プロジェクト概要

今年1月、私たちはこれまでのキャリアをいったん離れ、一緒に新しい会社を立ち上げました。

 

올해 1월, 저희들은 지금까지의 커리어를 떠나 새로운 회사를 설립하였습니다. 

 

2018年1月,我们离开了自己曾经工作的岗位,携手创办了一家新公司。

 

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西山(左)は元外交官、春日井は個人事業主でした。

 

社名は、「シャングリラ」ーー由来は、小説『失われた地平線』で描かれた、アジアの"どこか"に存在する「理想郷」です。

 

「いつかアジア地域に、私たちの理想とする世界を作り上げる」という決意を込めて名付けました。

 

まさに事業で目指すのは、東アジア諸国、とりわけ【日・中・韓三ヵ国間の人的交流の質を上げ、本当の意味で「互いを知る」機会を創り出していくこと】です。

 

今回は、この新しい会社の、向こう半年間の運営資金を募りたいと思っています。

 

とはいえ、目的は単なる資金調達ではありません。今回一番大事にしたいのは、私たちの取り組みについてより多くの方々に知ってもらい、その理念に賛同してくれる「仲間を集めること」です。

 

それには、私たちの思いに共感してくださる方からの支援をあずかるクラウドファンディングという方法がぴったりだと思い、プロジェクトを立ち上げました。

 

↓↓【ダイジェスト版】プロジェクト紹介

※上手く見られない場合は、スライド画面を押す(orスマホならフリック)でページをめくれます

 


 

まずは、こうした想いに繋がるまでのそれぞれのストーリーをお話しさせて下さい。

 

■西山 洸 の場合

 

1990年生まれ。慶応義塾大学在学中から、国際関係論(特に地域統合論)に興味を持ち、留学生の支援活動や、アジア諸国でのスタディツアー、インターンに参加。
「国際的」な活動に幅広く手を出す中で、アジアの共同体意識と地域協力の発展に寄与したいという思いが膨らみ、外務省に入省。中国課に配属され、2016年からは上海に赴任(留学)していた。2017年末で退職。

 

大学一年時、中国、韓国の学生たちとともに。

 

3年で憧れの舞台を(いったん)退いたのは、自分の理想を実現するためには、国家レベルでの駆け引きの前にまず、国民ひとりひとりの、中韓に対する意識を草の根から変えることが先決だと実感したからでした。

 

象徴的だったのは、2015年末に日韓政府が発表したいわゆる「慰安婦合意」です。

 

(この内容を見た韓国の人々がどういった反応をするか、国民はおろか政府の役人でさえ、十分に予測できていない。そしてまた、日本政府が「最終的かつ不可逆的に解決される」という文言に込めた想いを、想像力を持って受け止められる人々は韓国国内にそう多くないだろう……)

 

このとき私は、日韓間の「無理解」がいかに根深いものであるか、日韓関係がそもそものスタートラインに立ってさえいないことを実感させられました。これは、日中関係においても同じです。

 

日中韓が本当の意味で「隣人」になる、という私の理想を形にするためには、外交交渉以前に、すべての前提条件となる「相互理解」が必要です。相手の国の人たちは何を考えていて、どんな価値観を持っているのか。

 

実態も実感も伴わないイメージで語り合うのではなく、国民ひとりひとりが、中韓の人ときちんと触れ合い、相互理解に及べる環境を整備する必要がある。それも、今すぐに。それがなければ、東アジア共同体なんて夢のまた夢だ。外務省での仕事は、そのことに気づかせてくれました。

 

日本勤務の集大成として、G7サミット日本開催の企画運営に参加しました。


■春日井 萌 の場合

 

1991年生まれ。高校時代に1年間のアメリカ留学を経験。

その後、韓国の名門・延世大学に入学。東アジアの国際関係を専攻。日中韓や韓国国内の政治について勉強するうちに、「アジア」を強く意識。

卒業後しばらくベトナムの会社で勤務。しかし韓国を離れてみたことで、かえって自身と韓国との紐帯の強さを改めて意識するようになり、2017年再び韓国に戻り起業。

 

延世大学の卒業式にて。

 

もともと韓国に興味を持つようになったのは、高校時代の留学先での出来事がきっかけでした。現地で、親友と呼べるほど親しくなった韓国人の友人から、WBCでの日韓戦の結果を理由に突如絶縁を宣告されたのです。以来、日韓関係に関心が向き、韓国の大学に進学しました。

 

大学卒業後、ベトナムから韓国に戻ってからは、不動産関係の仕事をしています。主に、日本からの留学生を対象にお部屋探しのお手伝い(お部屋の選定から入居のお手伝い、その後のアフターフォローまで)をしています。

 

最近ではそれに付随して、家具の代行購入やインターネット開通サポート、銀行口座開設サポートなど、韓国での生活で不安に感じる部分について包括的に解決できるようなサービスも始めました。

 

ただ、これからは西山とタッグを組み、私がライフワークとしたい日中韓の関係改善ーー日本人にとっての中国人や韓国人(あるいはその逆)がより身近な存在になるような環境を作ることーーに本格的に取り組むべく、個人事業主という枠組みを超えて、新しい一歩を踏み出したいと思っています。

 

ベトナムで、職場の仲間とともに。

 

 

■二人で起業することになったわけ

 

もともとは2012年、西山がソウルでインターンをしていたとき、共通の友人の紹介で知り合い、意気投合しました。

 

その後、互いに別の仕事に就いてはいましたが、昨年(西山は上海、春日井はハノイにいたとき)、なんとなくノリで中国旅行へ。道中ゆっくり語り合う中で、「このままではいけない」と再び決意を共にし、一緒に事業を立ち上げることを決めました。

 

起業しようと決めたのも、雲南省の香格里拉(シャングリラ)という場所でした。

 


 

では、新しい会社で、何を目指すのか。詳しい事業内容については、新着情報で少しずつお伝えしていきますが……。

 

■大きなコンセプト

 

東アジアの人々が、お互いを「日常の中に普通にいる存在」として捉え、互いについて深く知ることができる機会を作っていくこと。

 

啓蒙的に上から押し付ける形ではなく、人々が「自然と」互いの国の人と触れ合ってしまう環境を作り出すことが必要だと考えています。

 

例えば、学校のクラスメイトに中国人がいる。同級生は韓国に就職した。我が子の保育園の先生は中国人……などなど。身近に中国・韓国の「知り合い」がいるだけで、イメージはまったく変わります。

 

そんな「触れ合い」を、ゆりかごから墓場まで、人生のあらゆるフェーズで起こせるように(子育て、教育、就職、旅行等)、私たちも事業のフィールドをあらゆる方向に広げていきたいと思っています。

 

上海で親しくなった友人たちは、一般的な「中国人」の印象をがらっと変えてくれるような人々でした。

 

■事業第一弾は……

 

夢は大きいですが、着実にステップを重ねていきます。第一弾として、まず韓国で、日本への人材教育・紹介ビジネスを展開します。


いま韓国は就職氷河期で、対する日本は人材不足に悩まされています。だからこそ、日系大手企業は韓国に進出しはじめ、少しずつ就職の間口は広がっています。

 

ただ、依然として韓国の学生が日本での就職にチャレンジするには、

①情報不足

②人的なネットワーク不足(就活ではOB訪問など縦の繋がり、同級生同士の情報交換など横の繋がりがモノをいいます)

③海を隔てた物理的な距離

など、いくつものハードルに阻まれています。

 

ソウルで開催した日本就職セミナーにて。

 

しかし現代は、インターネットや技術によってクリアできることも多いはずです。私たちは、IoT技術やこれまで培ってきた個人的なネットワークを駆使してこれらのハードルを下げ、韓国学生側にも日本企業側にも働きかけて、両者を繋いでいくような仕組みを作っていきます。


そして韓国の学生の中で、日本就職という選択肢が一つの主流となることを目指します。いずれはこのモデルを中国や日本にも広げ、三ヵ国の相互的な人材市場のネットワークを構築できればとも考えています。

 

先に述べたように、私たちが目指すのは生まれてから死ぬまでのあらゆる生活のフェーズで、日中韓が「混ざり合う」環境を作ることです。人材分野が軌道に乗れば、次は観光分野に力を入れたいと思っています。

 

手探りの中開催した日本就職セミナーには100名程が集まり、需要の高さを再確認しました。

 


 

最後に。今回、なんのためにクラウドファンディングに挑戦するのか。

 

株式会社「シャングリラ」はまだまだ立ち上がったばかりです。このたびのご支援は、事業を形にし、軌道に乗せるまでの当面(半年間)の資金として大切に使わせていただきます。

 

確かにお金それ自体は、自己資金や融資でまかなうこともできます。しかし今回一番大事にしたいのは、シャングリラの理念に賛同してくれる「仲間を集めること」です。

 

TBSの特集番組、「私たちの戦後70年談話」にて。


私たち二人の根底にあるのは、日中韓の人たちはもっと互いを分かり合い、連帯できるはずだという「希望」です。

 

というか本来、人間って東南アジアでも欧米でも、みんな「同じ」なのですが、とりわけ日本人にとって、東アジアの人たちは外見も言語も文化も近しくて(共通点が重層的で)、一番親近感を覚える存在であるはずです。実際、多国籍な集まりなどに行っても、なんだかんだアジア人同士がまず仲良くなりやすい傾向があると思います。

 

そんな、欧米の人以上に「近い」中韓の人たちと日本人とが、現実には連帯からほど遠い状況にあるのは、あまりに残念なことです。政治的・経済的な利害関係や、近い国同士だからこそ反目しあうということもあるのかもしれませんが、それにしても現状は、互いのことを知らなすぎます。

 

だからこそ、まずは私たちの思いの丈を知ってもらって、見守ってもらって、関心を持ってくれる人が増えるきっかけを作りたい。それがいつしか大きなうねりとなって、東アジアがより良い共同体となっていくことを強く願っています。

みなさま、応援のほど、よろしくお願いいたします!

 

決意新たに、東アジアの未来のため、全力で頑張ってまいります!

 

 

※我々の事業に興味をお持ちいただいた方は、下記の各種SNS、ウェブサイトも参照していただけたらと思います(人材関連事業)。

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