介助犬・聴導犬と暮らせる人を増やす。必要な車両を買い替えたい

もう20年以上前になりますが

日本人全員が知っている程、有名な芸能人が

「盲導犬ってストレスで短命なんだろ？」と

これまた有名番組で発言したのが切っ掛けで

 

補助犬は短命という噂が一気に広がりました

当時、この発言を受け沢山の犬関係者が

ＴＶ局に訂正を求めたそうですが実現せず

 

結局20年経った今でも

「補助犬は仕事ばかりさせられて短命」という

根拠のない噂がなくならないでいます

 

 

では本当に補助犬は短命なのでしょうか？

 

 

補助犬達は年に1回

人間ドックならぬドッグドック（健康診断）の

受診が義務付けられています

 

 

この健康診断書を毎年必ず

試験を行った認定機関と育成協会に提出します

ドッグドックをすることで予防はもとより

病気の早期発見に繋がり

はやく適切な治療を行うこともできます

 

 

 

そして冒頭にあげた

ストレスで短命なのか？！については

 

 

皆さんは

一日中ＴＶの前で座って、ご飯食べて、家族以外の人と会話しない

ゴロゴロ寝てる人と

 

仕事やボランティア活動したり、友人と外食やサークル活動に参加して

忙しくしている人

 

どちらが健康的だと思いますか？

 

 

コロナウイルスの影響で外出自粛になった時

家に籠ってばかりで精神的に疲労感を感じた人は

たくさんいたのではないかと思います

 

犬は社交性の高い動物です

人間と同じで外部刺激というものが健康な精神面を養うのに

非常に大切なのです

 

この外部刺激は言い換えればストレスです

ストレスは多すぎではいけませんが、全くない状況もよくありません

 

 

補助犬達はこの適度なストレスを受けながら

生活しているので

精神的、肉体的に充実した状態を維持することができます

 

 

 

聴導犬として活躍した

ブランカ（写真右の白い犬）

撮影時の年齢は17歳

 

後輩聴導犬チャンプと仲良くお昼寝中の写真です

今年5月、ブランカは17歳2か月で大好きな家族に見守られて

お星さまになりました

 

 

 

「補助犬はストレスにより短命」という発言には

科学的根拠もなにもありませんが

 

 

「補助犬は家庭犬より寿命が長い」ことは

科学的に証明された事実です

 

正しい情報を知っていただき

知らない人に広めていただけると嬉しいです