老犬や病気の子に家庭の温もりを！ 最期まで生きられるお家を！

8年前、ビニールハウスに独りぼっちで放置され、水もろくに与えられず、飼い主に怒鳴られ、時には蹴られていた犬。そんな近所の犬を偶然見つけ、その日からその子の元へ通いつめ、少しずつ飼い主との距離を縮め、数ヵ月後にその犬を譲り受ける事に成功...それが、代表の保護活動の原点だそうです。

｢不幸な命を放ってはおけない！｣
そんな代表の思いに共感し、私は昨年から、ボランティアメンバーとして参加をし始めました。

まだたった1年ほどですが、いくつもの不幸な命を見てきました。

全身病気になり息も絶え絶えの状態で遺棄された老犬、ネグレクトの末、鎧のような毛玉をつけて捨てられた子、また、狭い檻に閉じ込められ、糞尿の中ただただ過ごしていた子を近所の通報により発見したケース..。

私がボランティアメンバーとして初めて、保護センターへ引取りに行った小さなチワワの女の子は、病のためお腹がはち切れそうにパンパンに張り、今にも倒れそうにブルブルと震えていました。

実際にそのような子を初めて目にし、病院へ向かう車の中で、涙が止まりませんでした。

｢可哀想だから見てられない、よくやるね。｣

と言われる事があります。

もちろん、心身ともに傷ついた子達を見るのは辛いです。

が、彼らを不幸にしているのは人間、そして、救う事ができるのもまた、人間しかいません。

レスキューした子達が、少しづつですが人への信頼を取り戻し、表情豊かになり、お腹を見せて甘えてくれた時、
そして、終生可愛がってくれる優しい里親さんへと命を繋げた時...そんな時、何よりも嬉しくやり甲斐を感じます。

代表は、不幸な命を救うためには、とにかく諦めない人。本当の「愛犬家｣とは、こういう人の事を言うのだといつも思います。

一つでも多くの命を救えますように...どうぞ応援よろしくお願いいたします。