ガーナの主食、キャッサバを孤児院のこどもたちと作りたい!

ガーナの主食、キャッサバを孤児院のこどもたちと作りたい!

支援総額

211,000

目標金額 200,000円

支援者
25人
募集終了日
2014年8月14日

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2014年07月15日 01:16

主食バナナ:プランテーン

プロジェクト実行者の齋藤杏実です!
先日の団体代表の土橋からの心のこもった投稿をはさみまして、再び、どのように農地開拓を進めていくのかについて、昨年の開墾ストーリーを踏まえてお伝えして参ります。

 

今回は、主食になるバナナの「プランテーン」をご紹介します。

 

プランテーンと聞いてご存知の方は、かなりの植物通か料理通ではないでしょうか。
プランテーンは、日本では一般的に「クッキングバナナ」等と呼ばれる調理の必要なバナナです。バナナよりも固く糖分が少なく食物繊維が豊富なため料理に適しており、クックパッドで検索すると92件ものおいしそうなレシピが掲載されていました。定義上の「バナナ」と「プランテーン」の区別は事実上あいまいで、用途によって呼び分けられることがあるそうです[引用:1]。

 

私はガーナに行って初めてこのプランテーンに出会いました。初めて「プランテーン」という植物の名前を聞いたのは、道行く行商の女の子が「プランテ~ンチ~ィプス」と特徴的な声で言いながらバナナチップスを売っていたときで、そのとき私は、「プランテーン」と「プランテーション」(=大規模農場)を勘違いし、「ふむふむ、これは大規模農場で作られた、バナナチップスなんだな」と思ってしまいました。

 

孤児院のある村についてわかったことは、プランテーンがバナナであってバナナでない、ガーナで一般的な植物でありかつ主食として食べられている植物である、という事でした。

 

プランテーンは、いたるところに生えていました。
家の小規模農地に植えられているだけでなく、井戸の周りに野生でも生えていました。
孤児院について最初にふるまわれた料理もプランテーン粉(プランテーンを干して粉にしているもの)から作られていました。(写真)

 

(練り物状になっていて、手でつまんで少し辛いスープにつけて食べます)

 

また、首都のアクラ市内にあるスーパーマーケットに行ったときには、この料理に似た料理であるFUFUをインスタントで作れる「インスタントFUFU粉」を売っていました。(写真)

 

(インスタントFUFU粉。食べるタイミングを失っており去年のお土産ですがまだ残っています。)

 

孤児院では、写真の料理だけでなく、他の料理にもこのプランテーン粉がしばしば料理に加えられていたようです。

 

孤児院でプランテーンが食べられている、という事実を知った私たちは、その場で、「農地にキャッサバだけでなくプランテーンも植えられたら、子どもたちの主食を農地で取れたプランテーンで補うことができる」と考えました。そして、プランテーンも植えることにしました。

 

しかし、そう考えたはいいものの現実的な問題に直面しました。私たちにはもうお金がなかったのです。実はキャッサバのとき、農家兼孤児院の先生のニコラスが森に案内してくれたためにキャッサバの苗木を手に入れることができた、と書きましたが、このときニコラスに謝礼金を渡していたのです。ニコラスに再度「キャッサバをくれ」と頼むとなると、謝礼金を渡さなければならないですが、しかし、そんなお金はもう残っていない。

 

そこで、私たち5人の大学生は、
こんなにどこにでもいっぱい生えているのだから、

頼んだら分けてくれるんじゃない?
と考えました。今冷静に考えると、なかなかずうずうしい発想ですね。

 

ですが、結局どの家でも快くプランテーンを分けてくれました。(もちろん、多少の謝礼金をお渡ししました。)

 


快く分けてくれる理由としては、プランテーンの植物としての特徴にありました。根もと付近から茎を分ければ、またプランテーンの木が再生する栄養繁殖ができるのです。

 

(はじめにあたった家では、家族全員が出てきて私たちの話を聞いてくれました)

 

3軒目の家に行ったときには、その家の主人が英語を話せなかったので、英語のできる子どもに通訳を頼みました。

 

(結局15本ほど、プランテーンの苗をもらい、私たちの行動に興味をもったたくさんの子どもたちが集まってきて苗を運ぶのを手伝ってくれました。)

 

そして、完成した農地です。

 

(5日ほどで、10m×10mほどの農地になりました。)


今年は、昨年作った農地で成長したプランテーンを苗木にして、

皆さんの支援をもとにして購入した農地に植えたいと考えています。


プランテーンの加工と販売の可能性については、まだこれから調査しなければなりません。
やることはたくさんあります、孤児院オーナーと連絡を取りながら着実にプロジェクトを進めてまいりたいと思う次第です。

 

(参照サイト)
[1]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3, (参照日.2014.07.14)
 

リターン

3,000


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A.ガーナの子どもたちからのメッセージカード
B.渡航報告書

支援者
17人
在庫数
制限なし

10,000


alt

A. ガーナの子どもたちからのメッセージカード
B. 渡航報告書
C. ポストカード

☆以下のうちから一つ選択

D. 孤児院の給食を作っているマダムのガーナ料理レシピ集
E. ガーナの文化と料理を体験するプチイベント(東京/大阪)・渡航報告会の招待券

支援者
7人
在庫数
制限なし

30,000


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A. ガーナの子どもたちからのメッセージカード
B. 渡航報告書
C. ポストカード
D. 孤児院の給食を作っているマダムのガーナ料理レシピ集
E. ガーナの文化と料理を体験するプチイベント(東京/大阪)・渡航報告会の招待券
F.おみやげ

支援者
2人
在庫数
制限なし

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