寄せいただいたメッセージを掲載した横断幕をW杯へ持っていきます!
- 申込数
- 87
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年7月
3,000円+システム利用料
3,000円でシンプル応援コース
●お礼メール
●2025年度の活動報告書
- 申込数
- 327
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年7月
10,000円+システム利用料
10,000円でシンプル応援コース
●お礼メール
●2025年度の活動報告書
●HPにお名前掲載(希望制)
・ホームレス・ワールドカップ2025オスロ大会の日本代表チーム特設ページにお名前を掲載させていただきます。
●応援メッセージを横断幕に掲載(希望制)
50文字以内でお寄せいただいたメッセージを掲載した横断幕をW杯へ持っていきます!
- 申込数
- 87
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年7月

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