フィレンツェ学会でイヤハンドマスを発表してまいりました。
お世話になります。皆様にご支援して頂いたお陰で、3/21日・22日にフィレンツェでありましたサイエンス系の国際教育学会に参加発表することができました。誠にありがとうございました。
参加者は38か国158名でした。私のフェルトボールを使ったイヤハンドマスは、多くの方に関心を持っていただき、なかでも学会主催者の女性社長がとても気に入ってくれて、「これは何歳から導入できるのか?」と聞かれ、「幼稚園からできます!」と答えると、とても驚いていました。というのも、今回の学会に参加してみて気づいたのですが、ヨーロッパ教育の喫緊の課題は移民教育にあるようです。彼らは移民教育用のメソッドを欲しています。ですから言葉の理解を超えて手で感じるフェルトボール算数に興味を持ってくれたようです。
私はその事実を知って心が変わりました。当初、自分のメソッドを売り込もうと考えていたのですが、移民教育に即使ってもらえるようなものにアレンジして来年また提案したいと考えました。
私は小学生にフェルトボールを使ったそろばん計算を教えていた経験もあり、それをアレンジしようと思い、フィレンツェ最終日に以下のような動画を撮りました。お買い物計算をユーロそろばんでしています。そろばんは、中国発祥ですが、4つ玉そろばんに統一したのは日本の塩野直道氏です。4つ玉そろばんは今の世界標準ですが、これは10進数を具現化するのに最適です。私は今後このフェルトボールそろばんの有用性を日本で実証実験してまいります。
なんだかフィレンツェに行く前と後とでは、私の算数教育に対する考え方が全く変わりました。そんな機会を55歳の私に与えてくださいました皆様に深く感謝いたします。
リターンにつきましては、4/1日に北九州で4/13日に東京で報告会を行うほか、フェルトボールセットご希望の皆様には4月中旬くらいまでにお送りしたいと考えています。フェルトボールのお使い例などもこれからどんどんYouTubeなどで発信してまいりますね。
また、皆様方からもフェルトボールのお使い方などのお知恵を頂くと嬉しいです。
今後ともご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします。