前回は小学校5年の時インターナショナルスクールのサマーキャンプがそこそこ息子に合っていた。と言う話でした。

 

話は少し戻るのですが、息子の生育歴をざっくり書くと、
息子は0〜5歳まで保育園で特にトラブル無く過ごし、
小学校1〜2年ではトラブル続き、毎日のように学校から電話がかかってくる。

小学校2年終わりにWISCの検査を受け小学校3年生から特別支援学級 (通級)に通うようになる。
小学校3〜4年生は、通級に通い始めたこともあり問題行動は減るが読み書きを含む勉強は相変わらずさっぱり、
 と言う感じでした。

さて小学校5〜6年生の時の担任の先生は非常に息子(というか私?)にてこずり、また私もその担任の先生に死ぬほどてこずりました。

 担任は元気の良い30代の男の先生で難しいことをゲーム的な面白さで子供にやらせるところがあり、子供達のやる気を高めて物事に取り組むという技術を多用するため、息子も含めてクラスでの人気は高かったようです。

ただし努力してできる子にはなかなかいい先生だと思うのですが、努力してできない子に対しての対応については 、(おそらく彼が勉強のできる人だったからと思うのですが)全く相手の立場や気持ちを考えるということができませんでした。

やってみよう、もう少し頑張ろう、 少しずつでもできるようになろう。
今の自分を変えようという気持ちは、あるようです。(「は」って何?)
などなど、私の考えとはまったく違う角度からのコメントやアドバイスが連絡帳に並びました。
 とにかく今の息子の状態は「悪」であり「良い状態」に変わらなければいけないと言う見方からの指導が毎日されていたようです。(何かの宗教でしょうか?)
息子の状態を受け入れ、環境の方を変えようとしていた私の考えと真っ向から対立し、何を言っても平行線という状態が続きました。
3〜4年生で通級対応してもらったにもかかわらずまったく読み書き能力が伸びなかったので、iPadを導入してノートテイクをやめさせようとしたのもこの頃です。
 そんな学校生活だったため、夏休みはルールの違う世界に連れて行ったほうがいいだろうと思い、5年生の夏はアメリカンスクールのサマーキャンプに行ってみたのでした。

さて6年生になって、相変わらず担任の息子への攻撃は続いていたので、私は勉強についてはあまり口出しをせず家では好きにさせていました。

6年の夏休みは、勉強のできる友達は全員塾に行ってしまうのと、せっかく交通費その他の子供料金最後の年なので、 塾やお受験のいらないディスレクシア息子が親孝行してくれたんだと自分をねじ伏せ、思い切って2人で海外旅行に行ってみることにしました。
 息子と私の両方に車酔いがあること、息子に食物アレルギーがあり集団での食事は色々と迷惑がかかることを考え、個人旅行にして、行った先でレンタサイクルを使って観光するという旅行を計画してみました。
片言の英語しかしゃべれない私と、小6息子とのスペインフランス珍道中、意外とうまくいきました。
 日本人が経営しているゲストハウスに泊まったり、日貸しのアパートメントに泊まったり、食事はスーパーで野菜や果物、ハムやパン、冷凍食品を買ってきて食べ、自転車で街をぶらぶらしたり教会や美術館を観光したりと気ままに過ごしました。

息子は、道ばたでアイスを買ったりお土産屋さんでの買い物は、周りのお客さんを見ながら、身振り手振りで1人でできていました。
このようないきなりルールの違う環境に置かれると、人によってはものすごく緊張して、楽しむどころではないはずです。
 どうも息子は、普段の学校生活が自分にまったく合わない環境であるがために、逆に旅行先でのイレギュラー・ハプニング続出は苦にならなかったのではないかとも思います。
なかなかの大物ぶりに私も改めてびっくりしましたし、この旅行で息子は素晴らしい写真をたくさん撮りました!
 集団行動ではなく、2人でブラブラというのも息子の良さを引き出すのにとても良い環境だったようです。

 さてこんな感じで、息子は留学しても大丈夫じゃないだろうかと思える材料はだんだん揃ってきました。


 

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